神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

大町山岳博物館

 

ライチョウの飼育してるんですよね、ここ。

中部の山岳地帯に生息しているが地球温暖化とかキツネに食われたとかで絶滅危惧種になっており、人工的に飼育して数を増やそうとしているのだ。

長野県の県鳥にもなっているが、富山県岐阜県も県鳥に指定している。

ライチョウ大事なのは分かったが、ちょっとみんなガッつき過ぎですね。

 

 

博物館には飼育ゾーンが併設されており、プチ動物園みたいになっている。

館内を見る前に、先にこちらを見るとしようか。

 

 

ライチョウくんはこちらにお住いのようです。

 

 

覗いてみると、一羽だけヒョコヒョコ動いているのが見えた。

余裕で飼育されてるじゃないかと思ったら、ノルウェーから連れてこられたスバールバルライチョウだそうで、絶滅危惧種の国産ライチョウではありません。

 

ライチョウの飼育方法を飼育員が勉強する用として居るんだそうな。

 

 

 

当の国産ライチョウはこちらの建屋の中に居ます。

博物館では2016年から飼育を始めたのだが、一般公開できるようになったのは2019年3月から。

なかなかお披露目できなかったことから、飼育に難儀しているんでしょうなぁ。

 

 

このケースの中にいるそうです。

どこだ・・?

 

 

奥の方に居た・・が、向こうをむいて寝てしまっており、まったくこちらに顔見せサービスしてくれません。

残念だなぁ、さっきのノルウェーライチョウ見に行くか。

 

2019年6月ころにライチョウの卵が10個ほど孵化したそうで、無事に育てられるか、飼育の山場を迎えている。

ただそのあと、ヒナが1週間ペースで1匹また1匹と死んだ報道がされており、全滅しないかどうか甚だ不安である。

飼育員さんが間違えて山賊焼にしてしまっているのかもしれない。

 

 

ライチョウ以外にも動物がいるようです。

この大きな檻にはなにがいるのかな?

 

 

なにもいなかった。

 

 

まぁ他にも動物はいます、トンビくん。

トンビは江の島あたりにいくらでも飛んでいて観光客の手元の食べ物をしょっちゅうかっさらってるから飼育する必要ないじゃないかと思うのだが、この子は近隣で負傷しているのを保護されて、ここに置かれている模様。

 

 

タヌキ。

この子もケガしているところを保護されて、もう野生に戻れないくらいここでグータラしてしまったので、そのまま置いて居る。

そういう動物がほとんどのようですね。

 

「タヌキはあまり鳴き声を出さないので、聞けたらラッキー」と貼り紙がしてあったのだが、「きーきー」みたいな声でめっちゃ鳴いていた。

タヌキの女神が私に微笑んでくれたのかもしれない。

帰りに蕎麦屋かき揚げでも頼むとしよう。

 

 

ニホンカモシカくんも在住。

ただ奥の方が彼の定位置らしく、肉眼で見えづらいところであった。

 

という感じで動物園を見終わって、博物館本館へ行きます。

博物館自体は17時までやっているのだが、動物園は確か16時くらいまでで、ライチョウは更に早い時間で終わりだったはず。

でかける際は時間に注意しよう。

 

 

さて、博物館はまず3Fに登り、2F→1Fという順路。

3Fは展望台です。

 

 

西側に広がる大町市街と、北アルプスの山々です。

黒部ダムも向こう側にあります。

 

 

2Fの展示室へ。

ここでは北アルプス地帯の動物を扱っている。

特に標本がこれでもかという多彩っぷりで並んでます。

 

 

さっきまで飼育されてたニホンカモシカもこのとおり。

 

 

タヌキ一家。

それにしても動きのある展示の仕方。剥製じゃなくて模型のように見える。

 

 

シジュウカラはよく見ると口に何か咥えている。

でろ~んとした虫の形状が妙にリアルで、気味が悪くて良いと思います。

 

 

そしてライチョウさんたち。

ヒナが孵ったところなのかな?

