塩原温泉の共同湯(新湯地区)
私は那須塩原駅の方面から車で来たが、片道40分ほど。
最寄り駅は野岩鉄道の上三依塩原温泉口だが、徒歩で来ると4時間くらいかかるよ。
塩原温泉までバスも出ているようだが、2時間に1本あれば良いくらいのレベルである。
塩原温泉の共同浴場が“風紀を乱す集団”のせいで閉鎖されたことは記憶に新しいが、さすがにこんな雪の中では変態さんもいろいろ縮こまって出てこれないだろう。
ここは新湯地区という地域で、3つの共同浴場があるので、全部制覇しましょうね。
ツルツルすべる坂道を登って、最初の共同浴場へ。
「中の湯」。
なお「上の湯」と「下の湯」はありません。
こういうゴミ捨て場、あるよね(小声)
入湯料は300円となっております。
この中にいれます。
100円玉が無いと即ゲームオーバーである。
(画像は塩原温泉郷公式ページより)
内部の写真は撮ってませんもとい撮れませんので、画像でイメージをお膨らましください。
外観から察する通りの、渋い内装ですな。
サイズも無いので、4人入れば満杯である。
足もあまり伸ばせない。
しかしこの中の湯、熱い。
源泉温度は80℃近くあり、地表で冷やされているとはいえ、やたら熱い。
45℃とかあるんじゃなかろうか。
足伸ばせないって愚痴ったけど、どうせ熱さで身体縮こまるので、あまり関係ないのであった。
かけ湯なしでダイナミックダイブとかしたら、そのまま天国へのカウントダウンである。
※ 風紀を乱すのはやめましょう
中の湯の次は、坂道を戻って、寺の湯へ。
寺の湯の向こう側の山では、煙がもくもくと出ております。
活火山なので、水蒸気が噴出しているそうな。
寺の湯は、混浴となっております。
ラッキースケベを期待して入湯ください。そして現実を知りましょう。
さっきの中の湯は、硫黄泉。
こちらは硫酸塩泉なのだが硫黄を含んでいるので、2つ連続で硫黄まみれである。
温泉に来た感がありますねぇ。
そして中の湯よりはマイルドな湯温である。
寺の湯は混浴なだけあってサイズは若干広いが、それでも8人がMAX。
300円を投与して建物に入ってみたら満員でした、っていうケースが最悪だが、普通に起こりそうである。
最後の「むじなの湯」は、寺の湯から道路を渡って反対側です。
ところで周辺の駐車場は土産屋or旅館のものであり、共同浴場用は無し。
みんな片っ端からその辺に路駐しているのであった。
そして残念なお知らせ。
むじなの湯、故障中です(絶望)
仕方ないので、外観だけ拝みにいきます。
階段急なうえに雪ステージなので高難易度。
これ。
見事に閉まっておりますね。
ここだけは由来を語る看板がある。
あの二宮金次郎も浸かったらしい。
なんで「むじなの湯」なのかは書いてない、きっとムジナがいたのだろう(適当)
というわけで3つ制覇失敗の企画倒れであったが、強力な硫黄泉2つには入湯。
合計30分程度お湯に浸かっていたと思うが、おかげで翌2日間は硫黄のにおいが取れず、洗濯で難儀するのであった。
以上
【交通手段】
那須塩原方面から車で40分。グーグルマップだと有料道路(日塩もみじライン)経由って出るが、那須方面~ココまでは無料区間なので課金なし。
【滞在時間】全体で60分
【入湯料】1つ300円
【混雑度】★★★★(浴槽が小さいので、すぐ横に人)
【URL】