映像ミュージアム
川口市のskipシティには「彩の国ビジュアルプラザ」なる複合施設がある。
デジタル映像製作拠点などと銘打って、映像制作者むけの設備や機材・お子様向けの学習施設などを取りそろえております。
川口駅からバスで20分程度です。
一般人むけ施設としては、NHKと提携して過去の番組を公開している「映像公開ライブラリー」、映画館。
今回は博物館的な「映像ミュージアム」へ入ります。
階段を登って左手に入口。
入場料510円。
いきなりサイケデリックな空間を通らされます。
突き当たり。
古い映画看板がガラクタのように置かれているけど、何かのメタファーですか?
映像文化はゴミと化した、というメッセージかな(施設の存在意義否定)
スクリーンでは映画監督らがうんたら喋っている。
渡り廊下にでます。
来館したお子様たちが作った道具たち。
・・なんかさっきから展示に意味を感じないぞ(疑惑の目)
しかし廊下の先からが本格的な展示室ですので、安心してください。
映像技術の説明です。
映画撮影に使われる機材たち。
一般的な映画は35mmフィルムを使用するが、その撮影機がこれ。
映画のマークでお馴染みですね🎥
映画館で使われる映写機。
家庭用としては8mmフィルムがあるが、それの映写機がこれ。
8mmでも十分おおきいな。
色彩の話。
この絵は赤・青・緑からなっています。
緑を抜くと、こうなります。
赤だけにすると、これはバッドエンドですね。
ビデオカメラやテレビの原理を説明してくれるそうだ。
なるほど、ぜんぜんわからんな。
ここでは4K映像・ハイビジョン映像・地デジ以前の映像について、比較鑑賞することができます。
これが4K。
これが地デジ以前。
明らかに4Kの方が綺麗なんですが、伝わってますかね。
写真では分かりづらいと思うので、知りたい方は映像ミュージアムまでご来場ください(お知らせ)。
実際に撮影を行う前段階のプロセスについて扱っています。
撮影前にイメージを掴んでおくための絵コンテ。
黒澤明の『トラトラトラ』で、黒澤本人が書いたものです。
著名な美術監督らによる絵コンテ。
モスラもあるよ。
書いてる途中に気持ち悪くならないんですかね(虫嫌い並感)
メイクの道具たち。
筆は眉用とか口紅用とか、用途が細かく分かれている。
血のり。
暗めの赤で、おどろおどろ。
小道具もおいてあります。
『メン・イン・ブラック2』で使用された拳銃。
なんで日本にあるのだろうか、スポンサーだったのかな?
おフランスの街並みのセットざんす。
ここからは体験コーナー。
カメラマンになって撮影が出来るよ。
同伴者の方がモデルになる必要がありますので、おひとり様はご遠慮ください。
そもそもこの施設、お一人で来るにはハードル高すぎだが。
他にもモンタージュ技術の体験とか、アニメ制作コーナーとか。
個人的に楽しかったのは、アテレコ体験である。
この防音ブースの中で出来ます。
アニメの映像が流れるので、それに声を当てようというもの。
テーマは忍たま乱太郎です。
2人プレイまで出来るよ。
アテレコ後は、吹き込んだ音声が再生される。
なかなか恥ずかしいので、防音ブースで良かったなと思うことになる。
CG技術の細かい話とかも展示されてますけど、見ている人は居ないのであった。
大人ですら見てませんからね(白目)。
階段を登って次のフロアへ。
このフロアも体験コーナーになっていて、アナウンサー体験・スタジオ撮影体験が出来る模様。
まぁお子様向けですね。
なお収録した内容は、DVDにして持ち帰ることが出来る。
最後に企画展をみます。
ゲーム展?
そして展示室の入口で、すでにやたらやかましい音が聞こえてきている。
入ってみました。
中には様々なゲームが置いてあって、自由にプレイすることが出来る。
ゲーセンじゃん(唖然)
ソフトの時代も様々で、初期の格ゲー筐体から歴代PS、最新の3D等。
これお子様は楽しいだろうな、ご家庭によっては親の怒りを買うかもしれんが。
ちなみに ↑ はときメモです。
PCエンジンって名前はよく聞くけど、見るのは初めて。
マリカーやピクミンなど人気どころもありますが、これらはプレイできず、映像が流れるだけです。
たぶんドはまりしてそこから動かなくなるガキンチョが出やすいからだろう。
だいたいはお子様がプレイしてたが、少なからず大人もいたな。
子供と一緒に来たは良いけど、親父がハマってしまったパターン。
まさか大人1名様で入り浸っているのは居ないと思うが・・
以上
【交通手段】川口駅からバス20分
【入館料】510円
【滞在時間】60分
【混雑度】★★★★(すぐ横に人)
【URL】