C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

宮島水族館

 

宮島にある水族館です。

瀬戸内海にある海の幸(食べ物並感)を扱っています。

フェリー乗り場から徒歩25分。

 

 

入館すると、厳島神社感があふれております。

水族館要素ありませんが・・

 

 

しかし何故か厳島神社の床下にある柱が展示されているのであった。

柱はしょっちゅう海水に浸るため腐蝕が早く、修復作業は日々行われているそうな。

 

平清盛も、メンテナンスが面倒な物つくりましたね。

 

 

最初は干潟ゾーンである。

干潮時の神社周辺ってことかな。

 

 

まぁあんまり生き物見えませんね。

 

 

トンボはただのトンボではなく、宮島にしか生息しない「ミヤジマトンボ」です。

絶滅危惧種にも指定されているとても貴重な生き物ですが、いまいち他のトンボとの違いが分かりません(こなみ)

 

そして残念ながら、この水槽の付近を飛んでいるわけでもありません。

 

 

アマモのゾーン。

水草が水の勢いを和らげて、生き物たちが住みやすいという地点ですな。

 

 

スイミーの強化版みたいなの泳いでるけど・・

 

 

ゴンズイという、これでもナマズの仲間です。

トゲに毒持ちなので、刺されると痛いよ。

 

しかしこれだけ多数でウヨウヨ泳がれると、なかなか気味が悪い。(良い意味で)

 

 

エスカレーターを上って2Fに来ると、広島名物のカキ養殖が。

 

 

旨そうですねぇ(水族館であるまじき発言)

でも宮島の露店で焼き牡蠣を食べようとすると1個200~300円くらいする。

憎き観光地価格。

 

 

ただ貝粒の大きさやジューシーさは驚くものがあります。

なのでイカくんも寄ってきています。

 

 

ぬいぐるみまであるよ。

需要はあるんでしょうか(遠い目)。

 

 

カキの一生が説明されています。

 

 

カキはオスとメスが海中で放卵・放精をして、それが合わさって受精して子が生まれます。

赤ん坊は海に放り出されますが、あまり危機感はない様子。

 

 

このカキの幼生は海中を漂い、適当な岩場に住みつきます。

なので養殖場ではホタテの貝殻をこのように吊るしておき、これにカキの幼生が乗ってくるわけ。

 

 

たぶん貝殻の間にある白いものが幼生かと。

鳥のフンじゃないよ。

 

 

海中だけでなく、干潟に置いて日光や風にさらして育てます。

これで体力があり病気に強いカキになるそうな。

だいたい1年。

 

 

そのあとは沖に1年おいてプランクトンをがんがん食べさせて大きくして、収穫。

しかし君ら、これから食われるというのに悲壮感なさそうだね。

 

 

なんとカキは繁殖期になるまで性別が決まっておらず、そして栄養状態が良ければメスに、そうでなければオスになるそうな。

つまり、悪い環境で育てると全部オスになってしまうのか。

これはひどい(確信)

 

 

カキの次の水槽は?

 

 

カブトガニ君でした。

左のやつ、ひっくり返っちゃってるけど。

 

 

右側の2体がどんどん押してきたので、元に戻れました。

 

 

カブトガニ君は瀬戸内海や宮島近辺ではよく見られたそうだが、埋め立てや環境汚染により減少の一途をたどっているそうな。

 

かわいそうだな。

でも、この絵のカブトガニに愛着持てないのはオッサンっぽいからですかね。

 

 

そしてカブトガニカニでは無く、蜘蛛やサソリに近いそうです。

さっきからファンが離れるような発言が多くないかな?

 

ただカブトガニの血液は、放射能医薬品やエイズの抑制物質として効果があるらしい。

ほんまかいな。

 

 

このゾーンには「かけがえのない自然と共に」という副題が付けられていますが・・

 

 

最初の水槽。

 

 

いきなりカエルの卵。

レプリカとはいえ、まあまあな不意打ちである。

本物だったら私もっとビビってますけどね。

 

 

カメくん。

 

 

なんとカメラ目線になってくれました。

オッスオッス!

