C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。車が無いので公共交通機関利用で粘っております。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

塩尻市立自然博物館(近年に廃止予定?)

 

博物館とは思えないようなタイル張りの駐車場ですね。

道の駅 小坂田公園と同じ敷地にあるのです。みどり湖駅からは徒歩25分。

歩きたくない人は塩尻駅からコミュニティバス「すてっぷくん」みどり湖・東山線を使い、小坂田公園口で降りると良い。本数は3時間に1本ですが。

 

まぁ車以外で来る人なんていないと思いますけどね(遠い目)

 

 

駐車場の看板は古代っぷりを感じさせるタイル張りデザインで、さらに「ひょっこりひょうたん島」等お子様向けの曲をやたらエレクトロにアレンジしたBGMがぴろぴろ流れてます。気合を削がれること間違いなし。

 

 

さて自然博物館はこちら。入場料は300円です。

コンクリの外壁にドピンクのドアが違和感ありすぎる。塩尻のブドウでも表しているのかな?

 

 

ここに来たのは昆虫の展示が多いと聞いたからです。その辺ぶんぶん飛んでるから、見ようと思えば野生のを幾らでも見れるわけですが(直球)

「生で接触するのは絶対に嫌だが、ケースを通してなら見たい」私のような人間には良いと思う。

 

さっそく虫かごが置かれているねぇ。

 

 

ただ虫かごだと、ガラスに光が反射してろくな写真にしかならないのが無念。

唯一まともに撮れたのがこれだけ。シロテンハナムグリ君です。

塩尻限定種!というわけでなく、どこにでもいる。ポッポとかコラッタみたいなもん。

 

クワガタやカブトムシを押しのけて、なぜかハナムグリのケースばかり3~4つほど置いてあった。その辺で捕まえやすいのかしら。

 

 

キイロスズメバチの巣です。

非常にアタッキング系の性格をしており、巣の近くを通り過ぎるだけで襲ってくることもあるそうな。普通のミツバチを襲って捕食し、養蜂農家を困らせもする。昆虫界の半グレ。

 

巨大なハチの巣を作る習性があるので、わざわざ飼育してその巣を利用したアート作品を制作するとんだ変人も世の中にはいるらしい。東御市蜂天国っていう施設とか。

 

 

ハチの標本が一緒に置かれているわけだが、巣のくずがポロポロまわりにこぼれているという清潔状態のせいで、単に死体が転がっているようにも見えますね。

 

 

こちらは通称「松くい虫」の展示。

正式名は「マツノザイセンチュウ」というミクロサイズの線虫だ。

アメリカ原産で20世紀初頭に日本に侵入。輸入した木材にでもくっついていたのだろう。こいつらが松の中に入ると急速に萎れて枯らしてしまう。

 

 

ただ松くい虫は自力では松の木に移れないので、媒介者を利用している。

マツノマダラカミキリ」というカミキリムシ。

日本在来種なのだが、それが犯罪集団マツノザイセンチュウのため働いているわけだ。

 

中国人に指示されて和牛の精子を持ち出そうとした日本人みたいに思えて笑ってしまった。裏切者は厳格に処罰しましょう。

 

 

写真立て掛けてあるけど、ちょっと下向きすぎやしませんかね。

腰をかがめて下から崇めろ、ってことかな?博物館サイドはちゃんと調整してクレメンス。

 

 

ニホンカモシカの剥製です。

館内の客は子連れが主であり、その親子らの記念撮影スポットみたいになってた。

 

 

カモシカに被っちゃってすごい見づらいのだが、後ろにポツンと哀愁漂わせているのはテン君です。

どうしてこんな配置にしたのか。

農作物被害や家屋侵入とかするから、嫌われちゃったのかな?

 

 

そしてこの博物館名物の昆虫標本です。廊下の奥までずらーっと並んでいる。

小規模な博物館にしては、このボリュームはなかなか珍しいのではなかろうか。

 

 

「明りに集まってくる昆虫」グループ。主に羽虫ですがトンボやカブトムシもそうなのね。たいへん迷惑である(断言)

 

 

いつも思うのだが脱脂綿に置いて並べるのは清潔感が無くて、標本というより死骸感が増す気がするんですよね。

触覚がベタって張り付いていて、生命感が一切しないからかな。

 

 

「美しいむし」。どうしてその字体にしましたかね。

稲川淳二が喋り始めるのかな?

 

 

こんなバカでかい蛾に登場されたらビビって逃げ出すこと必死ですが、海外のものですので塩尻周辺には居ないと思われます、たぶん。

 

 

コノハムシの擬態はリアリティありすぎて圧巻ですね。

 

 

・・どうしてこれを「美しい虫」と思ったんでしょうか。

心頭滅却でもすればあらゆる虫は美しく見えるのだろうか。

まぁベージュのコートを着るOLさんは多いわけだし、この虫もコートで着飾っていると思うことにしようか。

 

 

ということでした。道の駅に併設されてゴーカートとかもあった。

なぜか中国人っぽい人が幾らかいたなぁ。観光客というよりは地元に住んでるっぽい。

 

ところでこの小坂田公園、採算が悪いのかどうか分らんが、再整備計画が進んでいて松本山雅の練習場やアスレチック広場に生まれ変わるのだそうだ。

博物館は閉鎖の方向になっているらしい。これだけ多くの標本はどこかに移すんでしょうかね。見れなくなる可能性もあるので、興味のある人は今のうちに行くべき。

 

www.shimintimes.co.jp

 

 

おしまい

 

【交通手段】みどり湖駅から徒歩25分

【入館料】300円

【混雑度】★★(他に2~3人)

【滞在時間】30分

【URL】

www.city.shiojiri.lg.jp