神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

C級スポットを主に巡るブログです。C級スポットとは、「メジャーな観光地(A級スポット)・ちょっと変わった観光地(B級・珍スポ)ですらない、楽しめるかはその人次第の場所」という意味です。と言いつつ、普通の観光地にも行きます。地域別カテゴリは最下段から。

安曇野ビンサンチ美術館

 

安曇野市にあるビンサンチ美術館です。

この辺は避暑地だけあって美術館の数がとても多い。

最寄りは穂高駅や有明駅ですが、徒歩で来るのはまず無理だから、駅前で自転車でも借りましょうね。

 

 

高原地帯の美術館らしく、コテージ的な建物である。

軽井沢とかと似たようなノリ。

 

 

表札?が山らしく木製なのと、カラフルでオシャレである。

入館料は500円です。

 

 

外装通りのログハウス。

というか、普通の住居みたいである。

 

この美術館は、現代アーティストである北山敏・早苗夫妻の作品を扱っている。

扱っているというか、北山氏自らが運営しているし、この日も普通に本人が居た。

 

 

室内には何枚か、絵画が額縁に飾られて置かれています。

 

 

その絵画の横に、こんな張り紙が。

「ミクロ×宇宙 C」。

なんでしょうか?

 

 

Cはコーヒーのことらしい。

さっきの絵は、コーヒーなんだと。

 

・・何を言っているか分からないと思うが、コーヒーを1滴プレパラートに垂らして、顕微鏡で数百倍に拡大してみると、あの絵みたく宇宙な光景が広がっているそうな。

それにCGを足しあわせて、作品にしている。

 

顕微鏡で、プレパラートを見せてもらえるけれど、まさに予想外の風景である。

 

(北山氏の作品集。公式HPからAmazonへのリンクが出てますよ)

 

前衛的すぎていまいち飲み込めないのだが、この絵もコーヒー水滴の拡大図をベースにしているそうだ。

どこからどこまでCG処理部分か分からないが、背景の青と黒や、飛び交う光の一部はコーヒー成分なんじゃないか。

いずれにしろ、コーヒーで描けてしまうとは、新しい世界である。

 

(作品画像が館内TVで放映されています。)

 

使われているのはコーヒーの他、ワインや醤油、樹液なぞもあった。

「この作品は何で作ったでしょう」というクイズも館内ではできるが、まず当たりませんね。

 

 

模様をネクタイや衣服にも載せて、販売しているよ。

配色が新世界すぎて目が痛くなりそうである。

サラリーマンへのお土産にどうぞ、ぜったい職場では使えないけれど。

 

 

北山氏はもともと大学で結晶科学を研究するなど理系屋さんだったそうで、顕微鏡を用いたアート作品という発想もその経歴ならではというところ。

とにかく片っ端からプレパラートに載せて覗いており、1万以上のサンプルを試したそうな。

よく途中で諦めませんでしたね、私なら5つ目で止めていると思う。

  

北山氏曰く「海外では人気も出て作品集も販売できているけれど、日本の画壇は私の作品をあまり評価していない」と、おこの模様。

伝統を重んじる国ですからねぇ、現代芸術家はつらいよ。

作品のように虹色の人生とは行かないものである(どや顔)

 

 

 

テラス席に出てみます。

美術館はこの建物だけでは無くて、敷地内に数棟たっているのだ。

山は広い。

 

 

美術館の飼い犬。

人懐っこい性格で、来客とじゃれるのが好きらしい。

しかし私は犬が苦手なのだ。

あまり興味を持たれないよう、そそくさと移動する。

 

 

 

隣にある展示棟です。

 

 

別棟と言いつつ、けっこうサイズがある。

さすが芸術家はお金持ってるなぁ(僻み)

 

 

この棟には2つの部屋があって、片方ではビデオが流れている。

 

 

動物たちによるファンシーな人形劇である。

これも北山夫妻の手による作品。

 

 

さっきの犬の写真集まで売られている。

メスだったのか。

まぁ私にはあまり関係ない(怯)

 

 

もう一部屋ではバッグや衣服などが売られている。

アート・人形劇の次はアパレルか、範囲が広いなぁ。

 

 

カバンはさっきのネクタイほどは、前衛的ではない。

安曇野に来る客層って自然を求めているはずだから、形容しがたい色がギンギラ貼り付いているバッグを並べてパリス・ヒルトンしても、間違いなくマーケティングミスになるであろう。

 

 

敷地内の庭園を歩けますよ。

 

 

ところどころに絵画が置かれている。

これは普通の作品であった。

 

 

しかし敷地、ひろい。

庭園というか、もはや山林である。

境界が分からず、あやうく敷地からはみ出して、隣の民家に突っ込むところだった。

 

 

ギャラリーもといショップも建っています。

 

 

中には誰も居ませんよ。

スペースにゆとりのあった本館と異なり、こちらは商品が所狭しと陳列中。

 

というところまで見て、本館に戻ろう。

 

 

戻ったら「お茶好きなの飲んでいいよ」と嬉しいサービス、やったね。

紅茶やコーヒーを飲みつつ、「今飲んでいる水分が絵画になっているのか」と思いをはせましょう。

わびもさびもありませんが。

 

 

こんな感じで、ノーマルな美術館とは異なる趣なのでした。

あ、ビンサンチってどういう意味なのか、聞き忘れた(無能)

 

以上。

 

 

【交通手段】穂高駅や有明駅から5km強(上り坂)

【入館料】500円

【混雑度】★★(他に2~3人)

【滞在時間】45分

【URL】

vinsanchi.com