 

 

川べりっぽいところですね。

 

 

だからといって、昆虫を置いとかなくても良いのよ。

 

 

カエルさんたち。

これは本物です。

小さくて可愛らしいですね。

 

 

でかいヒキガエルはお引き取りください。

 

 

泥地を再現した水槽だ。

 

 

そこにはフナムシうっじゃうじゃ。

うーん(卒倒)

 

 

気を取り直して次の水槽へ。

筒みたいなのがたくさん置いてあります。

 

 

筒に入り込んで顔を出しているナベカくん。

どことなく憎らしい(無慈悲)。

 

 

シマシマ模様の彼らはシマイサキという名がありますが、なんとなくイノシシ呼ばわりされています。

たしかに顔の付近は似ていなくもない。

 

 

なぜだか幻想的な写真になってしまったが、ただのタツノオトシゴです。

 

 

階段を下りて1Fへ。

 

 

大型の水槽では、水族館の目玉であるスナメリが泳いでいます。

 

 

宮島付近では頻繁に見られたそうだが、現在では希少種になってしまった。

ただこんな顔してても、瀬戸内海では食物連鎖のトップに君臨しております。

 

 

そのスナメリの横のブースでは、深海の怪しい連中を取り扱い。

ウミサボテンです。

 

 

体から出ている糸みたいなものはポリプといいますが、これはウミサボテンの付属品では無く、独立した個体です。

我々の体で言うと、髪の毛が独自の生命体を持って勝手に蠢いて生きているということになるだろうか。

なんという気味の悪さ!

 

 

このポリプ、身体に引っ込むときがある。

普通に水槽を見ているだけではその場面に出くわさないので、水槽横にある映像を見ましょう。

 

 

なんということでしょう。

ツルッツルになってしまった、これはこれで気味が悪い(断定)

ウミサボテン本体が縮んで砂の中に隠れる時は、この姿になるんだと。

 

 

カラフルクラゲ。

 

 

ここまで変な物ばかり見ている気がするので、普通の水槽を見て気を保ちましょう。

 

 

横を見ると、どっかで見た光景が広がっているが、さっき2Fにあったカキ養殖の水槽である。

1Fにまで伸びているのか。

 

 

最下部ではイワシが渦巻きまくっております。

 

 

これまた筒の中に大勢棲息してますが、マアナゴです。

穴に棲んでいるから、アナゴ。

これも広島名物であります。

 

 

しかし一つの筒に3匹いるけど、狭くないんかね君ら。

ウナギならぬアナゴの寝床である。

 

 

そこにさらにもう1体突っ込んでいった。

途中でつっかえたりしないのかしら。

 

 

ヒトデの水槽?

 

 

地面に何か埋められている。

チンアナゴか?

 

 

ちがった、かなり鋭利な人工物がついている。

これはイカを釣るためのルアーであった。

 

 

同じ水槽に標的のイカ君いますけど、さすがに同居人なので騙されては無さそうである。

 

 

トロピカーナ

 

 

この中に魚が紛れています。

どこでしょうか。

 

 

このリーフフィッシュがそれです。

周囲の環境にあわせて自らの体を変えることが出来る。

変色さかな(まずそう)

 

どこにいるか分からないって?

大人には見えないんじゃないかな(パラダイス銀河

 

 

ウーパールーパー

よくみると奥に黒いのも居ますが、本来種は黒いやつのほうで、白いのは改良品です。

でもやっぱり白い方が受けるよね。

 

 

数々の水槽エリアを抜けて、もうすぐゴールです。

 

 

ペンギン君。

 

 

ここにもいた。

後ろのデカいやつは虚ろな目の感じから、夜になると動き出しそうですね。

 

 

アザラシ。

 

 

そしてカワウソです。

ここのカワウソはカワウソ選手権でも上位ランカーという、扱いがよくわからない実績を持っております。

 

 

2体いたけれど、コロコロすごい勢いで動き回るので、カメラのピントを合わせるのが至難の業である。

 

 

だいたいこんな感じでボケます。

そして他のお客さんも大勢この水槽にやってくるので、写真撮影は彼らの目線と時間との勝負である。

 

 

最後にお土産。

 

 

カキを大々的に扱っていただけあって、貝すくいがあります。

 

 

このビンに詰めるようです。

 

 

でも680円ってたっか!

厳島神社付近の干潟にいけば無料で取れるんじゃないっすかね。

 

 

必ずカープネタはあるのであった。

サンフレッチェも応援してクレメンス。

 

以上

 

 

【交通手段】フェリー乗り場から徒歩25分

【入場料】1400円

【混雑度】★★★★(すぐ横に人)

【滞在時間】90分

【URL】

www.miyajima-aqua.jp