UFOふれあい館
福島市にある、宇宙人・UFOに関する施設、UFOふれあい館である。
福島駅からバスで30分弱。
「UFOの里」というド直球なバス停が最寄りである。
よくこんなバス停つくれましたね。
最寄りのバス停といえども、ここからUFOふれあい館までは10分弱歩く。
しかも結構な上り坂。
UFOで連れてってくれないかな(老並)
お馴染みの看板。
この時点で来訪者は、いろいろ察することができるだろう。
汗だくで坂をのぼって、ようやく建物が見えた。
案内板。
商店街は宇宙人に侵略されてしまったらしい。
現在地から離れた場所にあるので、バス勢は行けませんが。
軽いノリの事業名である。
UFO目撃談はこの千貫森(せんがんもり)地域で出てきており、商店街の方では見つかっていないので、「町に”も”」宇宙人を呼んでお金を落としてもらおうという意味だろう。
たぶん行政が絡んでいるので、さっきのバス停も行政の要請により作られたんじゃないか。
ここにもロケットの石があります。
ふれあい館に入る。
「立体映像シアター」の文字が大きすぎて、むしろこっちが館名のように見える。
受付。
入場料は400円。
TVでも時たま取り上げられるので、芸能人の色紙が多い。
キャラクターも色々いるようだが、彼らが館内で登場することは無かった。
1名全裸なので、モザイクが掛けられております。
ふれあい館にある資料3000点を提供したのはこの人。
五反田でもともと「UFOライブラリー」なる資料館をやっており、2002年逝去後にその資料がこっちに来たようだ。
経歴。
「日本空飛ぶ円盤研究会」なんてのもやっているが、メンバーがだいぶ大層である。
本棚。
雑誌ムーみたいなのしか置いてないだろうと思い来や、案外まじめそうなものもあった。
さて、便所横にあるミステリーゾーンが館内への入り口である。
暗い。
青い。
天井にさっそくUFOがいる。
ところどころに展示がある。
この辺の開発計画図ですかね(すっとぼけ)
グレイタイプの宇宙人、とある。
近づくと宇宙人が現れる。
なんか怖い写真になってしまったが、実際はもっと明るいです。
ただお子ちゃまによってはモロに泣きだしたりするので、子連れは要注意。
ミステリーゾーンを抜けると、展示室。
宇宙人と記念撮影が出来る。
この人形、日清からプレゼントされたものらしい。
たぶんこのCMだろう。
ただ宇宙人はデリケートなので、記念撮影だけど「私に触るな」とのこと。
肩組んだりしたら、星屑にされてしまうかもしれない(棒)
この千貫森という地域は、UFO目撃談がやたら多いところだが、いかに特殊な地域かを主張している図。
周辺にある遺跡や古墳などから線を引くと、この千貫森に集結するそうである。
だから千貫森は神秘的な地域ね、証明終了。QED!
「これ別に千貫森じゃなくても、点を決めて各地点からそこに線引けばいいだけでは?」とか言ってはいけない。
UFOを飾っています。
1950年代にアダムスキーという人間がこのUFOの写真を公開して「遭遇して撮影した」と主張したので、アダムスキー型。
ミスチルの「UFO」という曲の歌詞にも登場する。
これがその写真。
UFOブームの火付け役である。
まぁランタンや模型を利用した偽造写真であることがバレてしまったが。
ボタンがあるぞ。
宇宙人が喋ってくれるのだろうか。
押してみたら、UFOが回転して、内部構造が出てきた。
説明した写真。
なおUFOからのメッセージは特に発せられなかった。
それとも「内部構造をみせてやる」というメッセージだったのだろうか。
もう一個あるのは、プレアデス星団から来たものらしい。
こっちもボタンを押すと、メッセージを返してくれるそうな。
というわけで押してみたが、UFOがピカピカ光るだけで、音は発せられなかった。
光の出し方だけで宇宙語は読まなければいけないらしい。
こんなUFOがあるかもしれません、という展示。
「実は無いかもしれない」という予防線も同時に張っている。
このキャラの説明は特になかった。
ピンカラ石という、地元の石。
強い磁力を含んでいるので、鮮度が長持ちしたり、金魚が強くなったりするらしい。
すごいなー磁力。
クララも立てるかもしれない。
石の上に絵が飾ってあるのだが、これも宇宙人なんだろうか。
宇宙人を描いてみたイラスト。
イギリスでみつかった宇宙人。
サルのような恰好という、ずいぶんな言われようである。
ベネズエラの宇宙人。
サウスポー。
消える魔球とか投げ出しそう。
メキシコの宇宙人。というか地球人では?
