花の舞酒造
浜松市にある日本酒の酒造です。同じ名前の居酒屋チェーンがありますが、違う会社です。
ただ関係はあるらしい。チェーンの「はなの舞」が立ち上げの時に、ここの酒造の品を仕入れることにしたのだが、名前も一緒に貰ったんだそうな(と、花の舞酒造の人が言っていた)。つまり親はこちらである。
概要(アクセス・見学申し込み方法)
最寄り駅は天竜浜名湖鉄道の宮口駅になります。徒歩10分。浜松市って合併のおかげでめちゃめちゃ面積が広いので、市街からはかなり遠いです。
浜松駅からだと遠州鉄道で天竜二俣駅まで来て、天竜浜名湖鉄道に乗り換えます。乗り継ぎが良いと1時間くらいで来れますが、ダメだと2時間は必要です。
見学申し込みは公式HPから出来ます。電話かメールでお問い合わせください。年始以外は毎日受け付けてくれるそうです。無料です。
内容1 見学の模様
ショップの方で受付をしたら、社屋の方へ案内され、製造に関するビデオを15分ほど見ます。酒造りの工程・基本に関する説明です。
ビデオが終わると、杜氏さん本人がご登場し、酒造場の中を案内してもらえます。酒造りのシーズンでは無いから忙しくはないのかな?いずれにしろ、杜氏さんにガイドいただけるとは光栄なことである。
ただ春用の酒・夏用の酒の製造はしてましたね。これは圧搾機だったかな?
本醸造の酒をまさに絞っているところです。なんとこの搾りたてのお酒、あとで飲めます!楽しみである。
絞ったお酒はこの中へ。そんな大事なものを見せてもらって良いのでしょうか。あとで濾過するから良いのか。
珍しい道具も見せてもらえました。火入れ用の機具です。真ん中に発熱機具を置いて管を熱し、その管の中に酒を通すそうな。おもしろい仕組みだなあ。
内容2 試飲の量がおかしい
杜氏さん「君ら今日どうやってここまで来たの?」
私「電車で来ました」
杜氏さん「それじゃあ、酔っ払っても問題ないわな。(試飲担当の従業員さんに向かって)おーい、こいつら潰したってもええで~!!」
というわけで試飲用のお酒が出てきました、、ぞろぞろと。
ちょっと種類の多さが尋常じゃありませんね。リキュールも合わせると13種類くらいだな。これで無料ですからね。花の舞酒造おそるべし!
さきほどのタンクで絞っていたお酒も飲めるのです。文字通り搾りたて。牛乳か。
まぁ搾りたては味が落ち着いていないので、あまり美味しいものではないです。あくまでネタとしての提供ですね。こんなことしている酒造もそうそう無いのでは。
というわけで接客精神が旺盛すぎる酒蔵でありました。こちらもタダでこんなに飲むわけにはいかんので3本くらい買いましたね。この素晴らしいハイテンションっぷりをいつまでも続けていただきたい。チェーン店の方はどうでもよい。
おしまい
【交通手段】宮口駅から徒歩10分
【滞在時間】60分
【見学料】無料
【混雑度】★★(他に2~3人)
【URL】花の舞酒造株式会社