神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

三日月村

 

藪塚にある三日月村というテーマパークへ。

歴史民俗資料館のすぐ横に裏口があるので、ここから向かうことにする。

 

 

階段を登り始めると、いきなり気になる石碑がある。

「パイプ塚」?

 

 

矢印の方に行ってみると、あったパイプ塚。

 

 

巨大な石碑に色々書いてあるが、要約すると「タバコは文明社会の娯楽品であり、喫煙者に安らぎを与えてくれ、税金でも貢献してるし、最高や!」ということ。

 

んで、なぜパイプ”塚”なんですかね。

塚ってことは何かを供養しているんだと思うけど、特に建設理由について言及はなかった。

タバコに費やした健康と金でも供養しているのかな?

 

 

「タバコ有りて人生愉し」

楽しそうで何より(小並)

 

 

当然のように喫煙所もあるので、タバコを吸いながら石碑の前で思いをはせてください。

何に対してかは知らん。

 

 

パイプ塚を放って、本来の目的地へ。

 

 

思いっきり後ろ墓地なんですけど。

冬の殺風景と相まって、夜には来たくないところですね。

 

 

看板に導かれるように進む。

 

 

ここが裏門のようである。

 

 

案内が貼られているが、ぜんぶ手描き。

うーむ、香ばしい気配が漂ってますねぇ。

 

 

入村料、大人648円。

なんだその細かさは!

確かに600円に対して消費税8%載せたらそうなるけれども。

 

むしろ1円玉のお釣り大量に用意しないといけないから、三日月村さんサイドの負担を増やしているだけでは(名推理)

 

 

門をくぐったものの、村の本体はまだ先にあるようです。

 

 

んで道中でくわした建物がこれ。

なにこの廃墟。

 

 

近づいて見てみると、飲食店チックな看板が。

どうみても営業はしていない。

もう放棄されてから何年か経っているのではないか。

 

 

側面から見た図。

いちおう物は置いてあるので、倉庫か何かとして機能はしているのかもしれない。

 

 

煮売屋。

おでんでも売っていたのかな?

 

 

トイレが裏にあるのだが、案内がやたら多い。

 

 

手前の木にも貼ってある。

そんなに無くても分かりますって。

 

 

その近くには、これまた謎の看板があるし。

不可思議土蔵?

怪異現洞?

怪異現”象”と掛けてるのかしら。

 

 

 

道の先にトンネルがあるのだが、怪異現洞ってこれのこと?

怪異が起こるような洞を通らないと、三日月村へは辿り着けないのかしら。

どういうテーマなのよ・・

 

 

ここにもトイレって案内が出てる。

そんなにこの付近で漏らす人が多発したのだろうか。

 

 

怪しいトンネル内は特に何も起こらず、地上へ。

 

 

またご案内が出てますが、どこまでも手描きですね。

経営状況がたいへん心配になる。

 

 

ようやくたどり着きました、三日月村

しかしこれは・・

 

 

建物のボロさ加減・人の無さ・更にどんよりした天候と、まるで打ち捨てられた廃村である。

SIRENに出てきそうだな。

 

 

今さら説明だが、三日月村は小説&ドラマ『木枯し紋次郎』の世界をテーマとして1970年代にオープンした(細かい年は知らん)

主人公である木枯し紋次郎は「上州新田郡三日月村の出身」ということになっており、その新田郡にある藪塚本町が誘致したもの。

 

 

昔はそれなりに来客があったのだろうが、テーマパークも経営難で閉園が相次ぐ時代だし、見ての通り厳しい状況なのは間違いない。

 

このゾーンは飲食店らしき建物が幾つかあるのだが、見事にシャットダウンしている。

 

 

何はともあれ、入村料を払う。

648円なので、650円出して、2円のお釣り。

やっぱりどう考えても不便である。2円のお釣り要らないって。

 

そして村内の通貨は「文」である。

1文=100円。

文の価値たかいなー、下手するとドルに勝つんじゃない(棒)

 

 