これだけ、どこの宇宙人か書いてなかった。
ただこいつが見た目一番こわい。
UFO目撃談は、日本でこんなにあります。
小学生2人が宇宙人に肩を叩かれたそうだ。
宇宙人という名の変態だった可能性が高い。
永井氏が太陽系外まで行って戻ってきたそうだ。
あんた誰だよ。
CIAの機密文書。
UFOふれあい館の情報収集能力の高さを見せつけている。
宇宙船が浮いているようにみえるという展示だが、よく分らんかった。
こっちはUFO浮いてます展示。
浮上しているそうだ。
へぇーすごいすごい。
浮いているところを、指で押さえつけることができます。
離陸妨害。
磁気空間がこの辺では狂っているそうな。
狂っているのはお前のあた(不可思議な力により削除)
ロケット型UFOは段ボール製。
だだっ広いコーナーだが、記念撮影スポットその2だろう。
こっちの宇宙人は触っても良さそうである。
シアターがあります。
上映時間8分で、UFO関連の映像を見られる。
時間になると係員が呼び込み始めるので、便乗すればよい。
あと大量のパネル展示。
館内にけっこうお客さんいたのだが、このゾーンに足を向ける人はいなかった(納得)
文字も小さくて大量なので、読むにはかなりの根気が必要である。
ちなみに「キャトルミューティレーション」とはアメリカで一時期発生した、牛などの動物が体を一部切り取られて死んでいるという怪奇事件で、これが宇宙人の仕業とされたもの。
ゼルダのムジュラで出てくる牧場イベントは、これが元ネタかもしれない。
宇宙人目撃者が書いた、宇宙人の似顔絵。
捕らわれた宇宙人として有名な写真。
散々騒がれたが、これはドイツの新聞が行ったエイプリルフールだそうな。
UFOは東本願寺に参観したそうです。
これが、最も信頼できるUFO写真とのこと。
思いっきり上から貼り付けてるんだよなぁ。
これも各所でネタにされているので、お馴染みであろう。
1Fおしまい。
2Fにあがる。
2Fは大浴場となっており、入浴料は入場料に含まれているので、入館者は自由に入ることができる。
タオルは受付で100円でもらえる。
休憩所もあります。
地元住民と思わしき人々がおり、彼らにはこの施設は銭湯として扱われているようである。
温泉では無いが、入浴料400円なら良心的であろう。
休憩所からの風景。
この山は標高460m程度ではあるが、周辺に高いものがなく、白河あたりから見えるらしいので、古くからランドマークとしての役割がある。
グッズが並べてあるが、これらは非売品とのこと。
宇宙食。
宇宙飛行士の方には申し訳ないが、正直おいしいとは思わない(経験談)
Tシャツ。
なぜか運動器具がある。
これと大浴場あわせれば、軽くジムみたいな感じである。
2Fもおしまい。
1Fに降りて入り口前の本棚を見ると、こんなのがあった。
奥の人は確かに宇宙人と言えば宇宙人だが、ドコモダケはどうなんだろうか。
ふれあい館のとなりにあるのが、食堂兼土産売り場である。
ここで食べたのだが、箸袋にもUFO。
この宇宙人は語尾が「ナリ」だったりするんだろうか。
バス停近くの看板にもあったが、ここのラーメンは結構旨い。
グルメブログじゃないんで写真撮ってないですが。
地元民にとっては、「風呂入ってラーメン食うか」というノリで来れる場所である。
帰りの、福島駅方面へのバス停。
待合所がUFOチックになっている。
ただ中は宇宙人ではなく、昆虫の住宅となっているので、人によっては宇宙人と触れ合った方がマシと思うだろう。
以上。
【交通手段】福島駅からバス30分(1~2時間に1本程度)
【入館料】400円
【滞在時間】90分(食事込み)
【混雑度】★★★★(すぐ横に人)
【URL】