C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

名古屋港水族館

大都会 名古屋の誇る水族館です。延べ床面積は日本第1位であるらしい。そりゃ疲れそうだな(老人並感)

地下鉄の名古屋港駅から徒歩10分。入場料は2,030円です。閑散としているのは、平日の午前中に行ったからなのです。

この水族館のオシはシャチですね。日本で飼育しているのはここと千葉県の鴨川シーワールドの2か所。入館して目の前の水槽でさっそく泳いでおります。

現在3頭いるそうな。シャチ1頭で数億円の購入費と言うから、飼育員さんのプレッシャーは半端ないと思う。頑張って50頭くらい増やしてもらいたいところ。

シャチの隣の水槽にはバンドウイルカ君たち。5頭くらいいて、それぞれ2~3頭で一緒になってグルグル泳ぎ回っていた。仲いいな君ら。

あとバンドウイルカが束になって何頭もいるのは初めて見ました。延べ床面積が最大な水族館は飼育できる頭数でも違いを見せております。

次のゾーンに進むと、シャチが骨になっていた。あまりにも早い別れだなぁ(涙)

標本や解説パネルが並んでいるお勉強ゾーンです。なので人通りが少なく(直球)、じっくり見ることができます。

なんとシャチの胸びれには骨が入っていて、手の形をしているのだ。シャチなどクジラ類はもともと陸上で生活していたのが海に入り、進化の過程で前足を胸びれに変化させてきたそうです。その名残。

なお海に入る前のクジラは、こういう姿だったそうです。絵がすごい下手な人が描いた犬みたいである。首が太すぎて頭と胴体の境目が分からないよ。

屋外に出ると大きなプールがありました。さきほどのシャチやバンドウイルカがここでショーをやるそうです。残念ながら時間が合わなかったのでパス。寒かったので諦めたわけではありません(震え)

通路脇にある小型プールでイルカくんたちがウォーミングアップしており、間近で観察することができます。よし、これでショーは見なくても大丈夫だな(暴言)

ただときおり派手に数頭続けてジャンプすることがあるので、油断していると思わぬスプラッシュマウンテンに見舞われる。やはり野生動物とは距離感を保つことが大事です(まとめ)

以上が、イルカとシャチがメインの北館でした。次に南館へ移動します。その他もろもろの魚たちが集まっているのだ。

オシャレ系の展示が目に写ってますが、カラフルな魚を扱う企画展です。

面白かったのは西太平洋のサンゴ礁に生息する「バイカラードッティーバック」。紫と黄色で真ん中からくっきり分かれているのだ。ツートンカラーのバンギャみたいな感じだが、気性が荒く他の魚を攻撃することもあるそうな。V系

オシャレ系でいくと、ドンペリタワーみたいなのもあった。名古屋港水族館はそういう路線で行くのでしょうか。飼育員にそういう趣味の人がいるに違いない。

よくみるとグラスの中に魚がいた。1つ1つのグラスを全てアクアリウムにしているのだ、こまかいなー。すさまじい根性と箱庭精神である。どれか倒れたらドミノ倒しで全滅するので設置の時は冷や汗であったろう。

珍しい偕老同穴(かいろうどうけつ)。カゴみたいですが、れっきとした動物です。この中にドウケツエビというエビの1種が雌雄一対で住んでいたりする。夫婦和合で縁起ものですね。

というシャレオツ系展示のさなかに、砂場でぶっ倒れているやつがいますね。メイタガレイというカレイです。非常に美味しいらしいので、食べられないように砂場に化けているようだ。

世界最大の二枚貝オオシャコガイ。日本ではこの水族館でしか見られない貴重な種なので貝ガチ勢は喜ぶ。私もホタテとか牡蠣とか好きです(よだれ)

ただの貝だろうと思ってたら、重さ数百キロあるそうです。え、そんなに重いの。

トロピカルー!青白ストライプの「スジリュウキュウスズメダイ」が300匹も泳いでいます。この中に1匹だけ、「スジリュウキュウスズメダイ」が紛れ込んでいるという。違いは尾で、前者は白・後者は黒だそうです。そんなん分らんわ。

・・あ、いた。5分くらいで見つけてしまった。案外いるもんですね。

発見者には幸せが訪れるそうです。じゃあ肩こりが治るようにお祈りしとくか(貧弱)

シャチの他に力を入れているのがウミガメ。絶滅危惧種を飼育し、繁殖させています。直径13mもあるウミガメ専用水槽があることから、気合の入れようがわかるでしょう。

繁殖用の砂場まで用意されてますからね。産卵期になったカメはこちらに移されるのでしょう。ウミガメの産卵実況中継が可能です。

カメは色んな種類が飼育されています。「ブタバナガメ」なんて可哀そうな名前つけられているカメもおりました。・・まぁたしかに、ブタバナだな。

あとはペンギンゾーンを見ておしまいです。4種類のペンギンたちがわたわたしているので最後になごんでいってクレメンス。

 

おしまい

 

【交通手段】名古屋港駅から徒歩10分

【入館料】2030円

【混雑度】★★★(ちらほら。ただし平日)

【滞在時間】2時間

【URL】

www.nagoyaaqua.jp