C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。車が無いので公共交通機関利用で粘っております。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

巴が淵、旗挙八幡宮、徳音寺

lovingcspot.hatenablog.com

 

義仲館を見終わったわけですが、宮ノ越駅の次の電車は2時間後(!)なので、余った時間で周辺の木曽義仲関係スポットを回りたいと思います。

 

 

まずは駅から徒歩20分くらいの距離にある、巴が淵。木曽川の流れる渓流。

木曽義仲に付き従って戦った女武者 巴御前は、この渓流に住む竜が人の姿に化身したものという伝説がある。そもそも巴御前って実在したのかどうか分からないけれど、ついにドラゴンと化してしまいました。

 

やたらコーンとか立札が出ているのは電線の工事中だったからです。

 

 

ちょっと辺鄙な場所にあるけれど、宮ノ越に寄る客人たちはよくここに立ち寄るそうです。景勝地的なノリですね。

橋の上に出て、渓流を眺めてみましょう。

 

 

川の水は澄んでいて、底の砂利が見通せます。かなり浅いので渓流遊びできそうだけれど、降りる階段は無いのでダメそうである。

流れが巴状に渦巻くことから「巴が淵」と名付けられたのだが、そんなクダを巻くこともなくスイスイ水は通っております。これ流量は少ない時だったのかな?もっとあるときなら、グルグル巴な光景が見られるのかもしれない。

 

以上、川でした(雑)

 

 

 

線路の西側にある県道259を通るのが、一番早くてアップダウンも無いと思います。

 

 

 

続いては木曽義仲以仁王の令旨を受けて、打倒平氏の兵をあげた旗挙八幡宮

宮ノ越駅~巴が淵の中間地点くらいにある。ただちょっと坂を上ることになります。

 

一旗揚げたい方は、ここに願掛けしてはどうでしょうか。まぁ義仲は負けちゃったけどね(てへぺろ

 

 

旗挙げ!八幡宮!なので規模が大きいのかと思いきや、結構こじんまりとしていた。写真にうつる範囲が境内の大半である。

ここには義仲の自宅もあったんですよね。土地の広さ的には2F建てコテージに、ガレージと庭が出来るくらいかな。緑の丘の素敵なおうち、キソバニアファミリー。

 

 

境内のケヤキは樹齢800年と言われ、義仲の時代には存在したかもしれない老木である。歴史の生き証人(証言は不可)

しかし加齢とともに弱まってきており、つっかえ棒をして幹を支えなきゃいけなくなってしまった。要介護状態である。

 

 

そんなわけで相続人が用意されております。老木から分かれたケヤキ2代目。準備万端だな。

にしても既に樹齢150年以上だそうな。彼が生きている間に木曽源氏が安倍政権を倒し、幕府を開く日は来るのでしょうか。

 

 

本殿はこちら。見事にシャットアウトされていて中が拝めないのが残念です。

もうお察しだと思いますが、巫女さんなど誰もいませんし、義仲と巴の恋愛おみくじなんてのもありません。よくある地域の社ってな感じ。

 

 

賽銭箱すら閉められていて、この小さな口から投与せよってのが斬新であった。ここあてに郵便送ったら、間違えて投与されそうである。

 

八幡宮おしまい。

 

 

 

 

 

最後に来たのは、義仲の菩提寺である徳音寺です。

駅から見て、義仲館のさらに向こう側にある。

 

入り口が分かりづらいので要注意。これのすぐ右に似たような通路があるのだけれど、それは民家です。間違えて家宅侵入しないように。

 

 

山門は18世紀に建てられたもので、木曽義仲の子孫が尾張藩に頼んで作ってもらった。シンプルで凛とした構えである。周囲には桜が植えられていて、春には参道が色鮮やかになり、カメラ小僧が増えそうです。

 

 

境内の御様子。

 

 

満面の笑みで馬にまたがっているのは幼少期の巴御前

さきほど見た巴が淵の渓流、馬に跨って飛び越えたという伝承が残っている。

なんでそんなことしたかというと、義仲が「俺のことを好きなら、この崖を飛び越えて向こう岸へ行ってみろ」と言ったから。人の心で遊ぶのは、やめようね。巴も笑っている場合じゃない。

 

 

渓流を飛び越えて反対側の岸に着地した際に、勢い余って馬の蹄が岩に突き刺さり穴が開いた。その岩を運んできて、ここに置いております。

 

上部に開いている穴がそれです。この穴に溜まった水で手を清め、巴御前の墓に祈念すると、なんとイボが治るそうな。最後だけやたら現実的な病名だな。痔は古今東西共通の悩みなのであろう。

 

 

こちらは「ええか観音」という。

あなたの生きざまは本当に大丈夫?ええか?ええのんか?と問うてくるそうな。そんなに追い詰めないでくれ(懇願)

なんで笑福亭鶴光はいってるのかは分かりません。オールナイトニッポン視聴者の観音様なのでしょう。

 

 

あとは最奥の木曽義仲巴御前のお墓を拝みます。

か・・階段が辛い・・。

 

 

巴御前のお墓。この人は義仲が戦死した後も生き残って福井県の方へ向かい、そこで死去した説があります。ほかにも富山・横須賀・上越などに巴の墓地とされる箇所があるそうな。そんなに何度も埋葬したら巴さんが可愛そうなので、ちょっとみんな落ち着いてほしい。

 

 

義仲の墓。この人も岐阜の義仲寺・木曽福島の興善寺に墓所があるので困ってしまうが、菩提寺としては弔うのが使命なのであろう。

 

 

なお、境内には宣公郷土館なる施設があって宝物などを飾っているらしいのだが、この日は開いてなかった。木曽の観光HPをいろいろ探すと「休館日なし」って記載されているけれど、こんな山奥で毎日営業しているわけがないじゃないか。

なのでどうしても資料館に行きたい方は事前の確認が必須です。

 

全部見終わりました。義仲館と合わせて(移動時間含め)2時間ちょっとってとこですかね。宮ノ越駅の周りは食べるところも殆ど無いので、時間には気を付けて回ってクレメンス。

 

おしまい