神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

消防博物館

 

東京消防庁のやっている博物館です。

このときは地上から入館したけど、四谷三丁目駅の2番出口が地下から直結しており、そちらからも入ることが出来る。便利やね。

 

このビル意外と高さがあるのですよ。10F建て+地下フロアだったかな。

そのうち7フロアが博物館部分となっている。すごい規模。

そんなに大きくしてくれなくてもいいのよ?(疲れそう)

 

 

入館は無料だけれど、受付で入館証が配られるので身につけましょう。

ビル内には消防庁の施設もあるので、侵入者と区別をつけるためと思われる。

 

 

さて受付横にはいきなりデカデカとヘリコプターくんが居り、ど派手なお出迎えをしてくれる。1982年まで使われていたものだそうです。

現在のヘリは後で見られますが、それと比べると胴体が太く威圧感がある。軍用機っぽいな。

 

 

地下1Fに降りると、過去の消防・救急車両のオンパレードです。

これは1996年まで使われたもの。

車内へ入れないのが残念ですが、下記の通り日にち限定で公開している模様。

 

(公式HPより 東京消防庁<防災館・博物館><消防博物館><消防博物館だより>

 

こんな感じで情報が公式HPに載ってます。

撮影された写真はポストカードにしてくれるそうです。うーむ、写真だけ撮れれば良いので他のサービスは要らんのだが。日光江戸村みたいなことしてるな。

 

 

古い救急車は模型で置かれています。1936年に導入されたもの。

当時の東京では年間2万件以上の交通事故があったので救急車導入は急務だったのだが、予算が無かったので慈善団体に寄付してもらったという大変情けない歴史がある。

 

 

こちらは1924年に導入された初期の消防車で、1946年まで使用された。

長いし前方がSLみたいにゴツいので、消火というよりブルース・ウィリスが乗って敵のアジトに頭からダイハードしそうである。

 

 

ハシゴ伸ばすと到底1フロアでは収まらないので、天井ぶち抜いて上の階まで轟かせております。

ベンツ製。1955~1975まで活動。

 

 

リモート操作用マシーンです。

障害物があったり煙幕で危険な現場に突入されられて情報収集、消火もできる優れモノ。だが見た目が安っぽいので、デパートの屋上にある遊具と間違われそうなのが不憫である。

 

ここまでが地下1F。

次はエレベーターで5Fまで上がります。

 

 

ここからは消防の歴史を扱っています。本格的な消防組織が作られた江戸時代から。

1657年に「明暦の大火」で江戸一帯がチャコールグレーにされてしまったのを受け、翌年に旗本を中心として「定火消し(じょうびけし)」が発足、江戸の町を火事から守ることになる。

 

しかし武家からなる定火消しは自分たちの屋敷は守っても庶民の生活区域で発生した火事は知らんぷりしたので、相変わらず江戸の町は頻繁に炎上していた。

なので1718年に徳川吉宗の主導で、町人による消防組織「町火消」を創設したわけ。

 

 

これで誕生したのが主に山の手の内側を担当する「いろは48組」と、本所・深川で16組。計64組の町火消

それぞれの旗印は個性的なシルエットで、ずらーっと展示されていて壮観です。

 

 

め組はこれ。運動会の玉入れかな?用途が複数あるのは無駄が無くて良いと思います。

担当区域は現在の新橋あたりのようです。

粋なこと(火事)起こりそうだぜ めッ!

