C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

大串貝塚ふれあい公園

 

水戸市にある大串貝塚の公園である。

 

 

貝塚がメインなのかと思いきや、なんだかバカでかい巨人像がある。

これは「ダイダラボウ」、つまりダイダラボッチ

常陸の国風土記に巨人伝説が載っているので、それネタ。

 

 

巨人像の下に展示室があるので、そこへ。

 

 

ところでダイダラボッチの尻のあたりに穴があるんだが、これ倫理的に大丈夫ですかね。

 

 

展示室に入りました。

 

 

なにこれ、棚?プレステ?

説明は特になし。

 

 

こちらは消防の道具。

とくに説明なし。

 

 

展示室の中を進む。

 

 

巨人伝説は各地にあるので、その一覧のようだ。

 

 

巨人の、地域ごとの呼び名。

関東は基本、ダイダラボッチの語形変化みたいになっている。

 

 

しかし滋賀県は「伊吹弥三郎」と個人指定されているんですが、なにかやらかしたんですかね伊吹弥三郎。

 

 

土偶の部屋なるもの。

 

 

なんだこのミラーハウス。

 

 

中に入ると突然ライトがぱちぱちと点灯する。

要る?このアトラクション。

 

 

資料館のキャラ、ひろし。

ああ、そう。

 

 

ダイダラボッチの手、と思わしきもの。

 

しかしさっきから説明が何も無いんだよなぁ。

 

 

これだけは説明があって、「水の彫刻」という作品。

上部が“過去”、下部が“現在”となっており、上から下へ水が流れる仕組みとなっているのだが、肝心の水は「衛生上の問題」ということで流れておりません。

芸術よりも衛生や予算の方が大事だからね、きっと。

 

 

では、ダイダラボッチの上の方に登ろうか。

 

 

たいへん無機質な階段をあがっております。

 

 

最上階に着いた。

 

 

ダイダラボッチの手の部分に出たようである。

なんだ、頭部まではいけないのか。

頭部は高さ15mだそうです。

 

 

下におりる途中で、もう一か所出口がある。

 

 

この出口は、さっき外から見たダイダラボッチの尻の穴のようだ。

排出されてしまった(小並感)

 

 

尻の方から正面にまわってみます。

 

 

なんと股の間から、ダイダラボッチを眺められるのだ。

サービスショット(白目)

 

 

 

ダイダラボッチも見られてこの表情。

まんざらでもなさそうである。

 

 

展示室から出て、正面から改めて眺めてみました。

こういうポジションを取っていたのか。

和式トイレな感じもするけど、あまりそういうことは言わないようにしよう。

 

 

奥の方に、貝塚の断面がみれる施設があるそうなので、向かう。

 

 

150mか、わりと遠いな(老人)

右横は学校の様です。

生徒は毎日あのダイダラボッチと顔を合わせなきゃいけないのか、可哀そうに(意味深)

 

 

坂を下っていきます。

 

 

鬱蒼とした林に突入したのだが。

 

 

そして出てきた「大串貝塚」という石碑。

あれ、断面観覧施設は?

 

 

他にも説明版あるけど、フェンスよりだいぶ向こうにある上にさびれていて読めない。

 

 

さらに奥に進むと社についてしまった。

どう考えても、この先に無さそうだな。

いったいどこにあるんだ、断面。

 

 

見つからなかったので、戻ってきました。

まぁ他の人さまのブログとか見ると、施設自体はあるようなので、正解は君の目でたしかめよう!(攻略本)

 

 

ダイダラボッチの足跡、という池。

渇水状態ですが。

 

ところで、貝塚ダイダラボッチ伝承というのは関連があるようで。

貝塚は海から離れた地点で見つかるわけだが、古代人からすると、どうしてそんなところに貝殻がたくさん落ちているのか分からない。

だから「きっと巨人が居て、海まで手を伸ばして貝を取って、殻をここに捨てたんだろう」と推測し、そこから巨人伝説につながったと考えられている。

 

 

 

そんな想像力豊かな古代人の住居を、このゾーンでは再現している。

 

 

縄文時代

 

 

内部。

砂埃がすごい。

竈の石がでかい。

 

 

弥生時代

中身は縄文時代と変わらず砂埃がすごいのでスキップ(雑)

 

 

古代人の像もあります。

 

こちらの子供は、手首に糸まかれて繋がれてますけど。

バンザイが助けを求めているように見える。

 

 

ラストが、古墳時代

いきなり立派になったな。

でも内部は砂埃が(略)

 

以上。

 

 

【交通手段】水戸駅からバス40分か、常澄駅から徒歩25分

【入場料】無料

【混雑度】★★(他に2~3人)

【滞在時間】40分

【URL】

www.city.mito.lg.jp