お土産屋。

村内で買い物をするには、いちいち受付で”両替”をする必要があり、現金精算は原則できないルール。

面倒だな(直球)

 

 

しかし色々な意味で期待大である。

まずは手前の神社へ。

 

 

特段変わった様子はないが、後ろにある小屋は割と崩壊寸前である。

 

 

絵馬もそこそこ吊るされてるが、絵馬自体の質のせいなのか、年月が経っているからなのか、外側の面がベロンベロンにめくれている。

こんな絵馬みたことない(困惑)

 

 

これは「居付き茶屋」。

経営者一家が居住しつつ、茶屋をやっているので「居付き」と言われている。

 

茶屋と言えば看板娘な気がするのだが、案内板によると、居付き茶屋では経営者の妻や娘が店番をすることは禁じられていたらしい。

客によるヨイデハナイカ~を防ぐためだろうか。

 

 

しかし茶屋の中に入ると、思いっきり女性いますが。

書いてることとやってることが全然あってないんだよなぁ(白目)

 

 

娘さん、手にはキセルを持っている。

もしや、さっきのパイプ塚ネタってまだ続いてるのかしら。

 

そして建物内が薄暗いことや村内の過疎っぷりを鑑みると、この娘さんがやってるのはただのタバコでは無い気が・・

 

 

ここは一応ファミリー向け施設なので、そういう怪しい設定は無いと思いますが。

と言いつつ、ファミリーでここに来るのは結構なチャレンジになるし、カップルは信頼関係次第ではそのままフェードアウトの可能性もあるでしょう。

 

囲炉裏のやかんも、もはや囲炉裏と一体化している。

 

 

 

建物から出ると、水車小屋。

飛騨高山の職人にわざわざ依頼したもので、釘を一本も使わない高度な技法で製作された模様。

開業当時はマネーがあったんですねぇ。

 

 

 

2F建ての建物があるぞ。

そして誰かが顔を出している。

 

 

ここは旅籠の様です。

2Fから乗り出しているのはモロにマネキンではあるが、ここまで従業員以外の人類を見ていないので、本物の人かと最初思ってしまった。

 

 

 

旅籠を逆側から見た図。

 

 

さっきからこうやって、ちゃんと説明書きは付いてるんですよね。

江戸の世界観を真剣に作ろうとしてた形跡はうかがえる。

 

 

しかし厩舎に居る馬はとんでもないパチモン臭がやばい。

目が適当すぎる。

 

 

 

旅籠の中では男女が怪しいプレイをしているので、ちょっと見たらそそくさと立ち去りましょう。

なお内部には入れません。

2Fになんて上がったら、きっと床が抜けてしまうだろう(確信)

 

 

集落っぽいゾーンから離れて、林道っぽくなった。

 

 

ガードレール代わりに木柵が設置されているんだが、木柵自体が老朽化してボロボロ。

哀愁漂うなあ。

 

 

これは炭焼き小屋で、炭を製造するところ。

この窯も、専門の職人に作ってもらったそうな。

 

 

こちらの家は、木枯し紋次郎さんの実家だそうです。

 

 

おや、誰かいるぞ。

 

 

誰だか分かりませんが、たぶん木枯し紋次郎さんなんでしょう。

帰省中のところすみませんね。

 

 

自己紹介を実家の障子にデカデカと書いている。

ちょっと最後の方、あやうくスペース足りなくなるところだったが、要は20年ぶりの帰省らしい。

 

 

もっともご家族は誰もいないようですが。

それでも案外ととのっていますね。

 

 

と思ったけど、壁とか穴あき放題だった。

上州の冬はこれだと(絶対)死ぬ

 

 

掘っ立て小屋かと思ったら、「立場」という臨時の休憩所であった。

 

 

だが中を見ると、とても休める状態ではなさそうですね。

せめて用具小屋かと思ったが、それ以前だった。

 

 

階段をのぼっていきます。

 

 

「見返り峠」という地点に着たので、振り返って見たのですが、笹や雑草に覆われて何も見えませんな。

これ冬だから良いけど、夏場はやばそう。虫的な意味で。

 

