神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

C級スポットを主に巡るブログです。C級スポットとは、「メジャーな観光地(A級スポット)・ちょっと変わった観光地(B級・珍スポ)ですらない、楽しめるかはその人次第の場所」という意味です。地域別カテゴリは最下段から。

隠岐国分寺

 

隠岐国分寺は、聖武天皇のあの勢いで建てられた、隠岐国国分寺である。

 

(寺へ向かう参道)

 

建築は8世紀とされている。

歴史はあるが、後述するように火災や打ちこわしなど様々あったので、古代の物はまぁ見当たらないようである。

 

 

 

受付で400円払って境内へ。

 

 

なかなか広いようだ。

 

 

 

右手に鐘が見えるが、残念ながら突けない。

 

 

本堂。

 

 

 

手水は竜。

この日は水流すサービスお休みだった模様。

 

 

この本堂は2007年に火災で全焼したのを、建て直したものである。

 

 

境内の入り口に、堂々と看板が立っていた。

再建したのは金剛組という企業だが、西暦578年から存在するという世界最古の企業である。

 

 

聖徳太子の時代に、大阪の四天王寺を建築した宮大工が創業したとされている。

創業一族の苗字は、そのまんま「金剛」さん。

すごい名前だな。

 

伝統技術を得意分野としていたが、現代テクノロジーを操る大手ゼネコンにおされ、経営危機にも見舞われている。

がんばってクレメンス。

 

 

(内部)

 

本堂は明治初期にも焼失しているが、このときは事故ではなく、焼き討ちである。

 

江戸時代、隠岐の領民の間では一部の富裕層と大部分の貧困層の差が激しく、寺社はその格差に便乗して貧困層から賽銭を巻き上げていたそうな。

明治になって廃仏毀釈が起こった時、領民の不満が爆発して、仏像やお堂など仏教関連グッズは片っ端から憎悪の任せるままに破壊しつくされた。

 

 

 

その一連として、国分寺もウルトラ大被害を受け、本堂が再建されたのは戦後の1950年になってからだった。

弱者の逆襲は怖いものである。

BUMP OF CHICKEN

 

 

本堂の裏に、行在所跡がある。

 

 

 

隠岐には様々な人が島流しされているのだが、かの後醍醐天皇がここで暮らしていたという説が濃厚とされている。

 

1332年、鎌倉幕府を倒そうと旗揚げをしたもののあっという間に倒されてしまって当地にやってきた。

 

こんな石碑までつくっちゃった。

 

しかし後醍醐天皇は諦めず、各地に点在する反幕府勢力と連絡を取り、翌1333年には隠岐を脱出して、討幕に成功する。

流されて終わってしまった後鳥羽上皇、みてるかー(煽り)

 

 

 

行在所は、だいたいこの辺じゃないかとされている(雑)

 

 

 

奥に階段が見える。

のぼってみるか。

 

 

のぼった。

奥宮のようだ。

 

 

我々も後醍醐天皇の不屈の精神を見習い、現代のゴダイゴになりましょう(銀河鉄道並感)。

増税による内裏の豪壮化計画など、盛大にやらかした建武の新政はスルーでお願いします。

 

だいたいこの奥宮、後醍醐天皇を祀ったものじゃないけど。

 

 

 

奥宮から戻り、本堂の逆側にある建物に入る。

 

 

 

ここは資料館のようだ。

 

 

まず書いてあるのは上述したような、国分寺の歴史や後醍醐天皇の関係である。

 

 

後醍醐天皇が書いたとされる文。

自分を助けにきてくれた出雲の僧侶に対し、「私の願いが成就したときには、お前の寺を造営してやろう」的なことが書かれている。

 

たぶんこういうの、いろんな人に送ってたんじゃないかな

 

 

テレビでは国分寺に伝わる「蓮華会舞(れんげえまい)」という、舞のイベントのビデオを放映している。

 

 

ずっと流れっぱなしになってるんじゃなくて、自分でテレビ点けないといけないんですけどね。

 

 

 

弘法大師の命日である4月21日に、毎年行われている。

奈良時代を起源とするが、他の地域ではそうした古代芸能は殆ど消失しており、国内に残る貴重種になっている。

 

 

舞では7種類ほどのキャラが登場するが、そのお面。

悲しいかな2007年の火災で無くなってしまったものもあるようだ。

 

 

 

一番人気がありそう、もといヤバそうなのが、この「龍王」。

鼻毛がすごい。

 

 

 

ポスターもそうだし、この建物の表にあった旗にも龍王が載っていたので、スタッフ一押しのキャラなんだろう。

 

 

 

 

キャラごとの7つの舞をやり、最後に全キャラ集合して好き勝手に舞いつつ会場をぐるぐるして終わり閉廷、という流れのようだ。

 

 

youtu.be

 

館内のビデオは7分間だが、おそらくフルバージョンであるこれがYouTubeに載っていた。

龍王は18:30頃から登場します。

 

 

 

館内に舞台があるが、当日はこれを外へ引きずり出して使っているのだろうか。

 

これにて館内おしまい。

 

 

 

以上。

 

 

【交通手段】西郷港から車10分

【滞在時間】45分

【混雑度】★★(他に境内に2~3人)

【入場料】400円

【URL】

www.e-oki.net