諏訪高島城
上諏訪駅から徒歩15分の距離にある、1598年に建てられた城です。諏訪藩の役所。
建築当時は諏訪湖の水がここまで来ており、水に囲まれた「浮城」なんて雅な名前が付けられていた。まぁ江戸時代初期に干拓したので僅かな期間だったようですが。
今でも水堀は整備されていて景観的には乙である。
作ったのは豊臣秀吉配下の日根野高吉くん。湖や河川を防御や交易に使えると考えて、この水辺の土地を選んだそうな。7年の歳月をかけて完成させた「日根野家史上最高の傑作」であるが、関ケ原で家康が勝つと日根野家は栃木に飛ばされてしまい、家康配下の諏訪家に取られてしまった。悲しいなぁ。
入館料は310円です。トイレは城外にしかないので、あらかじめ済ませてくるように!
そして冬場なのに暖房があまり効いてなくて辛い。戦国時代の雰囲気を味わおうという趣旨かな?マフラーましましで来られることをお勧めします。
(3Fから2Fをみたところ)
館内はパネル展示が多いですね。文字ばっかりや。歴史ものはそうなるか。
2Fは諏訪藩関係の古文書・武具がありましたが撮影禁止なのだ。おかげで写真が撮れず書くことがありません。
1Fと3Fは写真撮れるんですけどね。なんだこの違いは。2Fの展示品は諏訪市に所有権が無いのだろうか。
諏訪藩の具足には金色の「〇」が描かれており、諏訪藩オフィシャルのものに思えますが、現時点では「よく分からん」のだそうです。誰か答えクレメンス。
また諏訪市では「諏訪姫」なるキャラを売り出しており、グッズが城内で購入できます。ひとつ700円って諏訪大社の御守りより高いのではないか。檀家からもオタクからもお布施を取っていく、人口減少社会の知恵です。
3階は展望室になっていて、周囲一面を見渡せます。写真だと分かりづらいですが、実際には諏訪湖も奥の方によく見えます。
おしまい
【交通手段】上諏訪駅から徒歩15分
【入館料】310円
【混雑度】★★(他に2~3人)
【滞在時間】40分
【URL】諏訪高島城