滝沢ダム
滝沢ダムにやってきた。
秩父には荒川関連の4ダムがあり、滝沢はその一つ。
他に浦山ダム・二瀬ダム・合角(かっかく)ダムがあり、全部回ると特別ダムカードがもらえるそうな。
全体図はこんなかんじ。
この辺に出現するのだろうか、こわいなー。
なお同じ秩父で水資源機構の管理ダムでも、浦山ダムのキャラクターは人間である。
浦山ダム=人間 > 滝沢ダム=非人間、という盛大な差別なんだろうか。
上流方面。
奥に見えるブイみたいなのは、網場(あば)といい、流木が貯水湖に流れ込んでくるのを堰き止めるもの。
なお集まった流木はダムの管理所にて配布しているのだが、アート・装飾用として需要があるとのこと。
湿っているので、薪としてはあまり使えないらしい。
下流方面。
左下に見える階段は使用できるので、体力あるひとはどうぞ。
私は体力無いので、エレベーターを使います。
滝沢ダムと同じく、ダムらしい無機質なエレベーターである。
見学用通路は、こういう構造。
エレベーターでおりて、外へ出る。
降りました。
通路を抜ける。
壁には地域の植物の写真。
ダム建設時に、影響が出ないよう配慮しましたアピールかもしれない。
こちらは建設までの年代順の写真。
計画発表自体は1969年だが、地元住民・漁業組合から盛大に反対姿勢が繰り出され、全て終わって工事着手したときには1999年になっていた。
ダム本体完成は2004年、事業完了は2011年と、もうかなり最近のダムである。
さて、通路を抜けて屋外へ。
あの出入り口から出てきました。
さすがにでかい。
説明板。
最上部に3か所あるのが、非常用洪水吐き。
ここからの放流の絵が最も圧巻だが、非常用なのであまりやらない方が良いに決まっている。
その下にあるのが、常用洪水吐き。
非常用に比べると、やはり威力は弱そうである。
向こうの方につり橋が見える。
渡ってみる。
下流を見ると、あそこからも放流している。
水力発電に利用した水を出しているそうな。
端の方を見ると、さきほどの階段が。
やっぱりあれ上り下りするの疲れるよなぁ(老並感)
再びエレベーターで上部に戻る。
ダムカードはあそこでもらえると思います、私は貰いにいっていないので、たぶんですが(雑)
以上。
【交通手段】最寄りのバス停から徒歩50分なので、車推奨
【入場料】無料
【滞在時間】30分
【混雑度】★★(他に2~3人)
【URL】滝沢ダム見学案内 | 滝沢ダム