 

 

大名や旗本が付けていた火事用の兜。

火消しに任じられた彼らは、最初のうち戦国時代に使っていた兜を被って火事現場に向かっていたのだが、重くて邪魔だから嫌になりました(こなみ)

それでこうして火事用の軽いのを拵えたんだとさ。

 

あんたらその重い兜つけて戦場走ってたんじゃないのかと思うのだが、定火消しが創設された1658年頃はもう戦なんて無いでしょうからね。戦争を知らない世代。

 

 

火消しに向かう大名行列。悠長だなぁ。

火事なんだからもっと慌てなさいよ(焦燥)

 

 

そんなんだから消化が間に合わず、江戸の町は魔王により焼かれてしまいました(完)

火事の様子を表すジオラマですが、類焼を防ぐために家々が容赦なく打ち壊されて、建物の残骸というより段ボールと化してますね。

 

 

このフロアには屋外展示場があって、消防ヘリ「かもめ」が置かれているのです。

お子様たちに大人気なので、内部に入るには長い行列。私は諦めました(貧弱)

 

(公式HPより。東京消防庁<航空隊><ヘリコプター><かもめ>

 

正面から写真を撮るスペースもなかったので結局どんな姿か分からなかったから、公式HPを参照。

エントランスにあったものより格段にスマートで機動性がありそうですね。

 

 

4Fに降りて、ここは明治以降の消防。

消防ポンプの牽引役として馬が登場しました。

消火精度や速度があがったので、周辺の家をいちいち木っ端微塵にしなくてよくなりましたね。

 

 

消防現場で働く皆さんのジオラマ

 

 

隊長っぽい人が指示出してますが、顔前面にスカーフ巻いてます。ムスリムの方かな?

 

 

近代らしくバイクも登場しました。ホンダ製だったかな。ゴリゴリだぜ。

 

 

最後のフロアです。3F。

降りてくるとまず見えるのは、街並みのジオラマ。平和だねぇ。

 

 

そんな平和な日常もあっさり火事の魔の手にかかるのでした。

ジオラマの上に救急車や消防車が登場して、ついでに救出アニメも流れるよ。

手が込んでるねぇ。

 

 

このフロアは完全にお子様向けですね。

消防士になろう体験ゲームは大人気で、これまた行列をなしていた。

セットも巨大でスケールがあるぶん楽しそうである。

 

 

アンパンマンのモブキャラみたいなこれは東京消防庁のキャラだそうです。

アニメが流れており、彼が活躍しているのかどうか知りませんが、お姿は眺められるようです。

 

 

あとは消防の道具も紹介してますので、ゲームやアニメだけじゃなく見てくれよな!

まぁ案の定このへん誰もいなかったけれど。

 

 

中には触れる道具もあるのでお楽しみください。

これはエンジンカッターで、現場の障害物をばきばき切り倒していくものです。

13kgあるとのことだが、持ってみるとそれより遥かに重い気がしたなぁ。

消防隊員のキン肉マンっぷりが分かるようになっております。

 

 

そんなんでした。

おしまい。

 

【交通手段】四谷三丁目駅2番出口から直結

【入場料】無料

【滞在時間】90分

【混雑度】★★★★(すぐ横に人)

【URL】

www.tfd.metro.tokyo.jp

 

 

東京おもちゃ美術館

 

四谷三丁目駅から徒歩10分弱で、おもちゃだらけの美術館に行くことができる。

美術館といっても、おもちゃの展示があったり、そのおもちゃで遊べるようになっているなど、規模の大きい子供の遊び場な感じですな。

 

 

行ったのが8月だったので、夏休み期間で大賑わいだ。

ほとんどが小学校低学年以下のお子様連れですね。

あちらこちらで騒ぎ声・泣き声・親の叱る声が轟いています。

 

 

フロアは2つ、各階に展示室が3~4つあり、至る所におもちゃや遊具が置かれていて、もうお子様大はしゃぎでそれらに飛びついている。

 

写真がオレンジ色になっているのは部屋の照明がそうだったからであり、あとカメラの設定の仕方を間違えたからで、私のせいではありません(泡を吹きながら)

 

 

まぁこれだけおもちゃが並びまくっていて「好きに遊んでいい」と言われたら、喜んで手あたり次第さわりに行きますわな。

何十種類も棚に陳列され、中には「グッド・トイ」というオモチャ専門家と消費者が選んだ「このオモチャがすごい令和元年」的なものもあって、高品質で揃えております。

 

私だって一緒に大騒ぎしたいくらいだが新宿警察署のお世話になりそうなので止めておきます。

 