しかしさっきまで「絶滅危惧種だから頑張って育ててあげなきゃ!」的な気分だったのに、あっさりこうして剥製になっているのをみると謎の無常感がしますな。

 

 

そのライチョウ一家を付け狙っている悪いやつが上空に。

ヒナはやつら肉食動物の好物なのだ。

 他にはキツネやカラスなど。あいつら山岳地帯には元々いなかったのに、温暖化の影響で寒い地方にも勢力を伸ばしているのかもしれない。

 

 

地球温暖化高山植物の繁茂状況も変えており、ライチョウの住環境は悪化している。

今世紀末には、ライチョウの生息可能区域が現在の0.4%にまで縮まるという研究もあり、現に以前は生息していた八ヶ岳や白山から姿を消してしまっているので、人工的飼育・別の区域への移住方策が待たれるところ。

山賊焼にしている場合じゃないですよ。

 

飼育はこの博物館や上野動物園を含む、全国5か所の動物園で行われています。

ライチョウファンは全部まわりましょう。

 

 

そんなライチョウの卵がこちら。

巣は簡素に作られており、あまり隠す気がなさそうである。

だからキツネやカラスに襲われてスクランブルエッグにされてしまうのですよ。

ライチョウさんサイドも防犯カメラを付けるとか、学んだ方が良い。

 

 

わずか8日間でヒナはこのサイズ。けっこう早く成長するんだな。

このあと3か月もすれば親鳥と変わらない大きさになるそうだ。

子の成長は早い。

 

 

他の動物の剥製もありますが、動きが生き生きしております。

ネズミを捕らえようとするフクロウ。

 

 

ネズミを捕まえたフクロウ。

 

 

ネズミを丸呑みしようとする蛇。

ちょっとネズミさん、餌食にされすぎじゃないですかね。

サウスパークのケニーかよ。

 

 

あと岩石・化石ネタもあって、恐竜の巨大なフン化石が置いてあります。

水道管詰まること間違いなし。

 

 

最後のフロア、1Fに降りてきました。

 

 

この部屋では北アルプスの登山について扱うそうです。

現代の装備品はこちら。

 

 

20世紀初頭の、スイス登山者の服装。

冬場にちょっとコーヒーでも買いに行くんですか?くらい、山に挑むには軽装にみえますが。

中にカイロ30枚くらい付けているのかもしれない。

日本人登山者がアルプス4,000m級を制覇したとき、これを着てったそうな。

 

 

スイスでは上掲のとおりだが、日本国内ではこんなだった。

RPG序盤でももうちょいマトモな装備すると思う。

農作業するときの服装と一体どの辺が違うんですかね。

 

 

足なんて足袋にワラジ履いてるだけだからね。

凍傷で指が死ぬ。

これに20~30kgもする荷物を抱えて登っていったわけだ。

 

 

山小屋のご様子。

 

 

頑張った1日のご褒美は、やっぱり酒である。

というか、荷物の大半はこれだったのでは(名推理)

 

 

その山小屋もいろいろあります。

立山室堂にあった、江戸時代の山小屋の再現。

それなりに外観はしっかりしているが、壁となる木々の隙間から寒風が入りそうである。

 

 

大正時代に建てられた山小屋。

・・なんで江戸時代よりも劣化してるんですかね。

 

 

同じく大正時代の山小屋だが、石に埋もれてしまいました。

長野県内に10か所設けられた。

ただ木材よりも石の方が断熱効果はあるのかもしれない。

 

 

現在でも石室の山小屋はこのとおり存在しているようです。

周囲の石材を生かして無駄のない施設にしているのです。

休憩所と言うより収容所にみえますが。

 

 

この山小屋にはサルも驚き!

そんなんでした。

 

以上

 

【交通手段】大町駅から徒歩20分(登り坂)

【入館料】400円

【混雑度】★★★(ちらほら)

【滞在時間】80分

【URL】

omachi-sanpaku.com