神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

EH酒造 酒造見学(旧 酔園)

 

日本酒の酒蔵であるEH酒造に来たんですけどね。この光景は一体何なんでしょう。

結婚式場かホテルか、はたまた幸福の科学の事務所に迷い込んでしまったのだろうか。

酒を買いに来たと思ったら、いつのまにか大川隆法総裁先生の門下に入っていた。何を言っているかわからねーと思うが、分らんわ。

 

いいえ、れっきとしたEH酒造の酒造場なのです。

最寄り駅は大糸線梓橋駅で、徒歩10分。

松本駅からバスとかあれば良かったんですが無さそうです。観光地じゃないしね。

 

 

 

建物の前には杉玉が飾ってあるので、ああ間違いなく酒造場なんだなと安心します。

 

EH酒造は「エクセル・ヒューマン」の略です。親会社はEHグループ。

このグループは様々な業種を傘下に持っていて、菓子屋・家具屋・旅行業者・着物など千手観音みたいな手の伸ばし方をしております。大阪で創業したらしく、外資系では無い模様。

 

そのEHグループが2002年に「酔園」という酒造を買収して、EH酒造となったのだ。

 

 

買収される前の「酔園」酒造は更に3つの酒造が合併して出来たもので、元をたどると江戸時代にまでさかのぼる由緒ある酒蔵です。

 

入館しますが、内装も酒造要素が一切ありませんな。

見学はHPから予約申し込みをする必要があります。無料です。

受付に声をかけて、ガイドツアーを始めてもらう。

 

 

ガイドさんの案内により、2Fに上がって酒造場を見に行く。

廊下も、一体どこの会議場なんでしょうか。本当に酒つくってるの、これ。VRじゃなくて?

  

 

作業場に到着。あ、いちおうそれっぽい。

ただ酒造りの時期ではないので、綺麗さっぱり片づけられていますがね。

道具はステンレスでオートメーション化もしているなど、建物の外観通りにハイテク化させているようです。

 

 

次に、もろみタンクのエリアに来ました。

地面に埋まっているシルバーの蓋っぽいのが、タンクの頭部分です。金具をドアップで撮っているわけではありません。

 

 

奥の方に長い棒が立てかけてある。あれでタンクの中をかき混ぜるそうな。手作業で。

あれ、オートメーション化してないの?

 

意外と、伝統にこだわる部分はこだわっていくスタイルらしい。個人的には人の手を介していた方が有難みが増すというか、伝統の技を味わっている感があって好きです。

別に山口県の完全オートメーション化している某酒造をディスっているわけではありません(棒読み)。ただ伝統に従ってひと手間かけている方に、お布施をしたくなるだけです。

 

 

竹製の棒もあった。これは江戸時代のモノ。さすがに今は使ってないです。

 

実際に手に持たせてもらえたのだが、全長が3mほどあるうえ先端部分に重心があるから、しっかり持ち上げるのが難しいです。

これでかき混ぜるにはかなりのパワーが必要そうである。酒はパワー。

持っただけで疲れてしまった。やっぱり時代はオートメーションだね(意志薄弱

 

 

麹室です。雑菌厳禁の部屋なので、ガラス越しにお楽しみください。

麹を振りかけた蒸米を寝かせるところであり、麹菌の振りかけ自体は更に厳密に行う必要があるので、見学者は覗けない奥の部屋で行うそうな。精神と時の部屋

と言いつつ、酒造シーズンはその現場を見られることもあるそうで、それを目当てに訪れるヘビーなお客さんも中にはいるそうです。

 

 

出来上がった酒を貯蔵するタンク部屋です。もろみタンクから管が繋がっていて、移送されてきます。

もろみタンクの部屋もそうだったけれど、足場が広くてしっかりしていて安心しますね。

地方の酒造だと、半ば崩壊しそうな足場使ってるところもあるからなぁ。

 

 

 という感じで見学はおしまいです。15分程度だったかな。

続いて、お楽しみの試飲である。

これまた本当に酒造ですか?って内装のオシャレな部屋へ。

 

 

ガイドさんに「どういうお酒がいいですか?」と言われたので、「とりあえず全部」と答えました。厚かましくてすみません(にっこり)

そしたらこんなに出てきました。日本酒9種類に加えて、リンゴとブドウのリキュールが1種類ずつ。いやー最高やね。

 

 

右側の酒「男の涙」は北島三郎がラベルの文字を書いたらしい。

北海道にある北島三郎記念館の運営もEHグループがやっており、その繋がりで書かれたそうです。

そういう”タイアップ相手がデカすぎる”酒って大抵ダメなのが多いが、これはちゃんと旨かった。さすが酔園。

 

 

どこの酒造も経営が厳しい状態になっているので、この酔園酒造も、新規参入資本であるEHに買われたということなんですかね。

ただガイドさんに訊いたところ、社長だけはEHからの出向者だが、杜氏さん含めた従業員は酔園時代から同じ人でやっているそうで、その辺は継続できて良かったですねというところ。

「金は出すけど口は出さず」。マンチェスターシティの経営でお願いします。楽天の某パパさんはお帰りいただいて、どうぞ。

 

しかしグループ元締めのEH株式会社で検索すると「催眠商法」とかサジェストに出てくるんですが、一体どういうことなんですかね(困惑)

 

おしまい

  

【交通手段】梓橋駅から徒歩10分

【入館料】無料

【滞在時間】40分

【混雑度】★(誰も居ない)

【URL】

www.eh-shuzo.com