 

ただしムーミンとは遊べないようです。

汚い手で私に触るな!高等種族なのだ。

彼と遊びたい人は、埼玉に出来たムーミンパークに行きましょう。

 

 

展示の種類はさまざま。

手に取って触るオモチャだけでなく、壁やテーブルに据え付けられたサイズの大きいものもあれば・・

 

 

もう一部屋まるまるアスレチックにされてたりします。

小さいキッチンやお店を模したゾーンもあって、普段より精度の高いおままごと・お店ごっこも可能です。

先ほどから木材を利用した遊具・玩具が多いが、暖かみや手触りの感触が良いところを体験して貰おうという意図がある気がしますね。

 

なにより木材玩具って高いから、普段なかなか触れないんじゃないかね。

ここでお子様たちに木の良さを覚えてもらって「(今までのプラスチック製の)遊びは終わりだ」「木材であらぬものはオモチャにあらず」と親御さんに木製をねだらせる、販促効果があると思います(キリッ)

 

 

お茶室まであって、茶飲みの体験までやっていた。

日本伝統をこうして覚えてもらいましょう。

ただ体験モノは夏休み限定の様子です。

 

 

いちおう美術館らしく昔の道具の展示もしてあるんだけれど、このコーナーだけ人が居なくてすいていた。まぁこういうのに興味を持つお子様のほうが少数よね。

係員の爺ちゃんも「ここには誰も来ないよ・・」とボソッと呟いていた。

よって人混みに疲れた大人の休憩所と化しています。

 

 

ここはボードゲームやオセロなど盤上ゲームが並んでいて、自由に遊べます。

難易度の高いものもあって、子供だけでなく大人もドはまりできるよ。お子様そっちのけで熱中するお父さんが続出しており、あとで母親に怒られるでしょう。

 

 

小型の木製エアホッケー

 

 

懐かしのサッカーゲームもある。

楽しそうだなぁ。

 

 

・・って、これだけ課金制かい!

よほど人気が出てしまって、課金にしないと大行列でも出来てしまうのだろうか。

実際これで遊んでいる人もいたので、収入獲得要素にはなりそうである。

メンテ費用のほうが掛かるかもしれんが。

 

 

最後にお土産ショップです。

今日あそんだオモチャで楽しかった物を買いたいお子様が続出しますが、そんな子供の手をぐいぐい引っ張って出口へ向かわせる母親が多いとか(?)

 

 

本格キッチンセットは7,000円。

思ったよりは安価かな。万は超すと思ってた。

 

 

外国のオモチャ帽子みたいですけど、被せられた側はなんだかイジメられているように見えるな。ウ〇コマン呼ばわりされそう(低学年)

どうしてこの形にしましたかね外国企業。WTO訴訟不可避。

 

おしまい

 

【交通手段】四谷三丁目駅から徒歩10分

【入館料】800円

【混雑度】★★★★(すぐ横に人)

【滞在時間】60分

【URL】

goodtoy.org

 

貞享義民記念館

 

信州は江戸時代で最も一揆の多かった地方と言われているらしい。

物言う百姓たち。

言っても言わなくても侍たちに虐待されること甚だしいのだから、たまには一揆くらいしたっていいじゃない。

 

そんな信州でも最大規模の騒動である「貞享騒動」について扱っているのが、こちらの資料館です。

 

 

入館するとまずはシアターに通されます。

貞享騒動について資料館訪問前に知識を持っている人はウナギ並みに希少だと思われるので、ここで概要の映像を眺めるのだ。

 

 

このムービーかなり本格的で、舞台に人形や小道具が出現したり、照明が色んなパターンあって妙に緊張感を持たせてくる。ほら、松本城が燃えてますよ(実際の騒動では燃えていません。イメージです)

 

