多摩動物公園 昆虫園
多摩動物公園は、全国屈指の大スケール昆虫ゾーンがあることで有名です。標本ではなく、生きた昆虫がウヨウヨしているのを目の前で見られるのだ。
昆虫愛好家にとっても、虫嫌いにとってもたまらない仕様であり、珍スポとしても注目を浴びています。これは行くしかありませんね。ちなみに私は虫嫌いです。
概要(アクセス・料金)
多摩動物公園は、多摩モノレールor京王線「多摩動物公園」駅の目の前です。
入園料は600円。昆虫園をふくめた、動物園全体としての料金です。
動物園部分ではライオンやゴリラなど定番の動物を集めており、上野動物園の4倍にもなる敷地で遊ばせています。めちゃくちゃ広いです。
内容1 昆虫館本館
昆虫園は2つの建物からなってまして、最初に「昆虫園本館」に入ります。昆虫標本のほか、飼育している珍しい昆虫が見られるところです。
最初に会ったのはチャイロコメノゴミゴミムシダマシ。世界各地にいるけど日本にはいない種で、小動物の餌として使われているそうな。小さい虫だけれど、大勢でいると気味が悪いですね。
次はハキリアリ。植物の葉っぱを切り取って巣に持ち帰り、その葉に菌を植え付けるそうです。菌が育ったらそれを食べます。農家みたいな生活しとるな。
ただ命を懸けて突撃する兵隊アリでもあるので、彼らとの戦いは避けた方が良いかもしれません。
ガラスケースの反射で見えづらくて申し訳ないですが、皆さんご待望のゴキブリもおりました。アメリカ大陸に広く生息する「メンガタゴキブリ」です。体長は8㎝と大きめ、やたら分厚い羽が目立ちますが飛ぶのは苦手だそうな。飛ばないでほしい(懇願)
見るからにキケン!触るな!!のムカデである。どこのアフリカ産かと思ったら、なんと日本全域だそうです。うげーこんなの居るのか。
標本も一杯あるので、ゆっくり勉強していってね!
エグイ形の連中も勢ぞろいです。あまりじっくり見ていると晩御飯すら食べられなくなりそうなので、そこそこにしておきましょう。
内容2 昆虫生態園(チョウチョまみれ)
昆虫園のもう一つの建物では、チョウチョを放し飼いしていて実際に触れ合うことができます。その数なんと1,400羽!(時期によって変わるようです)
至る所で様々な種類の蝶が飛んでおります。がんがん目の前を横切るし、突っ立ってると肩や手にひょいひょい乗ってきます。チョウチョ好きな人なら楽しめますが、羽虫嫌いには恐怖空間以外の何物でもありません。ああなんとおそろしい・・
いくら恐ろしくても、蝶をはたいたりしちゃいけませんよ。展示物ですからね。
私ももっと写真を撮りたかったのだが、恐怖の方が先にピークに達してしまってそれどころではありませんでした。はやくここから逃げるんだ!(貧弱)
というわけでした。
昆虫好きなあなたや、ちょっとしたホラーを味わいたい方にお勧めです。
おしまい
【交通手段】多摩動物公園駅すぐ
【入園料】600円(昆虫館含んで動物園全体)
【滞在時間】40分(昆虫館のみ)
【混雑度】★★★★★(混雑していて疲れる)
【URL】