山手資料館
山手の外人墓地周辺には西洋館がぞろぞろあるわけだが、
写真右側の緑壁の建物、山手資料館もその一つである。
ちなみに左側の白壁の建物はトイレである。
牧場主として財を成した中澤兼吉の和洋併設住宅のうち、洋館部分だけを移設したとのこと。
この移設には人気レストラン「山手十番館」のオーナー、故・本多正道が携わっており、この山手資料館は山手十番館の敷地内にある。
ただ山手十番館のHPでは、資料館について一言も触れられていない。なぜだ!
資料館の前にはバラ庭園。
季節じゃないので咲いてなかった。
このあたりは有名な西洋館街で、港の見える丘公園の近くってこともあって通行者はかなり多いし、バラ庭園を見学する人もけっこういた。
でもみんな、資料館の中には入らず、ドアの前でUターンしていた。
どうして?有料だから?
せっかくなので、お邪魔します。
なお入り口のドアは明治時代建築とのこと。
慎重に開いたけど、歴史あるゆえに立て付け具合がイマイチで、あたふたしながら入場した次第。
残念ながら館内は撮影禁止のため、写真は無し。
外観から分かる通り、中はあまり広くない。
1フロア6畳くらいしかなくて、その中に展示物がひしめき合っていた。
展示品は上述の「山手十番館」オーナーである故・本多正道の収集物がメインであり、ガラスや陶器などの舶来品から、アンティーク家具。
あとペリーの似顔絵入り食器のような、ゆるアイテムもあった。
2Fは、すぐ近くにある外人墓地関係。墓地を見に行く人は、その前に立ち寄っても良いと思う。
あとジャパン・パンチ誌についての展示がやたらあった。本多氏のお気に入りだったのだろうか。
以上。
【交通手段】元町中華街駅から徒歩10分。
【入場料】210円
【滞在時間】20分
【土日の混雑度】★★(他に2~3人)
【URL】http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/spot/details.php?bbid=66