騒動が起こったのは1686年のこと。

松本藩主が年貢を7公3民というボッタくり価格に引き上げたので、不満どころか生命の危機感すら抱いたここ中萱の百姓たちが減額を請願したのが始まり。

その動きに刺激されて他の村の百姓も立ち上がり、巨大な群衆となって松本城周辺に押し寄せたのだ。

その数1万人とも言われるが、デモ主催者発表の数字は過大すぎるのが中国では常識なので、1000人くらいだったかもしれない。とにかくいっぱい、いっぱいです(適当)

 

 

展示室です。レッドカーペットでおしゃれな雰囲気を出しているけれど冷房は効いていないので夏場は時間との戦いである。

 

この松本藩の藩主は水野家といい徳川家康の従弟の血筋にあたるのだけれど、まぁボンクラぞろいだ。

水野家松本藩2代目の忠職は、幕府の軍役や日光護衛で支出が増大していたにも関わらず、寺院や御殿を建てるなど更なる浪費をしたので財政は火の車。

3代目忠直も同様に寺の造営・日常的な豪遊など散財しまくり、そこに飢饉も重なったので火の車どころか火山になってしまった。

そこへきての7公3民は誰しも「ざわっざわっ」である。

 

 

百姓のリーダーは多田加助という人物。苗字ついてるし、本人の持っていた刀まで展示されており、なかなか身分の高い郷士といえる。

彼らは「7公3民から5公5民まで下げろ(幕府の直轄領では5:5だった)」と訴え。

大量の農民が押し寄せてきたのを見て、松本藩側は慌てふためき、「とりあえず6公4民で」という回答を出した。

 

これで多くの農民が納得してしまいお家へ帰ったのだが、加助ら一行は「5公5民でないと筋が通らない」としてデモ活動を続行。

別に松本空港とか天安門広場を占拠してないけど、藩もイヤになったのか「要求を認める」と答え、加助らは喜んで撤退し地元に戻ったのでしたとさ。

 

しかしこれは罠だったのだ(じゃじゃーん)

 

(加助らが眠る「義民塚」の写真。死んでしまったがな)

 

1か月後に藩の役人が突如現れて、加助ら首謀者たちを捕縛していった。

「5公5民にする」というのは彼らを城下から追い払うための嘘で、地元に戻って油断しているところを一網打尽にする計画。

松本藩きたない。失望しました、長野市のファンになります。

 

そして加助ら28名は処刑されてしまいましたとさ。ちゃんちゃん(完)

あれ、いつ一揆のバトルシーンが来るのかと思っていたのに、終わっちゃったよ。

 

 

いえ、まだまだ加助たちの夏は終わりません。

そのあとの松本藩だが、加助を処刑させた3代目は長生きしたものの、4代目と5代目が若くして死去し、6代目に至ってはウルトラバカで放蕩の限りを尽くした挙句に江戸城で抜刀して現行犯逮捕となり、所領没収。

地元では「加助様の呪いじゃあ!」と大盛り上がりになり、神格化されて仏像が作られたり、

 

 

阿弥陀様みたいな姿になって掛け軸に書かれたりしましたとさ。

松本では加助の掛け軸を飾る習慣が昭和期まであり、もしかしたら現在でも行われているかもしれないが、地域振興の一端を担うまでに至った模様。

 

 

それどころか加助、銀幕デビューまでしてるぞ。戦前、騒動を題材に映画ができたのだ。すごいなあ、騒動って起こしてみるもんやね(違う)

なお肝心の映画フィルムはどこかに行ってしまって、今では見られないようです。

 

 

さらには演歌にまでなってしまった。

媒体はCDどころかカセットテープのようです。

ついには紅白にまででるのか、加助。次はハリウッドだな。

 

 

この騒動に参加した村としていない村の一覧があって笑ってしまった。

参加していない村、つるし上げられてるじゃないか!

