昭和レトロ商品博物館
青梅にあるレトロ系博物館です。
赤塚不二夫会館と経営者が同じなので、バカボンのキャラがこちらまで進出しております。
小池知事が来館している。
そんなことしている場合なんですかね(議会にて問題化)
入館料は350円。
赤塚不二夫会館・昭和幻燈館との共通券もあります。
いずれにしろ、この館内に係員はおりませんので(哀)、赤塚不二夫会館にてチケットを購入する。
入館しました。
建物に関する説明が左側のパネルに書いてある。
もとは家具店だったが、空き家対策の一環として、この施設を跡地に開いたとさ。
青梅商店街の「昭和村」構想のもと、地域振興策を行っております。
効果のほどについては小池知事に聞きましょう。
パネル読んだ感じ、いくつかテーマがある模様。
「日常的に使われていた商品の“パッケージデザイン”を収集する」ことが主な目的だそうな。
というわけで、飲料缶のパッケージを展示するという目的のもと、空き缶が集められております。
私のカバンにもさっき飲み干したやつがあるんだけど、引き取ってくれるかしら(迷惑客)
「小梅」というお菓子のパッケージの変遷。
数あるお菓子の中で、なぜこれが取り上げられているのだろうか。
青梅と梅つながり?
私食べたこと無いので分かりませんが、1974年から発売されているらしい。
期間限定で「小梅」以外にもそっくりさんが出ております。
グリコのオマケが大量に並んでいる。
自作感あふれるケースだなぁ。
この施設では、コレクションの引き取りもしているそうな。
それなりに集めてみたけど飽きてしまった・親の遺品だけど正直いらない・嫁に捨てられそうなもの等など、一度ご相談ください。
全部が全部では無いだろうが、ここで管理・展示してもらえる可能性があるよ。
というわけで、
・昭和ネタ
・パッケージデザイン
・引き取ったコレクション
これらにより、博物館は成り立っております。
だんだんテーマがぼんやりしていく気がするが、曖昧化しているのではなくて博物館自体が進化しているのである(錯乱)
奥に進んでみます。
駄菓子屋さんな感じの展示部分。
レトロ系資料館ご用達。
コーラ。
ビンの中身はいっているように見えますが、大丈夫なんですかね。
若干量が減っているのもありますが、飲みかけなんてことはないよね(震え)
R2D2はコーラ軍に寝返ったようです。
ショーケースが幾つかあります。
ここは、今でも売ってるロングセラー商品、というタイトル。
ミルキーやボンカレーの、昔のパッケージ。
左下のサクマドロップは火垂るの墓になってますけど、号泣して飴舐めるどころじゃなくなってしまうのでは。
オモチャのチャチャチャ。
名探偵ゲームのパッケージ。
やばそう(確信)
迷宮入りしそう。
なつかしのゲームウォッチ。
ポケモンは最初期の絵柄ですね。
目にあまり覇気のないピカチュウ。
お薬ゾーン。
さすがにこの辺はわかりませんね。
というか薬剤師や製薬関係以外で、分かる人いるのだろうか。
売人の方や、売人にお世話になっている方は青梅警察署にお立ち寄りください。
カルモチン錠は、太宰治が自殺を図って飲みまくった薬である。
150錠ほど飲んだそうだが、致死量は750錠なので、余裕で生存してしまった。
かなしいなぁ(色んな意味で)
雑貨グッズ。
首から上の油がすごいことになってますね、ポマード。
黒光りしていて卑猥である。
文房具。
こんな文房具はいやだ。
小学生低学年の筆箱は凶器になるレベルで硬くて大きなものが主流だったけれど、今の子供はどうなんですかね。
「遠い少年のあの頃 記憶の中の昭和展」と題した展示。
トランプやカルタなど、遊び道具が置いてある。
その中にビール混ざってますけど、これも少年の時の思い出なのでしょうか。
最奥には映画看板コーナーがあります。
サイズがあると格好良さが倍増するような。
2Fもあるようです。
隅っこにポツンとあるので、従業員用かと思った。
あがりました。
下の階と打って変わって、怖いお姉さん出てきましたけど。
小泉八雲の『雪女』の舞台が青梅らしいということで、展示しているもの。
(人形劇で『雪女』のあらすじを教えています)
吹雪の中で遭難した主人公(若い男性)が小屋の中で一泊したところ、雪女に遭遇。
雪女は「お前はイケメンだから許してやろう。ただしこのことは誰にもいうな」と出ていき、主人公は助かる。
ちなみに主人公に同伴していたオッサンは死んだ。イケメンでは無かったのだろう。
その後、彼のもとに美女が訪れてきて、主人公はその女性と結婚する。
子供も出来て幸せに暮らしていたが、その美女に向かって過去の事をうっかり話してしまうと、美女は自分が雪女であることを告げる(お約束)
「本来なら殺すところだが、子供がかわいそうだから許してやる」といって雪女は消えたのでしたとさ。
『雪女』がどの地方を舞台にした話なのか、長らく議論になっていたが、それが青梅だと分かった。
なぜかというと、『雪女』の英語版序文に小泉八雲が思いっきり地名を書いているからである。
議論する必要なかったじゃん(唖然)
以上。
【交通手段】青梅駅から徒歩5分
【入館料】350円
【滞在時間】30分
【混雑度】★★(他に2~3人)
【URL】