C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

諏訪市博物館

f:id:wandercspot:20200614205532j:plain

諏訪市の博物館です。諏訪大社の上社本宮の正面にあります。・・つまりアクセスは悪いのです。上諏訪駅からバス20分~50分かかります。市街地の方に建てて欲しかったでござる。

www.city.suwa.lg.jp

バスでの所要時間は、系統次第で相当かわるのです。1番早いのは「かりんちゃんライナー」の20分(帰路は40分)ですが、土日は運行してないです。

市内循環線では40~60分。な、長い。。。駅からの距離は6.0kmなので、これでは徒歩とあまり変わらないのではないか。

f:id:wandercspot:20200614205548j:plain

博物館の手前には足湯ゾーンがあります。れっきとした温泉です。歩いて来られたガッツなお客様はここで休むと良いでしょう。

f:id:wandercspot:20200614205439j:plain

(画像は公式HPより フロアガイド | 諏訪市博物館

入館料は310円。展示室内は撮影禁止なので公式HPの画像を引用します。内装は綺麗でムーディな雰囲気になっています、意外に(失礼)。

展示内容は信仰ネタを中心とした郷土史・民俗史です。2部屋あります。

f:id:wandercspot:20200614205641j:plain
f:id:wandercspot:20200614205503j:plain

(右の画像はイメージで、塩尻市自然博物館のものです)

そして世界のチョウチョの標本2,000点が特別展示室に飾られています。・・なんでチョウチョなんだ・・。諏訪大社を学びに来館した罪のない一般客に猛烈な不意打ちをかましております。

ちなみに日本には240種の蝶がおり、諏訪にはそのうち130種も生息しているそうです。

f:id:wandercspot:20200614205456j:plain
f:id:wandercspot:20200614205451j:plain

(画像は諏訪市HPから 諏訪市の縄文時代 |  諏訪市

さて展示ですが、まずは縄文時代ですね。当時の必須アイテム黒曜石が諏訪では豊富に採れるので、人類の痕跡は多くみつかっております。
土器も個性豊かで、ハッスルハッスルしている注口土器っぽいものや、( ゜o  ゜)な器など色々あるのです。

撮影禁止せずにもっと露出させれば良いと思うのですが、博物館Facebookを見たら事務連絡botと化していたので、諏訪市民は市議会でもっと問い詰めよう(提案)

f:id:wandercspot:20200614205447j:plain

また諏訪湖では湖底に遺跡が見つかっているのです。曽根遺跡という名称で、数万点もの出土品があるそうな。

普通に考えれば地盤変動かなにかで水没したのでしょうが、「筏上で生活していた」説も出ています。曽根遺跡キナギタウン説。夢があるので、これでいきましょう(適当)

f:id:wandercspot:20200614205516j:plain

ここから先は諏訪大社を中心に歴史上の出来事を展示しているのですが、、あんまり面白いもの置いてないんですよね。

武田信玄が庇護したとか、信長が焼き払ったとか、大社周辺にお寺ができて門前町として栄えたとか。ありがちな上に写真が無いので、書きづらいでござる。

地域の伝承をアニメ化したビデオとかあったかな。

f:id:wandercspot:20200614205603j:plain
f:id:wandercspot:20200614205625j:plain

あとは諏訪大社御柱祭についてのビデオが放映されています。丸太に乗って傾斜30度以上の坂を滑り落ちる即死イベント「木落とし」のほか、上社では幅40mもある川を渡河する「川越し」が行われます。

「川越し」は「木落とし」ほど絵的な派手さはありませんが、4月初旬に行われるので、水温は雪解け水のせいでメチャメチャ冷たいそうです。地味に殺していくのはやめてさしあげろ。

 

という感じでした。おしまい。

 

【滞在時間】50分

【混雑度】★★(他に数人)

【URL】諏訪市博物館