大洗カジキミュージアム
漁港や海水浴で人気の茨城県 大洗海岸、実はカジキも有名だそうです。
毎年カジキ釣り大会も開かれていて、多くの参加者が訪れるそうな。
ただ地元の人ですらカジキについてよく知らないので、そのへんを広めるために2017年から開館しましたとさ(パンフレットに書いてあった)
さっそくカジキを始めとしたフィッシンググッズが並べられております。
茨城は納豆の民が多いですからね、ジハードを起こして全員カジキの民に改宗させましょう。
カジキの写真。ずいぶんと巨大なんですねぇ。大きいと全長4mもあるそうな。
こんなんどうすれば釣り上げられるの。上腕二頭筋と背筋を室伏広治並みに鍛えるか、よほどパワーのある良い機材を使わないとダメなのでは。こりゃ金持ちの趣味な気がしますね(決めつけ)
釣りコンテスト「ビルフィッシュトーナメント」のトロフィーのようです。
夏に開催され、釣り大会だけでなくカジキ解体ショーとかダンスステージとか重機の体験コーナーとかもあり、町全体の祭りみたいな感じらしい。
解体ショー楽しそうだな、カジキ食べたい。
カジキ関係の小物もあって、切手なりキーホルダーなりが展示されてた。
ハードロックカフェってカジキのマーク付けてなかったと思うんだけれど、これ限定品かなにかだろうか。レアものかな?
奥に進んでいくと、やたらめったら頑丈な扉があります。
銀行にあるようなもの。ここってなにかの信用金庫とかの跡地なんだろうか。
内部は別にシェルターでもカジキ冷凍部屋でもなくて、普通にギャラリーとなっております。カジキや大会の写真が貼られていた。
海面から出てきた瞬間かな?口をぽかーんと開けているのと、黒目が大きいところがなんだかマヌケっぽいというか、憐れみを感じさせる面白い表情になっております。
こちらはヘミングウェイの写真。『老人と海』は、巨大なカジキに対して半分死にかけながら戦う老年のさまを描いていますので、それつながりのようです。
しかし特に説明が無いので、何の写真なのだか・・これが分からない。
パンフレットには「ヘミングウェイの貴重な写真です!」って書いてあるんだけれど、カジキミュージアムの人がヘミングウェイの撮りおろしグラビアを持っているとも思えないので、まぁどっかの雑誌に載ってたのを切り抜いたとかじゃないかね。
他にも写真はたくさんあるのですが・・大洗海岸ではカーニバルでもするのかな?
どちらかというと群馬県の大泉に近いような気がしますが。
全員女性なのかと思いきや、よくみると男性が混じっている。カーニバル兼ゲイパレードですか。大洗ってたいへん先進的なんですね(棒)
この写真も、いったい何を表しているんでしょうか。カジキ釣りをするのにヘソ出し服を着る必要があるのかな?これもパレードの一環でしょうか。
大洗におけるカジキ釣りとは、ただの釣りではない、多様な意味があるようです。
さて展示を見終わりました。なんと館内に食堂があり、カジキを食べることができます。
私はホットドックを注文しました。中にカジキのフライが入っています。
料金200円なので正直期待してなかったのだが、かなりちゃんとしていた。味は白身魚。衣もサクサクしていて旨い。ビーチで売ったら500円くらいしそうである。
お茶は無料で付いてきました。
ところで食堂の脇にゲームスペースが有って、子供たちが10人くらいここで遊んでいた。食堂の張り紙には「土曜日は小学生食事無料」とも書いてある。
いわゆる子供食堂のようです。公式HPにも貧困家庭の支援みたいなことが載っている。釣ったカジキも無駄にしないよう活かして、一石二鳥でやってますね。
おしまい
【交通手段】大洗駅から徒歩10分
【入館料】無料
【混雑度】★★★(ちらほらいるが殆ど地元の人と思われる)
【滞在時間】30分
【URL】大洗カジキミュージアム