オレンジが参加した村です。青は政府の犬です。

 

 

そんな感じの加助ワールドでしたが、どう見たって関係なさそうなグルグルが天井ぶち抜いていて、展示よりもこちらの方が気になって仕方ありません。

「義勇貫天」という言葉から来ていて、加助の義は天をも貫くみたいなノリかと思われます。

加助は神様仏様だからね、天井抜くくらいわけないんですよ。

 

 

展示室おしまいです。

庭があっていい感じに日影が出来ているので、風が吹くと涼しいのだ。

 

 

湧き水でしょうか。

良いですねぇ。

 

 

飲み水ではないようですが、「飲みたきゃ自己責任で飲め」と飲用を禁止していないところが不思議ですね。

私は一度こういう系の水をのんで、1週間胃腸炎で死にかけたことがあるので止めておきます。

 

おしまい。

 

 

帰る途中に花畑を通ったのだが、「加助さま フラワーガーデン」という名前だった。

加助さまはお花畑になったんじゃ。

 

 

【交通手段】中萱駅から徒歩10分

【入館料】300円

【混雑度】★(誰もいない)

【滞在時間】40分

【URL】

www.city.azumino.nagano.jp

 

桔梗ヶ原ワイナリー巡り2(五一ワイン・信濃ワイン)

lovingcspot.hatenablog.com

 

これの後編です。

2つのワイナリーに行って試飲したけれど、飲み足りないのであと2つ行きます。

 

 

最初に行った井筒ワインの斜め前にあるのが五一ワイン(林農園)。

都内の店でもサーブされているほどの醸造所だが、桔梗ヶ原のワイナリーはどこも控えめな経営で、建物も可愛らしくこじんまりとしている。

 

 

店内のご様子。

醸造所の見学は出来ませんので、無料の試飲を楽しむこととなります。

 

 

銘柄は赤白それぞれ5~6種類くらいかな。

ただ他のワイナリーではメルローやマスカットベリーAなど定番ブドウで占められていたのに対して、爽やかな酸味と甘みのセイベルや、胡椒味がパンチ効いてて果実感の強いシラーなど品種にバリエーションがあって、下手すると無限に飲んでしまうので店の空気と肝臓に気を付けられたい。

 

 

飲めない人および酔い覚まし用のジュースもあります。

 

 

醸造所は見られないが、ブドウ農園は見学できるのだ。

売店の裏手一面に広がっている。

 

 

シャルドネです。

当たり前ですがブドウ狩りではないので、摘まんで食べたりは出来ません。

食べるにしても生食用じゃないブドウは美味しくないんじゃなかろうか。

 

 

ピノ・ノワール

光が当たっているので明るめに見えるが、実物はかなり黒に近い青です。ノワール(黒)の名前通り。

でもワインの味はライトで甘めというギャップ。強面のオッサンがイチゴミルク飲んでる感ある。

 

 

メルロー一帯。

桔梗ヶ原といえばメルローと言われるだけあって、どこのワイナリーでもメルローは主力とされている。気候に適応できたんでしょうね。

 

 

メルローのアップ。

すごく・・おおきいです。

 

五一ワインおしまい。

 

 

最後に信濃ワインに寄りますが、これまで行った3つのワイナリーからは徒歩15分くらい離れている。しかも途中で結構急な坂があるので、塩尻駅方面に戻るときは苦労すると思う。

9月土日限定の無料シャトルは、井筒ワイン目の前の停留所から信濃ワインまで運んでくれるので、大変グッジョブ。感動しました、塩尻市のファンになります。

 

 

地下にワインセラーがあって見学できるのだ。

 

 

そのセラーへ続く階段ですが暗いうえに壁面が年代物になっているので、ワインを見に行くというよりただのホラゲー世界になっております。夜に来たくないな。

 

残念ながら内部は大事なワインを寝かせていますので、撮影禁止です。

というか、セラーの中もかなり暗かったので、いずれろくな写真は撮れなかったと思われ。

 

あと特徴的なのは、ワインにクラシック音楽聞かせてるのよね。

飲んだ人間も気分がよくなってセルフオペラをやりだすかもしれません。

 

 

試飲もできます。無料。

種類は赤白それぞれ3種類程度。品種は定番ものが多かったかな。

 

というわけで桔梗ヶ原にあるワイナリーのうち一般見学ができる4つの醸造所を回ったのでした。

シャトルバスめっちゃ便利やね。来年もやってほしい。

 

