小さな絵本美術館(岡谷)
『ばばばあちゃん』シリーズの作者さとうわきこの美術館です。国内・国外の絵本作家の作品を紹介しています。メルヘンな建物を予想していたら、コンクリ打ちっぱで武骨な外観。美術館だと気づかずに通り過ぎるところだった。ばばばあちゃんはこの要塞に立て籠もっているようです。
下諏訪駅から徒歩25分。岡谷駅からコミュニティバス(シルキーバス)もあるのですが、本数が少ない上にあちこち寄っていくから、徒歩の方が早かったりする。
入館料は700円です。
これが「ばばばあちゃん」シリーズ。出版している福音館書店HPをみたところ、1987年から刊行して20冊弱、最新作は2013年にも出ているそうです。意外と最近。
近所の動物たちを従えて登山をしたりスキーで遊んだりと相当アグレッシブで、はしゃぎたいお年頃のお子様たちに「こんなばあちゃん居たらいいな」と思わせるでしょう。君のお父さんもお母さんも仕事で疲れてるのよ。
ちなみに、じじじいちゃんは居ないようです。たぶん墓の中です。
展示作品だけは撮影禁止ということで、別の所だけ撮りました。
おそらく数百冊の絵本が館内に置かれており、自由に読むことができます。座って本を読むスペースも結構あります。入館料がちょっと高かったので、10冊くらい読んで元を取っていきましょう。
セルフサービスで紅茶とクッキーも頂けます(別料金300円)。
お茶を楽しみながら、昔読んだ絵本をもう一度手に取り、のんびり懐かしんではいかがでしょうか。お茶を本にぶちまけないように気を付けましょう。
展示品は定期的に変わるようですが、このときはばばばあちゃんの原画でした。作者メッセージが掲示されており、「武蔵野の自然は大変豊かで、わたしはずっと愛しているのです」など書かれていた。、、ここ武蔵野じゃありませんよ?
さとうさんは東京出身で、現在は長野に移住しているらしい。メッセージ、なぜ長野について触れなかったんですかね?倒錯した愛。
写真が無いので短いですが、おしまい
【滞在時間】45分
【混雑度】★★(他に数人)
【URL】岡谷本館のご案内 - 小さな絵本美術館