 

登り終えました。

ここは「おもしろ不可思議ゾーン」となっており、子供向けのからくり屋敷など3種類のアトラクションがある。

 

それら、まさかの別料金。

アトラクション自由利用ができるフリーパスは大人1620円であり、個別課金だとカラクリ屋敷は1回500円となっている。

ソシャゲー並みの高価格だな。

 

なお入門ゲート付近に張り紙が出ていた「不可思議土蔵」と「怪奇現洞」もアトラクションだったと知る。

 

 

残念ながら課金するほどの気力は持ち合わせていないのでスルー。

一方、こちらの「木枯し紋次郎記念館」は無課金で入れます。

 

 

記念館には「かかわりーな」と名称が付けられております。

木枯し紋次郎のセリフ「あっしとは関わりのないことでござんす」から来ている。

 

「関わり無い」と言われているのに、記念館を立ててしまうとは、木枯し紋次郎さんの意向に沿わないことを三日月村はやってますね(迫真)

 

 

とりあえず入ります。

入口ゾーンは囲炉裏があるだけ。

 

 

展示室へ進む。

 

 

作者である笹沢左保の著作ずらずら。

残念だが一冊も分らんのだ、悪いな。

 

 

こちらは直筆の原稿があるようです。

 

 

字うっすいなぁ!

もともと字が薄い人なのか、経年劣化か、慢心・保存環境のちがい。

 

 

映像で木枯し紋次郎さんの戦闘シーンが流されております。

 

 

敵を叩き斬ったあとの紋次郎さん。

これはドラマ版かと思うのだが、主演の人は撮影のため毎日竹藪に連れていかれたり、崖から落ちてアキレス腱断裂するなど過酷な目にあっている。

 

 

映画版は(故)菅原文太が出演していた。

菅原もそうだが、笹沢先生もグラサンでヤーさん感だしてますね。

 

 

衣装グッズ。

 

 

なんだこのキャラは。

 

 

笹沢先生のお写真。

 

 

こちらが書斎だそうですが、ずいぶんこじんまりとしているようで。

 

 

そういえば三日月村の開園にあたり、笹沢先生は「江戸の町を再現したい」と渋めのものを希望していたようなのだが、出来上がったものはアトラクションもあるファミリー向けテーマパークだったので、ご要望をスルーされてガッカリしたかもしれない。

 

さらに園内は道を未舗装にして江戸っぽい雰囲気を出していたのだが、来客から「雨の日にぬかるんで靴が汚れる」とクレームがあったので、アスファルト舗装された(脱力感)

 

 

お気に入りのバーを再現したとかどうとか。

 

 

これフラッシュ焚いてます。

実際のこのゾーンは真っ暗で全然みえません。

 

 

となりには映像ルームがあるんだけど、TVに思いっきり幕が垂らされてて、どうみても映像がはじまる気配はありません。

さっきのバーといい、電気は節約中なんですかね。

 

 

この通路を通れば入口に戻るので、記念館はおしまい。

 

 

そして出口近くへ到着。

もっとも裏口から来てしまったので、本来の入り口はこちらなわけですが。

 

 

ここにある茶店は数少ない生存店で、ダンゴとかならあります。

私は「群馬県民以外が食べると死ぬ」という焼きまんじゅうを食べました。

 

 

茶店内にアイルーみたいな化け物が居たんだけど、なんなんすかね。

みそおでん?

 

 

というわけでした。

しかし土日に行ったんだけど、他の客は数人しか見なかったな。

この感じでは冗談抜きで経営的にいつまでもつか怪しいので、気になる人は今のうちに訪問しよう。

 

まぁ仮に潰れても、あっしには関係のないことでござんす(どや顔)

 

 

 

ところで、このキャラ。

 

 

これに似てるよなぁ・・

 

 

以上。

 

【交通手段】藪塚駅から徒歩15分

【入村料】648円

【混雑度】★★(他に2~3人)

【滞在時間】90分

【URL】

www.mikazukimura.com