おしまい

 

【交通手段】塩尻駅からシャトルバス10分(9月土日限定)、もしくは徒歩20分。信濃ワインはさらに+5分と+15分。

【入場料】無料

【混雑度】★★★(ちらほら)

【滞在時間】五一は30分、信濃は15分

【URL】

www.goichiwine.co.jp

 

www.sinanowine.co.jp

 

 

桔梗ヶ原ワイナリー巡り1(井筒ワイン・シャトーメルシャン)

塩尻市のポスター。【期間限定】桔梗ヶ原ワインバレー行き無料シャトルバス運行!

 

塩尻の桔梗ヶ原という地域にワイナリーが15個くらい並んでいて一大産地になってるんですけど、塩尻駅から歩くと20分以上という悪アクセスなんですよね。

車で行くと試飲できないし・・と絶望していた酒飲みたちのために塩尻市が無料シャトルバスを運行しているのだ。

9月の土日限定ですがね。去年もやっていたらしいので毎年恒例イベントとして続けてほしいところ。

 

(ワイナリーの一覧)

 

ワイナリー自体は数多いんだけれど、家族経営や小規模なところも結構あり、見学受け入れをしているのは一部だけ。

井筒・五一・メルシャン・信濃の4蔵です。

今回はそれらを回りました。

 

ところで家族経営ながら高品質なワインを製造している蔵も結構あって、kidoワイナリーというところはあまりにも人気が出すぎ、購入権を抽選で決めているレベルである。

さすがにプレミアム化しすぎじゃないですかね、きっと中国人の転売ヤーが居るに違いない(偏見)

 

 

塩尻駅からシャトルバスで10分弱、最初の拠点・井筒ワインに到着です。

なお隣には五一・メルシャンと計3つのワイナリーがある。

ハシゴしやすくていいね。

 

 

井筒ワインはスーパーや酒屋で見かけられるくらい流通しているのだが、施設の見掛けからしても経営規模はさほど大きくはなさそうだ。

ワイナリー見学は受け付けていないので、ショップうろつきをお楽しみください。

 

 

その分、試飲はかなり充実しています。

ボトルが冷蔵庫の中にあるので、勝手にとって飲めというスタイル。

もちろん量はお好みです。

 

白ワイン+ロゼワインだけで10種類近くあるな

 

 

赤ワインも10種類くらいあります。

これは全部試すのに骨が折れそうですね(笑顔)

 

 

ドライバーやお酒飲めない人のために、ジュースも置かれているので安心。

ブドウ農家のジュースなのでフレッシュで美味しいこと間違いなし。

 

全部無料だから太っ腹。

昼間にフラッと来てべろんべろんになるまで試飲してすぐ帰れるから、この辺のご近所さんが羨ましいですね。ちゃんと買いましょう。
 

 

次はシャトーメルシャンです。

あまり目立つ看板は無くて、だだっぴろいこの入り口が表れるもんだから、「あれ、ここで合ってる?」とまぁまぁ混乱します。

親会社はキリンだけれど、こちらも大仰な施設は無く、こじんまりしている。

 

 

ワイナリー自体は2018年オープンと新しいですが、ワイン用ブドウづくりは1938年から前身の大黒葡萄酒が始めており、歴史は古い。

これまでは生産したブドウを山梨のメルシャン工場に輸送してワインにしていたそうなのだが、工場設備を整えたので山梨に持っていかずとも塩尻でワインが出来、長野県民のプライドが保たれるようになりました。

正真正銘のmade in 塩尻に昇格。甲州ワインに勝ちましょうね。

 

 

1938年創業当時の建物を未だに使っているので年代物の雰囲気、もとい「大雪きたら大丈夫か?」な不安が生じます。

通路をくぐって奥の部屋へ。

 

 

あれ、急にハイテクになった。

さすがに戦前の設備をそのまま使っているわけがありませんね。リフォームしたようです。

 

 

