C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。車が無いので公共交通機関利用で粘っております。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

桜山日光館

 

高山の桜山八幡宮の敷地内に、桜山日光館というのがあります。

日光東照宮のミニチュア模型を飾っている資料館であるらしい。

なぜ高山で日光なのか。高山民はすごい日光いきたいけど、遠いから模型で満足しろという趣旨なのかな?

 

この施設、同じ桜山八幡宮の中にある「高山祭屋台会館」とセットとなっております。

つまり日光館に入りたくば、屋台会館の券を買わねばならんのです。抱き合わせ商法。

合わせて900円。2館分と考えれば高くはないと考えるべきか。

 

 

入館しますが思ったより広い、というか模型がデカい。

日光東照宮の中にある建造物を片っ端から1/10スケールにしてみました。

まるで東武ワールドスクウェアである、あれも日光の方にあったな。

 

 

入館して最初にデカデカと主張するのは五重塔くん。

本物は高さ35mだから、1/10にしても3.5mはあるよ。

1650年に小浜藩が寄贈したそうな。←という解説展示もちゃんと付いている。

 

 

経典を納める場所「輪蔵」。

黒地に金の装飾は、他の建物と比べるとシックな方だとあとで分かります。

 

 

表門。牡丹や獅子などの彫刻が多数施されており、木材の組み込み方とか、仁王像セットとか難易度高いけれど、ちゃんと作ってある。

しかしこれもまだまだ序の口であった(RPG並感)

 

 

鐘楼。下部は難しくなさそうだが、上部は彫刻の数も種類も多く、さほど大きな建物ではないがさりげなく絢爛豪華さをアピールしている。

 

 

上部を拡大してみました。

金の龍が一番目立つけれど、花柄の装飾とか足場の下のポツポツしたやつ(ボキャ貧)とか細部まで寸分の狂いもなく配置されている。

 

 

神厩は、神社の馬(神馬)の厩舎だが、東照宮は例の三猿が施されているので有名だ。

 

 

しかし肝心の三猿、観客から直接見えない位置に装飾されているのよね。

なのでわざわざ鏡越しにみるしかないのですが、遠すぎて見えないよ!

神厩の向き、こっち側に変えてもらえませんかね。

東照宮内での配置の通りに、各模型を置いて居るので、向きを変えたら本家順守では無くなってしまい東照宮ガチ勢が怒りだすかもしれない。

 

 

建物以外の小物っぽいのも再現されているのです。

手を洗う「御水舎」。

本物の柱は水に濡れても腐らないよう花崗岩で出来ているですが、これもそうなのだろうか。

 

 

鳥居もあります。

これは難易度ひくそうだね(無礼)

 

 

一番のメインはこれですね。

東照宮の建造物で最も有名な陽明門。

 

 

これまでの建造物と一線を画して純白が用いられており、神々しさ・ありがてぇありがてぇ、を感じさせます。

施されている彫刻は500を超えており、1日ボケーっと眺められることから「日暮御門」とも呼ばれている。

これに比べたらさっきの鳥居なんて一瞬で出来るわな。

 

 

門の上部をアップしてみましたが、装飾があり過ぎて何が何だか分からなくなっております。

 

今さらながら、なぜ東照宮の模型をここで作ったかと言うと。

飛騨の木工職人は古代から腕が良くて有名で、大正時代に長谷川喜十郎という大工が日光社寺の修理委託を受けており、東照宮の建築図面をこのとき作ったので、それを持ち帰って模型製作に生かしたんだと。

ただこれら盛大な模型たち製作に携わったのは合計33人の職人、計15年も費やしたらしい。

ガンプラオタクの大先祖と言ってよい(適当)

 

 

陽明門に隣接する回廊です。

羽目板になっているが、全て1枚板をくり抜いて作られているそうな。

1つ1つ模様が違うので、これまた見ていて飽きない仕様です。

陽明門と合わせると3日間くらい潰れるんじゃないの。

 

 

板を拡大してみました。

 

あと江戸時代の高山藩主である金森家のうち、3代目重頼は将軍秀忠の信頼が厚く、秀忠が東照宮に行く際のお供をしょちゅうしていたそうな。

そんなんで高山藩でも東照宮を城内に勧請して祀ってたのだが、1692年に高山藩は天領となったので城は廃止になり、東照宮の面倒は桜山八幡宮が見ることになったのだと。

寺の面倒を神社が見るんかいな。あなたの隣人を愛せよ(宗派が違う)

 

そんなのが、高山と東照宮の繋がりです。

桜山八幡はこの地域最大の神社なので、連動して東照宮へも民衆の愛着があるでしょうね。

 

 

 

陽明門でお腹いっぱいなので、もうあんまり見る気がしませんが、こちらの拝殿も大層豪華です。

 

 

そういえば東照宮のどっかにいる(適当)眠り猫。

こいつだけソロデビューしており、展示室入り口に飾られております。

しかも実物大の大きさ。

ちょっと扱いが違うので、三猿たち怒って良いんじゃない?

 

 

というわけで飛騨高山に来て東照宮を堪能できる施設でした。

もうこれで日光に行く必要は無くなったな(満足)

あそこいつ行っても混んでるからね。みんなこの高山ワールドスクエアで家康欲を消化してクレメンス。

 

以上

 

【交通手段】高山駅から徒歩20分

【入館料】900円(屋台会館とセット)

【滞在時間】30分

【混雑度】★★★(ちらほら)

【URL】

www.hidahachimangu.jp