C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。車が無いので公共交通機関利用で粘っております。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

北杜市囲碁美術館

 

囲碁に特化した美術館があると聞いて、珍しいと喜んで来てしまった。

長坂駅から徒歩3分。駅前すぐの場所です。

いやぁ大きくて立派な美術館ですねぇ。碁石5万個くらい展示できそうです。

 

 

建物自体は北杜市役所のものなんですけどね。

だから土日は正面玄関が閉まっているので、側面から入ることになるのです。脇からこそこそと。

 

 

どうみても職員用の通用門なんですが・・大丈夫?

ドア開けた瞬間にセコム発動したりしない??

 

 

館内に入りました。暗ッ!

役所は休みなので、節電しようということですね。

これで怖気づいて撤退する客もいるのではなかろうか。私は怖かったです(弱)

 

 

廊下を過ぎて、ようやく美術館に着きました。

しかし中は真っ暗なうえに、周囲には誰も居ない。どうすりゃいいのだ。

 

とりあえず室内に侵入しました。

すると人感センサーがあったのかチャイムが鳴り始め、どこからか館員さんが登場。電気を点けてもらいました。

 

というわけで、これから来館して私と同じような状況になった方は、とりあえず美術館の部屋内に侵入してみるのが良いと思います(それが正しいやり方かは知らない)

 

(美術館パンフレットから)

 

ご覧の通り展示室はそこそこな大きさ。

「美術館」と名乗っているので錦絵が結構あるのだが、囲碁関連グッズも展示しており、どちらかというと資料館要素のほうが強いですね。

なによりレッドカーペット!ゴージャスだなぁ。でも囲碁ってそういう場所で打つものだっけ?

 

囲碁祭のチラシ) 

 

それにしてもなんで囲碁なんだということですが、北杜市囲碁で町おこししているようです。

毎年「囲碁まつり」なるイベントを開催しており、同様の試みをしている自治体が集まって行う「囲碁サミット」にも参加している。神奈川の平塚市もこのサミットに参加してるんだな、湘南のDQN囲碁で更生させるのかしら。

 

囲碁で町おこしなんて出来るのかと思ってしまうのだが、観光客を呼ぶとかではなくて、この遊戯を通して住民の頭脳を成長させる目的なのかもしれない。

たぶん老人のボケ防止のため

まぁお子様に囲碁やらせると思考訓練になるって話もあるし、皆さんも通勤時間の暇つぶしにどうでしょうか。

 

(美術館公式HPから)

 

館内で最も目につくのは石像。武田信玄と高坂正信の対局シーンを再現している。

川中島の戦いの合間で碁を打ったという伝承だ。戦の最中なのに余裕だなぁ信玄公。

そんなんだから上杉謙信に強襲されて危うく死にかけたんじゃないですかね。

 

 

これをイラスト化したハンドタオルなど、グッズも販売しております。

 

伝承ではとりあえず信玄が勝ったことになっているのだ。

そりゃ「信玄まけました」では物語おわってしまう感があるので、部下の高坂くんが忖度して負けてあげる以外ありませんな。部下はつらいよ。

  

(美術館パンフレットから)

 

囲碁は錦絵の中に数多く登場し、当時に囲碁がどういう使われ方をしていたか表れているそうです。

この絵では左端に、囲碁を遊んでいる女性が描かれています。オッサンだけでなく、女性も昔から囲碁をするのです。

 

特に平安時代では囲碁は教養の一つとされ、良家の子女は嫁ぐ際に碁盤を持参して練習したそうな。でも旦那をボコボコに負かすのはマズイので、いい勝負をしつつ負けるという高等技術が求められたかもしれない。

これを現代でやると、八百長と呼ばれることになります。

 

 

(美術館パンフレットから)

 

磁器にも囲碁はよく描かれていたようです。

きっと囲碁厨の絵師が製作したのでしょう。

そしてこの地域の成金が買ったのでしょう(偏見)

 

shonenjumpplus.com

 

これもあった。

まさかとは思ったが、やっぱり置いちゃうんでしょうねぇ。 ちゃんと全巻そろってたし。

アナタがビギナーだとしても、この漫画を読めば囲碁と将棋の違いが分かるようになるでしょう。

ただ館内のものは展示ケースの中に入っていて読めないので、ブックオフツタヤディスカスとかで借りましょう。

 

 

というわけでした。

いまさらながら私は囲碁のルールぜんぜん知らないんですけど(不敬罪)、普通に変わった資料館として楽しめたのでした。

 

おしまい

 

 

【交通手段】長坂駅から徒歩5分

【入場料】無料

【滞在時間】30分

【混雑度】★(誰もいない)

【URL】

www.city.hokuto.yamanashi.jp