【閉園】信州塩尻農業公園 チロルの森
※ 2020年秋をもって営業終了したそうです。
牧場要素のある森林公園。動物たちとのふれあいゾーン・クラフトや食体験・ゴーカートにアスレチック、いろいろあるよ!という感じ。
標高1,000mなんて高所に位置しているので、同じ山岳地帯のオーストリア・チロル地方をモチーフにしたそうな。自家製ビールやソーセージもあります。オーストリアよりドイツっぽい気がしますが、酔っ払ってしまえば分からないので気にしなくてもよさそうです。
来園者の98%は自家用車で来ると思いますが、公共交通機関で来たいという希少な方のために塩尻駅からバスが出ています。地域振興バス「すてっぷくん」北小野線です。
まぁ1日4本しか無い上に、片道1時間ほどかかりますけどね。
入園料は1,000円です。なお年パスは2,000円であり、2回来れば元が取れます。もうちょいイキった値段設定でも良かったのでは。
入園ゲートの先にはチロルっぽい森林と街並み(適当)。この辺はショップ&体験コーナーで、レストラン・バーベキュー・クラフト体験がありました。ただコロナの影響でクラフト体験や食体験施設は休止中。
これは自家製のビール工場。ドイツビール6種類を製造しているそうな。レストランで飲めます。
車でしか来れないところでのアルコール販売という悪魔の所業。お父さん方は飲みたい気持ちをぐっとこらえつつ、ソフトクリームで急場しのぎをするものと思われます。
ガラス張りになっているので普段は製造現場を見られるのかもしれませんが、このときは中に誰も居ませんでした。従業員はコロナビールでも飲みに行ったのかな?
園内の奥の方に進むと、動物たちとのふれあいゾーンがあります。この地点は園内でも高いところにあり急な坂を上らないといけないので、日ごろの運動不足がバレます。体は嘘をつかないね!
バレても構わないという方のためにパークトレインが運行中。ただし別に課金が必要です。
さっそく放し飼いになっている動物たちと遭遇(鎖は付いてる)。
アルパカくんは体毛をごっそり刈られて夏仕様。後ろから近づくと蹴り飛ばされるので、彼の視界の範囲から接近していくと良いでしょう。
ヤギもその辺を放牧されています。アルパカにはエサやりができるのですが、こちらは雑草が生えている地点に置かれており、「その辺の草でも食わせておけ」感がして哀愁。
建物の中には小動物がいろいろ。モルモット、ウサギ、ヤギ、シマリスなど。こちらもエサやり体験(100円でキャベツの切れ端がいくらか)できます。
お子様には大人気で、ひっきりなしに与えるもんだから、彼らもけっこう満腹なご様子。私は昼過ぎに到着したのですが、キャベツをぶら下げても見向きもしません。悲しいなぁ(泣)
かなり暑い日だったので動物たちもぐったりしています。こちらのウサギさんは扇風機に当たって爆睡中。なかなか営業モードになりません。まぁ人間ですら働く気がしないからね仕方ないね。
しかし辛抱強く探していると、寝起きのウサギさんがいました。空腹なのか、キャベツを与えるそばから食べる食べる。よし、ミッションコンプリート!
ちなみにこのあと、奥の小屋で寝ていたウサギさんたち十数匹がキャベツの匂いを嗅ぎつけたのか一斉に起きだし、すごい勢いでがっつかれました。動物の勢いをあなどってはいけない。
また動物小屋の奥の方にはシマリスゾーンがあるのですが、お子様たちは手前のウサギ・モルモットゾーンでエサやり衝動を発散してしまうので意外と人がいないです。100円でヒマワリの種を食べさせてあげられます。
乗馬体験ゾーン。右の写真の馬はレインボーちゃん。大河ドラマ『麒麟が来る』に出演していたらしい。誰が乗ったのかは分かりませんが、明智光秀では無いようです(山梨県の馬だとネットメディアにあった)。
動物ゾーンから下山し、遊びのエリア方面へ。ゴーカートやアヒルボートで遊べます。まぁ別料金なんですが。ボートは600円だったかな?
湖はサイズあるんですが、夏休みのためそこそこ混んでおり、他のボートにぶつからないよう運転技術が問われます。
水面にはカモや魚が見られ、100円でエサを購入して与えることも出来ます。
ただカモどもは人間慣れしているので、ボート順番待ちの椅子の下に平気で入り込んでお休み中。ボートに乗らんでもエサやり出来るではないか。ふてぶてしいので私はエサを上げませんでした(対抗心)
というわけで、大自然の中なので3密もあまり気にせず・・と言いたいところだったが夏休みなのでまぁまぁ人が居ました。普通の土日はもっと空いているかもしれません。オープンスペースなので、ご時世的に貴重な遊び場ですね。
おしまい
【滞在時間】3時間
【混雑度】★★★★(レストランや動物ふれあい施設では、すぐ横に人)
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