ニュースパーク(日本新聞博物館)と放送ライブラリー
日本大通りにあるニュースパーク(日本新聞博物館)は、新聞をメインにジャーナリズムについて展示している博物館だ。
西欧風の堅牢な建物が並ぶ日本大通りだが、
その一角をなすのが横浜情報文化センター。
建物にはいると、3F部分にまで届くこのドでかい輪転機をみることになる。
実際に静岡新聞社で使われていたらしい。
4ページの新聞を、1時間で15万部印刷できるとのこと。
ニュースパークの受付は2Fだ。輪転機の正面にあるエスカレータでのぼる。
受付を済ませると、正面には全国の新聞だらけのコーナー。
去年の新聞記事もあったので、随時入れ替えているんだと思う。
この2F部分は、会議室的なゾーンと、企画展のゾーンで成っている。
企画展は撮影禁止とのこと。
そそくさと3Fの常設展へ。
こちらは撮影可能。
最初のコーナーには、再び輪転機が登場。
ジャーナリズムの信念が書き連ねられている。
しっかり守っていただきたいものですねぇ(すっとぼけ)
過去の遺品。
国民新聞のちゃんちゃんことか、対中国交正常化時に中国へ渡った
記者のパスポートとか。
次は、情報の海コーナー
印刷技術の歴史が展示されている。
時代が進むごとに情報量が増加していくことの展示。
2000年以降の量がハンパない。
海を抜けると、「情報に踊らされずに、正しく理解しましょう」のコーナー
情報に踊らされてしまった人の例が、マンガ付きで掲載されている。
桃太郎と赤鬼による、ゆるふわ情報解説も。
最後のコーナーはいろいろ。
新聞記者になって新聞を作れるコーナー。
作った新聞はこうやって展示してもらえるらしい。
新聞に挟まっている広告で、優秀なものを評価する賞があるらしい。
受賞作品の展示ブース。
ゲームもあるよ。
周りの目が気になってやらなかったけど。
子供の遊び場も新聞だらけである。
以上でニュースパークは終わり。
なお同じ建物の8Fに、放送ライブラリーという施設がある。
ニュースパークが新聞にライトを当てている施設なのに対し、
こちらはTVやラジオを扱うスポットだ。
入り口付近でスマホを手に持っていたら、
受付のお姉さんが駆け寄ってきて「施設内は撮影禁止です」とのこと。
ちなみに上の写真は=施設外にあったので大丈夫だよね、きっと。
というわけで写真は無いのだが、なかなか楽しめる施設だった。
この施設は8Fと9Fにわたっており、8Fは過去の番組が見れる視聴ブース。
9Fは展示コーナーだ。
9Fには、電波・放送の仕組みを解説した展示や、人気番組・歴史的放映シーンを時代別に紹介するシアターがある。
シアターは1950年代の番組から紹介するもんだから、けっこう中身が重厚である。
さらにリポーターやディレクターの仕事を経験できるコーナーもあるので、子供連れは楽しめると思う。あと騒ぎたい盛りの男子学生も。
これだけあって入場無料というのだから、TV業界の強さを思い知るわけである。
以上
【交通手段】日本大通り駅から徒歩5分
関内駅から徒歩15分
【滞在時間】 ニュースパーク・放送ライブラリーそれぞれ30分
【入場料】ニュースパーク 400円
放送ライブラリー 無料
【土日の混雑度】★★★(館内にちらほら)
【URL】