C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。車が無いので公共交通機関利用で粘っております。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

雷電資料館(道の駅「雷電くるみの里」)+雷電の生家

江戸時代に雷電 爲右エ門(らいでん ためえもん)」という力士が居ました。21年のプロ生活で勝率9.6割以上という尋常じゃない強さを誇り、大相撲界の最強力士と名高い人です。

東御市の出身なので資料館が道の駅「雷電くるみの里」に併設されています。1km離れたところに生家もあるのです。

 

 

アクセス・入館料

高速だと東部湯の丸ICと小諸ICの中間くらいにあって、10分の距離です。道の駅だから駐車場の心配はありませんね。

道の駅だというのにどうしても電車で来たい方は、しなの鉄道滋野駅から2.2km歩けば着きます。上り坂なので30分は見ておきましょう。

道の駅は物販+食事処です。

東御市地ビール「ピエール・ド・雷電」は季節ごとに味を変えている面白い逸品です。全種類のもう。

また10km離れた地点に長野県の金原ダムがあるのですが、ダムカードをここでゲットできます。売店の店員さんに尋ねましょう。しかしなぜか名簿に名前と住所を書けと言われます。ダムカードの転売とか価格釣り上げでも防止しているのかな?

資料館は道の駅の一番奥です。入館は無料。

奥の方にあるからトイレかと思ってスルーしてしまったよ。

 

展示 力士 雷電の凄まじい強さを知ろう

道の駅の一画ということで、規模はあまり広く無いですね。サクッと見れる量です。

雷電の実績がパネルや紙芝居調で説明されているほか、江戸時代の相撲事情も扱われています。

雷電さんが活躍したのは1790~1811と江戸時代の終盤。身長は197cm、体重170kgというサイズ面からして怪物級です。

22歳でデビューしましたが、ルーキーイヤーでいきなり10戦8勝。これは資料館さんサイドによると信じがたいほど凄まじい成績だそうです。サッカーで言うとデビューシーズンで得点王、野球なら個人タイトル2冠、芸能界なら和田アキ子素手で殴り倒すという感じでしょうか。

衝撃のデビューでしたが快進撃は翌年以降も止まらず、江戸では254勝10敗2分けという大正義っぷりを披露。勝率は9.6割を超えるというテレビゲームみたいな強さです。じゃんけんで勝負決めた方がまだ勝てる確率高いね。

当時の番付表がありましたが、当然のように最初に名前が載っています。

雷電の陰に隠れてますが、番付表にはトンデモ力士が他にもいました。

この「大童山文五郎」は、なんと6歳でプロデビューしています。鈴木福くんや芦田愛菜ちゃんが白鵬とか稀勢の里を土俵の上で張り飛ばしているわけです。すごいですねぇ。

ただ大童山文五郎くん、人気は高かったけれど成績は最後までイマイチだったそうな。

伝説的強さを持つ雷電ですが、それ以外にも重要な点があります。書類や手紙を多く残しており、当時の力士の生活を伝える貴重な記録となっているのです。

地方興行の状況や客の入り具合、トラブルなどいろいろ。

また当時の力士は藩お抱えで高給取りだったので民衆からは羨ましがられたそうですが、全国あちこち興行で飛び回っていたのでメチャメチャ多忙でもありましたとさ。

なお雷電が所属していたのは島根県松江藩だったそうです。あれ、長野の人なのに?

松江藩の藩主が相撲大好きマンだったとか、デビュー前に同部屋の知人が松江藩を勧めたなどの理由があるそうです。大スターを逃した地元の小諸藩のスカウト陣は一斉にクビになりました(関係筋の話)

 

雷電の生家を見に行こう

資料館はそんなに滞在時間かからないので、興味と時間があれば近くにある生家を覗きに行きましょう。道の駅から1kmです。入館無料。

しかし生家には駐車場がありません。いちおう家の正面の道路が拡幅されているので、ここに停めよということでしょうか。まぁ1台くらい停めても、すれ違いスペースは確保されているので大丈夫だとは思いますが・・

家の前に「雷電の鋤石」なる石が置かれています。雷電は子供の頃、この石を鋤の先に吊るして歩き、体を鍛えたそうです。

私もマネしようとしましたが、この石めちゃくちゃ重いです。鋤に吊るす以前にビクとも動きません。大の男5人くらい必要なのでないか。雷電は本当に馬鹿力だったか、もしくはクレーン車で運んだものと思われます。

館内です。土間に土俵が敷かれているよ。雷電の実績を見ていたら突然相撲をやりたくなった方も多いと思いますので、その衝動をすぐ行動に移せるようにしてあるのです。観覧客の自然な心の動きを掴んだ内装ですね。

普通の和室もあり、雷電を元ネタにした絵画や酒瓶が並んでおります。パネル展示も若干ながらあり、資料館の展示とは少し違うエピソードなどが説明されています。

2Fにも上がれるんですが・・明かり点いておらず、床がかなりミシミシいいます。というか、2Fどころか建物全体がギシギシミシミシ言っており、だいぶホラーです。

雷電さん、私まで倒すのやめてくれませんかね。

生家は市の史跡として整備されているようですが、整備中の写真が展示されていました・・むかしは廃屋だったようですね。崩壊寸前じゃないか。

この状態から再建して今の形になったわけですね。そろそろもう1回整備しなおした方が良いんじゃないかな(提案)

 

おしまい

 

【滞在時間】資料館20分、生家15分

【混雑度】資料館は室内に数人、生家は誰も居ない

【URL】資料館:道の駅雷電くるみの里 施設のご案内

    生家:史跡 力士雷電生家

 

 【マップ(資料館)】

 

【マップ(生家)】