神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

安曇野市豊科郷土博物館

 

安曇野市は2005年に5つの町村が合併してできたけれど、そのうち旧 豊科町の博物館です。

山小屋風?というか特徴的な外観で、遠くから見るとまぁまぁ目立つ。

 

大糸線の豊科駅から徒歩10分。入館料は100円です。

 

 

展示室です。まず目に入るのは古民家。

「おじいちゃん・おばあちゃんの家の再現」だそうです。一昔前の家庭ですね。

 

しかし今の子供たちにとってのおじいさん・おばあさんはもう少し若いのではないか。

車椅子対応のオールバリアフリーとか、徒歩圏内で全てそろう駅前マンションに住んでいるとか。

こういう展示も「一昔前の家」ではなく「ふた昔前の家」になりつつあるかもしれない。

 

あまりこの辺を厳密にやると年齢がバレるので、皆さんもお気を付けください。

 

 

しかし、この造りでよく極寒の冬場を耐えられますね。

安曇野は4月ですら雪が降るのだ。

 

室内にあるものは勝手に触って良いらしい。

引出し開けるのもへそくり探しも粗探しも、自由にやってくれってさ。

 

 

ただ家具よりも気になったのが、この家の想定家系図

ひいじいさんだけ死んでて雑に線引かれているのに笑ってしまった。生前の家庭内でも雑に扱われてたのかしら。自分で味噌汁よそえ、とか。かわいそす。

 

 

家の庭にはキツネくんがいた。ペットかな(すっとぼけ)

しかし目が怖いですね。野獣の本能。フェネックにチェンジでお願いします。

 

 

他の展示品を見ます。高灯籠。

死者が出た家では、8/1にこれを灯して立てておく。この日は地獄の釜の蓋が開く日であり、死者たちは自宅に灯された明かりを頼りに戻ってくるのだ。

しばく相手が帰省したので、地獄の鬼たちもお盆のあたりは休暇なんですかね(働き方改革

 

「釜の蓋OPENデー」は世間一般では8/16で、この地方とかなりズレがありますね。

一説によると、「盆の始まる8/13までに地獄からこの世に辿り着くには、向こうを8/1に出発しないと間に合わない」ことが理由とされている。

地獄から安曇野まで2週間程度で到着できるんですね。意外に近いね。

 

 

展示は引き続き、お盆に関するものです。

 

霊の皆さんは8/13に到着するので、墓までお迎えにいく。

「おもてなしのために13日~15日まで盆踊りをします」という説明書きの横に、なぜか相撲を取っている写真が貼られていた。

これが安曇野の盆踊りですか。

 

 

霊の皆さんは16日には帰ってしまうので、戻るための乗り物としてキュウリとナスで馬を作ってあげるのです。

来るのに13日かかってたけど、キュウリとナスなら1日で地獄まで戻れるのか。すごいな。真のバイオマスエネルギーです。

 

しかし霊はみんな地獄から戻ってくると考えられているのは、どういうことですかね。

だれも天国に行けないのでしょうか。ワサビの食べ過ぎ?

 

 

盆とならんで2大イベントの正月ネタも展示されています。

これは繭玉。枝に餅を刺して家のあちこちに飾っておくと、その年の養蚕が上手く行くそうな。

 

繭玉は1/14に飾り、1/20にぜんぶ雑煮に入れて食べる。

え、食べるの?7日間放置した餅なんてめちゃめちゃ硬い&衛生面でうーん(卒倒)って気がしますが。

しかし食べないと農作業に遅れが生じるという罰が付いているのだそうな。誰だよ、それ考えたの。

 

さらに便所にも飾っているのだが、それを食べると歯が強くなるそうです。

大腸菌が歯を強くするのでしょうか。肝試し気分でやってませんかね。

 

 

子供の成長関係のイベントネタもありました。

1歳の誕生日には、一升の餅を子供に背負わせて歩かせるイベントがある。「一升」と「一生」を掛けたダジャレ。餅で一升だと2kgくらいだろうか。1歳の子供には重いですね。

上手く歩けると人生健やか、ハッピーである。

 

ただ上手く歩けすぎると「家から出るのが早くなりすぎる」ということで、わざと子供をコケさせたりするらしい。これはひどい(児相に通報)

 

 

こんな感じで、祭祀関係の展示がメインになっております。

ケンケンパして次のコーナーに行きましょう。

 

 

まぁ次のコーナーも祭祀関係ですけどね。もうこのネタに一本化しているようである。

 

安曇野では穂高神社の「オフネ祭り」が有名な行事。2艘の船を皆でかつぎ、正面衝突でぶつけ合うというだいぶ気の違ったイベントです。

詳細は穂高神社の資料館で見られるので、そちらもご一緒にどうぞ。

 

穂高神社はここから北へ5kmちょっと、穂高駅のすぐ近くです。

 

lovingcspot.hatenablog.com

 

 

その穂高神社の祭りでは人形をいろいろ使うので、ここにも展示されてますが、これだけ置かれると普通に怖いのでやめてほしい(哀願)

 

 

最後に道祖神です。信州は道祖神大国で道端の至る所に置いてあり、安曇野でも市内に500以上あるそうです。

 

中には特殊系もあって、この道祖神、顔の部分だけが削り落とされている。なにこの猟奇性。 

一説によると、「村へ疫病が入ってこないよう道祖神にお参りしたのに、病が入ってきてしまったので、罰として顔を削った」そうです。残酷だなぁ。ISISの仕業でしょうか。

 

おしまい

 

【交通手段】豊科駅から徒歩10分

【入館料】100円

【混雑度】★★(他に2~3人)

【滞在時間】45分

【URL】

azuminohaku.jp