ワイナリーのショートツアーを実施しているようだ。

 

ちなみにメルシャンは一般公開日が決まっており、その日以外は見学できないので要注意。

日にち限定で90分くらいのロングツアーも実施されているが、事前予約制で人数も限られているため、予約はかなりの激戦な模様。

サントリーもキリンも、アルコール系の見学ツアーは大人気だねぇ。

 

 

ショートツアーまで時間があるので、試飲コーナーを見ることにします。

 

 

種類はたくさんあるけれど、有料なのだ。キリンめ。

グラス500円~。

ビンテージ物は1500円と贅沢なお値段である。

 

 

おススメは黒板に書かれています。

その名も「シークレット・ワイン」であり、市場に出回っていない品のようです。

 

 

私が選んだシークレットは「長野メルロー」という銘柄。

1991年とかなり古いビンテージ。

メルシャンのセカンドワイン(no.1でなく、次点の銘柄)として当時出回っていたのだが、残り物を長期保存していたらいつのまにかやたら風味がレベルアップしていたので、ここで提供しているのだと。

あくまで残り物なので一般流通されていないわけですね。貴重だなぁ。

 

 

さて時間になったのでワイナリーツアー開始です。

あちらのドアから収穫されたブドウがドカドカ取り込まれてくるそうな。

 

 

ブドウはステンレスタンクに入れて発酵させるわけですが、通常ならブドウ圧搾機からパイプで直接送るところ、メルシャンではこの通りタンクの上から流しいれる形をとっている。

この方がブドウが無駄に傷つかず、味に悪影響が出にくいんだと。

工夫は醸造所ごとに様々ですねぇ。

 

 

ステンレスタンクでの発酵後は樽に移しての二次発酵・熟成。

大きい樽は大正時代に製造されたものです。

 

 

よくみると樽の製造年が印字してある。

 

 

樽の下部には穴が開いていて、なんと人が入って内部の掃除をするそうな。

あんな小さな穴から入れるのか?忍者みたいに肩外さないといけないんでないの。

 

と思っている間にもガイドさんがおもむろに準備をし始めて・・

 

 

するするっと穴をくぐって中に入り込んでしまった。

肩をいちいち脱臼させなくても、小柄で痩せている人なら意外と入れてしまうのだな。

無理をして突入し、出られなくなったら最悪だが。

 

 

あの古典的樽は今日では大きすぎて使われておらず、小型の樽に変えられています。

こっちのほうが扱いやすいよね。

 

というワイナリーツアーでした。短い時間ですが貴重な場面を見られましたね。

ロングツアーだともっとガッツリした解説&試飲があるようです。

 

 

あと2つの醸造所に寄ってますが、長くなってきたのでいったん切ります。

 

 

【交通手段】塩尻駅から無料シャトル(9月土日限定)もしくは徒歩20分

【入場料】無料

【滞在時間】それぞれ20~30分

【混雑度】ともに★★★(ちらほら)

【URL】

www.izutsuwine.co.jp

 

www.chateaumercian.com

 

 

 

 

てるてる坊主の館(浅原六朗文学記念館)

 

『てるてる坊主』の歌の作詞者が池田町出身なので、記念館があるのです。

場所は池田町役場のよこ。

正面の絶賛工事中の建物が役場。

 

 

記念館は役場に向かって左側にあります。

 

天候も相まってかなり暗いのと、玄関の扉の建付けが悪くてなかなか開かないので、「もしかして閉館?」という疑念が生じるが、休館日でなければちゃんと開いているし、扉は気合入れて押せば何とか動くので頑張ろう。

 

 

しかし中は意外と清潔で新しさすら感じたりするよ(失礼)

料金は無料です。

展示室に入ると『てるてる坊主』の歌が館内放送でながれはじめる。

 

 

作詞者はこの人。

原六朗ペンネームは浅原鏡村。このとき26歳。

目つきが鋭く新進気鋭の作家って感じがするが、髪の毛はこの齢にして後進しだしているのがおそらく本人の悩み。

 

