多摩六都科学館
見るからに巨大施設。
六都とは、小平・東村山・田無・保谷・清瀬・東久留米の多摩北部6市のことを指しているが、田無と保谷が合併して西東京市になったので、5都になってしまった。
玄関を入ると、真っ青だった(廊下)
これを抜けるとチケット売り場。
期間限定で、この廊下から霧とかが出ることがあるらしい。
なにそれこわい。
エントランス部分。
地下1階となっている。
基本的に館内は子供向け設備。
多くのお子様連れと(一部のヒャッハーな大学生)はクイズラリーをやっていた。
展示室はこちらから。
当館のキャラクター、ベガロク君です。
展示ポスター。
なんで字体が恐怖新聞なんですかね。
最初はチャレンジの部屋。
これまた真っ暗な廊下で、ちょこちょこホラー要素を混ぜてくる。
展示室は案外広い。
そして、こんなに混んでるとは思いませんでした(自省)
この展示室は、物質・物理・宇宙的なサムシングを扱っている。
というわけで元素一覧表で、文系は無事死亡。
パネルの図鑑。
やたら高画質で、元素が使われている物質を説明してくれる。
おなじ1kgの物でも、太陽や月では重力が違うので、重さが異なります。
無重力の月では軽くなるが、太陽ではクッソ重くなる。
50kgくらいはあるんじゃないか(貧弱並感)
月の砂、を模倣して作った砂。
月面基地など月で建築を行う場合、月の材料を使うことになるので、これで練習である。
砂からは多様な資材が作れるので、わりかし便利。
ロケット。
中に入れます。
階段を使って上にのぼるけど、広さが子供向けなので、大人は狭い空間を必至こいで通ることになる。
上まで抜けると、月(たぶん)が見れます。
とにかく展示がとても多いので、一部しか紹介できないが次の部屋。
2つ目の展示室は、視覚や聴覚などの五感に関するもの。
何の匂いでしょうクイズ。
小部屋。
中は床が斜めになっており、子供は大はしゃぎで駆け回っている一方で、大人は気分を悪くして退場する光景が見られる。
疲れた大人たちは、この広場で子供たちを放し飼いにして休憩します。
ラボのような体験教室も各種あるので、子供を意識高い系に育てたい場合は、放し飼いよりもこちらがお勧め。
第2展示室から第3展示室への廊下。
錯覚させる作品の展示ゾーンになっていた。
斜め床の部屋で疲弊した大人の神経を、さらに騙していくスタイル。
3つめの展示室は、機械の仕組みを見るコーナー。
時計の仕組み。
自転車で電気を起こそうのブース。
楽しそう(小学生)
まぁ小学生に占拠されてますので(察し)
クイズ。
スタートボタンを押すと説明映像が流れてからクイズになるんだけど、説明映像がやたら長い。
ただその説明映像をスキップしてしまうと、そもそもクイズの内容が分からなくなる。
そして回答を間違えると強制終了という、鬼畜仕様。
古典的なロボット。
これはロボット博士こと相澤次郎が1962年に製作した「ミスタースパーク」。
相澤は800台以上のロボットを製作したが、1996年の死去すると大半が廃棄された(残当)。
ただロボット黎明期の作品は一応保管の価値はあるので、科学館で引き取っている。
ミスタースパークは、占い師をイメージして作られたらしい。
きっと相澤次郎は、ドクター中松系の人だったんだろう。
水道管を模したアスレチック。
そしてこのフロアはおしまい。
上の階にあがりました。
4つ目の展示室は、自然がテーマとなっている。
となると、お待ちかねのこういうのが展示されるわけである。
森。
やっぱり、わらわらいる。
虫だけじゃなくて魚もいます。
ただ、ニジマスはパックにされてるけど。
さらに分解されて標本になってしまった。
ちなみにエラには、呼吸をする部分と、エサを食べる部分に分かれるそうです、知っていましたか。
私は知りませんでした。
イトウ。淡水魚のくせに1.5mもある。
展示内容は「絶滅危惧種なので、環境を保全して守ってあげてね」というものだったが、そもそもイトウって北海道にしかいないので多摩関係ないのでは、とか言ってはいけないのだろう。
5つ目の展示室は、地学的な内容。
石とか化石とかいっぱいあるんで、そういうの好きな人には良いんじゃないっすかね(適当)
三葉虫てきなサムシング。
見事な結晶ですが、寄贈者はもともとこれを台湾で買ったそうです。
メイドインジャパン、たのむよー
竜巻製造機。
前にもどこかで見たな。
レバーを回してプレートを動かしてみようの展示も、あるある。
なぜか南極のライブ映像が見られます。
めちゃめちゃ動き回っていた。
カブトガニって脱皮するのね。
そして脱皮後の殻は割とスッカスカである。
さて、展示室はこれで見終わったのでエントランスに戻るのだが、最後にプラネタリウムを見る。
この赤い階段を登って2Fへ。
階段にはアスレチックがあって、お子様たちは階を上がるのにこの試練をこなして行く。
遊べるのは小6までです、残念だなぁ(本音)
地下1Fのエントランスから2Fのプラネタリウムまで行くわけだから、けっこう長距離のアスレチックになっている。
ここの投映機はたいへんハイテクで、1億4000万以上の星を映し出すことができ、ギネスの記録で世界一ィィになっている。
というわけで混雑するので、良い席を取りたい人は早めに並びましょう。
以上。
【交通手段】花小金井駅から徒歩20分、バスで10分
【混雑度】★★★★★(わんさか)
【滞在時間】120分
【入館料】500円(プラネタリウム別料金)
【URL】