震生湖
震生湖は、秦野市にある湖沼である。
関東大震災時に沢が陥没して水がせき止められ、湖になったという。
もともと沢だったので、周囲に河川は存在せず、地下水脈でつながっているらしい。
この震生湖は、車なしで行くのは難しい。
というか、車以外で行く人はたぶんいない。
最寄りのバス停は「震生湖」だが、1日に1本しか便が無い。
むしろなぜ1本だけ残そうと思ったのか。
次の最寄りのバス停は「南ヶ丘1丁目」だが、このバス停からも徒歩20分かかる。
あとは秦野駅から歩くしかないのだが、徒歩40分程度でしかも駅からはずっと上り。
とりあえず神奈中バスで、南ヶ丘1丁目まで行き、そこから徒歩で行ってみることにした。
参考までにバス停からのルートを貼るが(参考になるとは言っていない)、要は東から西へ向かって歩いたということである。
秦野駅から南ヶ丘1丁目までは5分程度で着いてしまう。
まぁ2kmくらいあるから、バス停からのハイキングを考えると体力は温存したい(老並感)
あとバスは20分に一本は少なくともあると思われる。
バス停のあたりは住宅や高校があるが、ちょっと坂を上がって震生湖方面に向かう道は完全に農地地帯である
途中にあった市の水道施設
この日はスーパー炎天下。
日差しの強さ、坂のアップダウン(そこまでたいしたことない)、畑で使われている堆肥の強烈な臭いで、徒歩20分の道のりがやたら長く感じる。
大悲観音も気になるところだが、行く気がしないし行ける気もしない。
秦野の街を一望できる。
ようやく看板を発見。
建設会社に歓迎される違和感はあるが、彼らがこの辺の土地を持っているのだろう。
この道を下っていく。
到達。そして徒歩20分とは思えない疲労感。
なお、↑の写真に限ってはネットからの拾い。
というのは、当日はやたらここに車が停まっていて「震生湖公園」の看板を覆ってしまっていて写真が撮れなかったので。
という言い訳。
湖の周りを周遊してみる。
この鳥居の階段から道が続いている模様。
太陽がぎらつきすぎて、ろくな写真になっていないが、まぁ多少はね?
なんか、思っていたほど水がきれいじゃなくて、濁りまくってる。
数日間雨も降っていないのに。
けっこう釣り人が多かった。
ボートで反対の岸まで出てる人もいたし。
そのボートは売店で借りられるらしいが、口コミを見ると売店というよりボート貸家さんなので、食事処とかは無い模様。
暑さでぐったりするネコ。
後ろには弁天様。
比較的うまく撮れた写真。
湖の照り返しが強すぎて、濁りっぷりが見えないからだと思われる。
湖の西の端まで来た。
入口からは歩いて10分もかかっていないと思う。
これを登ると上の道路に出て、左へ行くと湖を一周して入口へ戻ると思われる。
もう疲れたので、ここで脱出します。
もっとも、バス停まで戻るのも面倒になったので、このまま30分以上歩いて秦野駅を目指さねばならんのだが。
やっぱ車なしで来る場所じゃないな。
以上。
【交通手段】秦野駅からバス5分「南ヶ丘1丁目」下車。徒歩20分
【混雑度】★★★(写真撮ると人がインカメする)
【滞在時間】20分