早稲田の英文科を卒業して出版社に就職し、自分が担当している雑誌にて1921年『てるてる坊主』を発表した。

2年後に作曲家 中山晋平(シャボン玉など作品多数)により曲が付けられてヒット、日本を代表する童謡となる。

 

tenki.jp

 

なお歌詞は当初4番まであったのだが、この記事によると作曲者の中山晋平がそのうち1番をバッサリ斬り落として、今の形になったそうな。

そして浅原六朗、こんなヒット曲の作詞をしておきながら、その後ひとつも童謡を手掛けておらず、このあとは小説をメインとしている。

 

あれ、もしかして歌詞カットされたの嫌だった?

作曲者やレコード会社とか、童謡には色んな人の目や手が入り、自由度は小説よりも制限されそうである。だから童謡まったくやらなくなったのかしら。

きっと彼は童謡だけに動y(これもカット)

 

  

小説の執筆原稿は館内に結構あるんですけどね、肝心のてるてる坊主関係が無かった気がする。

 

 

書簡もめっちゃ残していて物持ちの良さがわかる。

でも、てるてる坊主は無いっすね。

もしあったら特だしで展示されていることだろう。

 

というわけで、私は「浅原六朗、てるてる坊主トラウマだった説」を勝手に唱えたいと思います(適当)

 

 

そんな浅原先生の気持ちに合っているかどうかは分かりませんが、童謡『てるてる坊主』は大人気になったので、てるてる自体は今日でも各地で作られていることと思います。

 

ついにギネス挑戦までする強者も現れて、池田町内の中学校が2015年に校内に11,744個ものてるてる坊主を飾って、記録認定されている。そんな人海戦術やるには学校で学徒動員するしかないわな。

しかし11,744個飾った次の日に雨なんて降ろうものなら、翌日にはロベスピエールも真っ青のギロチン政治が敷かれることになったであろう。

 

 

館内の全景図なのだが、建物自体が傘っぽくなっているのお分かりですかね。

天井とか特に。

てるてる坊主の世界観、もとい雨の表現。

 

 

天井付近には鈴が付いている。

1番の歌詞に「晴れたら金の鈴あげよ」とあるので、その再現です。

けっこう細かい展示しますな。

 

 

2Fへの階段には、地元のお子様たちが作ったと思われるてるてる坊主がずらーっと。

どうみても違う人形やクリスマスっぽい装飾が紛れ込んでいたりしますが、まぁ晴れりゃ良いのさ晴れれば(成果偏重の大人)

 

 

2Fにもビッシリ展開されていますね。

 

 

展示物はちろっとしかありません。てるてる坊主のあとに本業として書かれた小説たち。

悲しいかな浅原六朗くんの今日での知名度は相当低いようで、殆ど絶版になっているようです。全集としてなら纏められていますが文庫本と違って気安く買える値段ではないので、図書館で探すのがベターであろう。

 

私は全集で『或る自殺階級者』という短編を読んだけれど、「あらゆる理想が叶わず絶望しているが、かといって華々しく自殺するほど活力もない中間階級のやるせなさ」というような内容で、『てるてる坊主』の歌詞とは真反対のどんより感に満ちているので、読む際は気を付けよう。

 

 

 

オルガン。いちおう音は出るので、てるてる坊主の演奏ができます。

原曲に沿ってもいいし、XJAPAN的なアレンジをかますのも自由です。

 

 

あとアルマジロがぽつんと置かれていたのだけれど「寄贈 浅原六朗先生」と書いてあった。

浅原先生、てるてる坊主よりアルマジロのほうが好きだったんでしょうか。

 

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最後に、池田町ではてるてる坊主を盛り上げるべくキャラクターも作っております。

Facebookページがあるのだが、最終更新が2014年となっている。

町おこしキャラ放置状態はまずいですよ!

 

おしまい

 

【交通手段】信濃松川駅から徒歩25分

【入館料】無料

【混雑度】★(だれもいない)

【滞在時間】30分

【URL】

www.ikedamachi.net