昭和幻燈館
昭和幻燈館と言うシャレオツな名前のところに来てみたのだが、この外観。
うーん、これは(怪しい)
とりあえず入館しますか。
250円です。
展示館と言うより、まるで雑貨屋である。
昭和のムービースターの写真。
この施設は2005年(平成17年)にオープンしたもの。
「昭和という時代が遠くなった」ということで、郷愁の昭和をテーマにしている。
昭和生まれの人々が過去を懐かしむための施設ですので、平成生まれのボンボンは入館できません(大嘘)
青梅と言う町自体が、昔の映画看板飾りまくって昭和な雰囲気を出そうとしているところ。
ただノスタルジーな雰囲気すぎて高齢化が進んでおり、最後に残った映画看板職人も2018年に死去されてしまったので、今度は「ネコの街」として売り出そうとしているようである。
唐突な音楽性の変更に市民は果たして付いてこれるのでしょうか、ご期待ください。
↑ この記事で扱われている。
まぁ有料部分は見てませんけどね(適当)
雑貨屋かと思いきや、奥にちゃんと展示室はあります。
なんだか模型がいっぱいある。
NHK朝ドラ『梅ちゃん』先生のオープニングシーンでジオラマを登場させている山本高樹が製作したもの。
館内に貼られていた新聞記事を見ると、このジオラマは幻燈館開館当時の企画展用に作られたそうだ。
それを今でも展示していると言うことは、よほど館長がこれを気にいったか、もしくは他にやる企画展が無いのだろう。
舞台は青梅の古き街並みかと思いきや、登場人物はネコのみです。
先述の「映画看板がある昭和雰囲気の町→ネコ」という路線変更を踏まえつつ、両方の要素を登場させることで移行期を示しているのかもしれないし、ただの猫と昭和好きなのかもしれない。
居酒屋の看板も菊正宗ではなく“猫”政宗になっている。
料理のところにはネズミのほか、蜥蜴、雀とか書いてあるが。
猫ってそんなもの食べるんですかね。
映画館のジオラマ。
こちらはネコではなく人間が登場。
昭和40年代の青梅駅周辺。
あれ、こんなに発展してたの?
駅前通ってきたけど、空きテナントや「数日後に閉店」って出してる店が結構あった。
侘しさでは昭和より平成の方が勝ってしまうかもしれない。
懐かしの電車。
西日本では平気で生きているようですが。
部屋の半分はジオラマであり、もう半分は、これ。
青梅出身で、母:ぬいぐるみ作家・娘:墨絵作家という親子が居て、その作品を飾っている。
ぬいぐるみ達。
ネコの絵。
うーん。
まぁ人には好みそれぞれありますからね。
このキャラを可愛いと思う人もいるのでしょう。
私の見解は差し控えさせていただきます(遠い目)
以上。
【交通手段】青梅駅から徒歩10分
【入館料】250円
【混雑度】★(だれもいない)
【滞在時間】20分
【URL】