宮地家住宅
高山にある古民家の一つ。
観光の中心地から離れているので、人通りも少なく閑静である。
宮地家は江戸時代に移住してきた商人だそうで、食料品を扱っていた。
一方で畑も持っていて、商人やりながら農業してたようです。
地主め(謎の羨み)
まずは2Fが見学コースなので、上ります。
こういう古民家って階段がかなり不安定で恐怖心煽られたりするが、ここは安定していた。
2Fです。
窓からは庭や、正面にある蔵が見えますが、それ以上にお隣さん(左上)が高い建物つくっちゃってるから丸見えである。
こちら側の部屋には特に展示品が無かったので、反対の部屋へ。
館内が少し暗いので、私の貧弱カメラでは少しぼやけてしまっているが、許してくださいなんでもしますから。
天井が斜めっていて屋根裏部屋な感があるが、子供部屋や商品倉庫として使われたそうな。
越中街道に関する展示です。
高山~富山まで繋がっていて、物資のやりとりをしてましたとさ。
しかし地名が「谷」とか「~山」とかシンプルの極みである。
なかでも「土」って。その地域は土がいっぱいあるんでしょうか。
そんな土地どこにでもありそうですが。
川魚しか獲れないから、海の魚は富山に依存しっぱなしだよ。
中東の石油みたいである。
富山と言えば氷見のブリということで、高山の人々は年末には必ず食べていたそうだし、さらに信州・美濃方面へ売りに出していたそうだ。転売ダメ、ゼッタイ。
1Fに戻ってきました。
高山の祭りで使われる大きな屋台の模型。
世界遺産だからね。がんがん誇っていきましょう。
裏の蔵の方へむかいますが、途中が思いっきり台所。
おじゃまします。
あれが蔵です。
中にあったのは高山伝統の「春慶塗」。
森林が多いせいで木工大工が古代から多いからね。
木材の天然の美しさを活かすために、漆は薄くかけるそうな。
とはいえ、これでは薄すぎてただの木工細工では?と思ったが、これは漆塗る前の状態らしい。
ややこしい展示を置かないでいただきたい(クレーマー)
道具のかずかず。
彫刻刀だけで50種類ありそうですが、本当に全部使いこなしてるんでしょうか。
完成品がこちら。
確かに漆塗ると色が全然違いますね。当たり前だが。
そんなんでした。
以上
【交通手段】高山駅から徒歩20分
【入館料】無料
【滞在時間】30分
【混雑度】★★(他に2~3人)
【URL】