神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

倉敷考古館

 

倉敷考古館は、文字通り考古学的なものを扱う資料館である。

江戸時代の倉を改装した建物で、1950年開館のため歴史があり、美観地区の中でも知名度の高い施設となっている。

 

郷土資料館だからと言って、侮るなかれ!

まぁそんな良い待遇を受けている郷土資料館なんて指折りなのは違いない。

 

 

入館料は500円と、資料館にしてはちょっと強気?

最初の部屋は、縄文土器ゾーン。

 

 

予想通りの品々が並べられている。

 

 

とはいえ、古代の吉備地方(広島県東部~兵庫県西部)は畿内に近かったこともあり、文明はかなり発展していた。

特に鉄と塩という、当時におけるパワー系アイテムが取れたことが大きい。

 

 

ただ縄文時代の土器は割とおとなしめですな。

火焔土器みたいなパーティ感は無く、地味子。

 

 

 

ささっと次の部屋に向かいます。

 

 

時代を感じさせる表示である。

造りというより、字体が。

 

 

こちらは弥生時代

吉備地方が本気出して発展し始めたのは、弥生時代からの模様。

展示品も増えだしている。

 

 

縄文と比べて、明るい色になった。

土器を焼くとき、縄文時代はテキトーに野ざらしにしておいたのだが、弥生時代では土器の上に土や藁を被せることで焼成温度を一定にすることで、完成度の高い土器が生まれたのだと。

 

 

古代の本場は西というべきか、関東では見かけない土器の数々が登場。

これは台付家型土器と呼ばれ、見た目の通り、筒の上に家が載っている。

 

この時代は竪穴住居が主流なので、時オカのリンクよろしく木の上に家を作ったりはしてないはずなのだが。

弥生人の「こうだったらいいのにな」を具現したのだろうか(迫真)

 

 

特殊壺と、特殊器台。

下が台になっていて、上に特殊な壺を載せているという構図。

右にある壺は関係ありません。

 

これまた何のアイテムなのか分らんのだが、岡山には大規模な墳丘墓が結構あり、そういうところで発掘されたもの。

 

 

窓枠はさび付いており、白い壁とセットで寒々しさを与えてくれる。

 

 

 

上の階へ。

 

 

館内で一番広い部屋は、古墳時代ゾーンとして使われています。

 

 

吉備地方には畿内と肩を並べるサイズの大型古墳が続出しており、かなりの権力を誇った部族が居たのでは無いかと考えられている。

大都会岡山(煽りではありません)

 

 

鉄の鑿は、究極まで焦げさせたピザ感がする。

旨そう(錯乱)

 

 

鳥頭のハニワ。

あたまわるそう(直球)

 

 

おなじみの神獣鏡。

でもなんか薄っぺらそう。

 

 

実際、薄っぺらかった。

ゴーフレットかな?

 

 

器が色々のった台。

 

 

蓋(きぬがさ)形ハニワ。

偉い人が日よけ等で差す笠をモチーフにしたものだが、羽を強調しすぎていて笠っぽさをぶち壊すハッチャけ方である。

 

 

装飾のついた須恵器。

 

 

器の他に、馬も形どられています。

作りそこないの粘土カスではありません。

 

 

あと「男女のような人物2体が重なった像」というPG-12な装飾もあるらしいのですが、それっぽいものは見つかりませんでした。

今日も考古館の風紀は無事です。

 

 

最後の部屋はペルーです。

どうした一体。

考古物の見過ぎで倉敷イヤになったのか?

 

 

この施設はもともと倉敷紡績創業家子孫であり、大原美術館を発展させた大原總一郎が開設に関わっているのだが、大原の伝手で、京都の稲畑太郎という人からペルーコレクションの寄贈を受けた。

それがこれ。

 

稲畑という人がどういう人物か説明が無かったのだが、稲畑産業(株)という企業の創始者が同じ名前で京都出身なので、その人と思われる。

 

 

コレクションも有名なインカ帝国系ではなく、それ以前のマイナー文明を扱っております。

マニアックさが際立っていてとても良い。

 

 

この辺はBC数世紀~AD1000までペルー北部で栄えた、モチーカ文明。

もれなくデカい輪っかを突き刺していますが、なんなんでしょうね。

これはカエル。

 

 

こっちもカエルかと思ったら、ジャガーらしい。

ジャガーって、こんなゲコゲコ鳴く感を醸し出してたっけ?

 

モチーカ文明では、巨大なピラミッドや水路が発掘されており、優秀な土木技術があったと推定される。

建築のためにどれだけの人間が使い捨てられたのでしょうねえ(察し)

 

 

続いてはチムー文明。

 

この器は、右の口から水を注ぐのだが、満杯になると左にある動物の尻のあたりからピューっと音が鳴る。

汚い仕掛けだ(確信)

 

 

モチーカと比べて圧倒的に黒いですが、黒で磨いているだけであり、それ以外の作り方は一緒です。

古い電車の塗装だけ変えて「新型車両です!」と偽る感じに似ている。

 

 

南米大陸は野菜が豊富なので、器のモチーフにも登場する

 

 

中部の方では、チャンカイ文明というのがあった。

染物。

 

 

古代のものとされ、すべて手書きでつくられたとされている。

まるでプリントである。

サルの尻が破られているのはご了承ください。

 

 

コックさんでは無くて、頭に壺を載せて歩く女性です。

 

 

さっきの文明とは全く異なる。

なおチャンカイ文明においては、部屋の隅に死体を埋葬する風習があったそうです。

なにそれ怖い。

 

 

以上。

 

【交通手段】倉敷駅から徒歩15分

【入場料】500円

【混雑度】★★★(館内にちらほら)

【滞在時間】40分

【URL】

www.kurashikikoukokan.com