神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

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田中館愛橘記念科学館

 

岩手県二戸市シビックセンター内に、田中館愛橘の記念館がある。

 

 

田中館愛橘 先生の像。

 

 

なぜか手の広げ方が、すしざんまいスタイルである。

 

 

シビックセンター館内。

 

 

車が展示されているぞ。

 

 

横から見ると、スクラップにされていた。

これが田中館愛橘先生の力ですか(畏怖)

 

 

階段を登って3Fまで来ました。

 

 

ここが記念館。

入場料は200円。

 

 

さて、そもそも田中館愛橘とは何者なのか。

皆さんは知っていますか?

私は知りませんでした、いつものことですが。

 

 

まず「田中館愛橘」の読み方から分からないという話なのだが。

田中館 愛橘(たなかだて あいきつ)と読みます。

号とかじゃなくて、本名である。

 

(このゾーンでは愛橘ゆかりの品を展示している)

 

ジャンルとしては地球物理学者、らしい。

1856年に二戸の武士の家庭に生まれ、上京して東京帝大に入り、物理学や地磁気を幅広く習得して、黎明期の国内物理学会を主導しましたと。

 

 

愛用の旅行カバンとかタイプライター。

 

(愛橘作のローマ字による書)

 

物理学者なのだが、ローマ字と縁が深い。

「日本語は漢字や平仮名が大量にあり、それらを覚えるのに時間を割くのは無駄無駄無駄」として、すべてローマ字で表現してしまえと考えていた。

漢字が出来ない中学生かな?

 

明治時代、こういう考えの人々は少なからず居たようで、この人たちによりローマ字の普及が図られた。

 

 

んでローマ字には「日本式」と「ヘボン式」があり、どっちを採用するかでやたら論争していた。

違いは上の写真の通り。

愛橘は日本式を推していた、音韻学的には日本式の方が適切だそうだ。

 

ローマ字推進運動は1880年代から始まっていたのだが、正式に内閣が訓令を出したのは1937年のことであった。

論争長すぎだよ、50年くらい掛かってるじゃないか。

結果的に「日本式」をベースとしたものが採用され、訓令式ローマ字と呼ばれている。

 

 

愛橘先生、ローマ字が好きすぎて、和歌をローマ字で書いていた。

この書でも「鶴亀は さもあらばなれ 人はただ 勲や千代の 齢なるらん」と記している。

読みづらい。

 

家族への手紙も全編ローマ字で書いていた。

読むの大変だったろうな、家族・・

 

 

愛橘の成し遂げた仕事について、映像でみることができます。

下のタッチパネルを操作して、みたい映像を選ぼう。

 

 

なのでタッチパネルで映像を選択したのだが、一向にスクリーンが動かない。

一方、タッチパネルの方では刻々と残り時間が減っていった。

どういうことだよ・・

 

 

展示室。

ここでは愛橘の研究内容について説明している。

 

 

国際的に有名になったのは、濃尾地震に関する研究である。

地震により地磁気がかわることを発見し、話題となったらしい。

 

私は文系なので、何のことか分かっちゃいませんが。

 

 

そんな物理学オンチでも理解できるように説明機具があるんだけど、こちらも故障中の様です。

みるからにプレート移動のやつですが。

 

 

やったことの一覧。

メートル法の導入、国内での航空機開発、火山研究など多岐にわたっております。

どれも黎明期すぎるのでノーベル賞受賞とか分かりやすい成果は無いのだが、この人の研究や指導を受けた後輩たちが結果を出していると言えるだろう。

 

 

博士と大集合の写真。

「一人で悩まずに相談を」的な啓発ポスターに見えるのは私だけだろうか。

 

 

文字を見たくない人のために、漫画も貼られています。

高さ的にまぁまぁ見づらい位置ではある。

 

 

ここまでで記念館の半分。

もう半分は、科学館な要素。

 

 

航空機ネタで、揚力の説明展示。

 

 

ボタンを押すと風が吹いて飛行機が飛びます。

まさに科学館だな。

 

 

この部屋の中は錯覚ゾーン。

 

 

こういう目の錯覚ネタが置かれています。

真っ暗なのでろくな写真撮れませんでしたが(無能)

 

 

こっちは?

 

 

プラズマボールというもの。

球体の中には高電圧が掛けられてプラズマが発生している。

 

 

指を出すと光が一斉に集まって、サイキックごっこができるよ。

理屈は知らん(文系脳)

 

なお球体を壊して内部の機具に触ると死にます、高電圧かかってるから。

 

 

この部屋は実験室。

お金払えば自由に使えるそうです。

一般人で使う人が居るのかどうかは分かりませんが。

 

 

こちらも実験ホール。

毎日、実験の実演をしているらしいのだけれど、なぜかこの日は時間になっても何も始まらなかった。

大人相手にはやってくれないのだろうか。

 

 

室内にある、愛橘博士の顔。

 

 

博士の視線がどこまでも追いかけてくる、という仕掛け。

こわいよ。

 

 

博士の愛したメガネ。

 

 

そして何故か水槽もあるよ。

まぁ他の科学館でも置いているところあったな。

 

 

この地域に棲息する魚を入れております。

これはアブラハヤという種。

 

水槽の中にさっきのプラズマボール入れるとマズいことになるので、良い子はやらないようにね!

 

 

あとシビックセンターから徒歩10分程度のところに、愛橘の別荘があるよ。

八幡宮から道路挟んで西側。

中には入れないようですが。

 

 

家は東京に持っていたが、夏場は避暑のためここで過ごしていたらしい。

しかしこの家、記念に残しているのはいいけど内部見れないなら、一体何のためにあるのだろうか。

 

以上。

 

【交通手段】二戸駅から徒歩20分

【入館料】200円

【滞在時間】60分

【混雑度】★(だれもいない)

【URL】田中舘愛橘記念科学館