C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

いがらしゆみこ美術館(倉敷)

 

少女漫画家いがらしゆみこの美術館です。雑誌『りぼん』『なかよし』などで連載を持ち、代表作は『キャンディキャンディ』『ジョージィ!』。うーむ、分からん。どうして来てしまったのか。

 

 

 

概要(アクセス・入館料・カフェ)

場所は倉敷の美観地区で、倉敷駅から徒歩15分の距離です。観光地で混雑しているので、状況によりもう少し時間を要するかもしれませぬ。

入館料は600円。前売り券だと500円、コンビニで扱っているようです。ローソンだとロッピー、ファミマはファミポートで買うんでしょうね。

美術館なのでカフェも備わっているのだ。メニューは公式HPで見られるが、ワンプレートランチやカレーなど食事系もあります。

個人的なお勧めは「プリンセス・ピンクカレー」。赤ワインをブレンドしたとのことだが・・それでもこんな色になりますかね。他にもピンク色のライスとかあった。

お姫様のお考えは庶民には及びもつかないもなのです。

オシャレなメニューが並ぶなか、「白桃まるかじり」という豪快で男臭い品があって笑ってしまった。お姫様も時には野獣と化すのかな?桃は岡山の名産です。

 

展示1 お姫様に変身できます

この美術館のウリは、お姫様コスチュームを大量に揃えていることです。1着1,000円。これでアナタも少女漫画の登場人物。

着られるのは館内だけであり、外出はできません。現実世界に夢は持ち込めないのです(迫真)

撮影会場はこちら。心おきなくバシバシ撮って、同人誌の表紙にでもしてくれたまえ。カメラマンはいないので、撮影はセルフになります。

私が行ったときは、家族連れで小さいお子さんがコスチューム着ていたな。お子様用サイズもあるようです。

 

展示2 原画展

展示物は主に原画ですね。美術館のために書き下ろした作品もあるかもしれません。原作知らないので分かりませんすみません。

私の中の少女漫画(昭和50~60年頃)って、話の脈絡とか特に関係なく花びら舞いまくっているイメージなのだが、まさに注文通りな感じ。脳みそ蕩けそう。

漫画をもとにしたグッズたち。食器とか文房具とかおままごとセット。

こんなところにまで花が咲いている。さすが少女漫画。消防署の人に怒られないですかね。

 

展示3 倉敷で話題のパワースポット!

美術館の屋上にパワースポットがあるそうです。恋が実り、財を生む効果があるそうな。最強じゃん。拝んでいくしかないですね。

屋上に到着しました。おやおや、これはすごいパワースポットですねぇ(棒)

うちの近所のアパートの屋上もこんな感じだと思う。

倉敷の美観地区の方を眺めますが・・美しい町並みよりも、電線の断裂具合を調べるのにちょうどよさそうです。

 

おまけ 代表作『キャンディキャンディ』の展示が無い

いがらしゆみこ=『キャンディキャンディ』と私は聞いていたので、関連展示が多いのかと思いきや、一つもありませんでした。

その答えは・・Wikipediaに思いっきり書かれてます。ストーリーの原作者vsいがらしゆみこで権利問題が発生し、最高裁までもつれた結果、「原作者の許可なしに営利目的で漫画を作成してはならぬ」判決になったそうな。

ja.wikipedia.org

だから原作者の許可が無いと『キャンディキャンディ』関連の展示物は置けないけれど、両者の仲は絶縁状態で漫画自体も絶版になったとさ。

お姫様の世界もドロドロな法廷闘争にまみれてるんですねぇ。

 

おしまい

 

【交通手段】倉敷駅から徒歩15分

【入館料】600円

【滞在時間】30分

【混雑度】★★★(ちらほら)

【URL】

www.aska-planning-design.co.jp