C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

小布施町歴史民俗資料館

 

小布施町の歴史民俗資料館に来ました。

 

 

案内板があるんだが、もはやその文字が見えないレベルで開館アピールをする貼り紙がされている。

 

 

小学校だった建物を利用しているそうです。

土日のみの開館で、入館料は100円。

 

 

 

古墳の石室の模型があるぞ。

 

 

古墳と言われなければ、下水の取水口と間違えそうである。

 

 

 

入館します。

 

 

外観から予想していたとおりの、レトロな内装である。

 

 

これが小学校の模型。けっこう大きな学校である。

このうち一部分だけを資料館として残し、あとは解体された。

 

 

まずは入口から見て右奥の部屋から見ていく。

 

 

お決まりの石器たち。

この辺りでは古墳が多いため、古代から人が住んでいたようだ。

 

 

 

石器時代を描いた絵。

 

 

こっちも同様の絵だが、だいぶ落差があるようで。

 

 

 

石器の次は、いきなり理科の実験道具。

とりあえず残っていたものを手当たり次第に展示している感があり、雑食的でとても良い。

 

 

実験道具の次は、これまた唐突に亀。

 

 

 

んで亀の下には、猿の白骨。

 

資料館の解説員いわく「子供がこれを見て、よく泣く」とのこと。

トラウマを植え付けるのは止めてクレッセントムーン。

 

 

キツネとタヌキも剥製化されております。

 

 

これも発掘されたのかな?

 

 

廊下。とにかくいろいろ敷き詰められている。

 

 

いつのだか分からないが、文芸春秋

 

 

なんと付録で赤紙がついております。

 

 

軍服。

 

 

某国の方がみたら即座に怒り出す日章旗

 

 

江戸時代の頃のカゴだろうか。

 

 

その他、戦争前後の品物を多種そろえております。

 

1Fのもう一つの部屋は、音楽室。

 

 

ピアノがあります。

解説員いわく「自由に弾いてよい」とのこと。

というか、解説員自ら弾いていた。

 

 

 

ペルシャじゅうたん。

なぜ音楽室に?

 

 

 

メイドインチャイナではありません、れっきとしたペルシャ製です。

解説員が中東に赴任していた頃に買ったものだそうです。

あんたの私物かい。

 

(明治時代の頃の教科書)

 

このとき他に観覧者が居なかったので、解説員がほぼマンツーマンで私に展示内容を説明してくれていたのである。

この小学校の卒業生であり、教員をやっていたお爺さん。

 

 

 

江戸時代の辞書。よくゴミと間違えられて捨てられなかったな。

 

 

学校だった頃のお写真。

 

 

林柳波の写真。「う~み~は~ひろい~な~」の作詞者である。

戦時中は小布施町疎開し、公民館長をやったり学校の校歌を作ったりしていた。

 

 

 

2Fへつづく廊下。

 

 

瓦ごろごろ。

 

 

民具の体験もできるようです。

 

 

観覧者に掃除をさせる画期的な企画。

 

 

2Fへあがった。

 

 

これでもかというくらい、農具や民具の類が並べられている。

 

 

 

薬屋の看板。けっこうな数の店舗があったのだろうか。

 

 

良い薬屋の条件。誰がこれ書いたのだろう。

 

 

お座敷。

 

 

このへんはラジオ。よくこれだけ集めたな。

 

 

 

まぁ集めたというか、使われなくなった道具を体よく引き受けさせる場だったのかもしれない。

 

 

もはや農具は展示というより放られているようである。

 

 

天井を見ると、なぜか紋様が付けられている換気口。

 

 

2Fもおしまい。

 

以上。

 

 

【交通手段】小布施駅から徒歩15分

【入館料】100円

【滞在時間】30分

【混雑度】★(誰もいない)

【URL】

www.town.obuse.nagano.jp