神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

旅行ブログです。地域別カテゴリは最下段から。

蕨市立歴史民俗資料館

 

 

蕨にある歴史民俗資料館でございます。

 

 

蕨は中山道の宿場町ということで、それっぽい外観をしている。

資料館敷地は、当時の脇本陣のあたりに建てられたようである。

 

 

大名や将軍たちが宿場町に寄った際は、その町で最も立派な屋敷である本陣に宿泊し、大名の家来は脇本陣に泊った。

 

奥のガラスケースでは、蕨に宿泊した偉い大名たちの一覧を展示しているけど、ガラスの反射で写真が撮れないので、割愛しますね(軟弱)

 

 

入館しましょう。

無料です。

 

 

エントランス。

特に受付は無く、また館員達も来客に興味無さそうな感じなので、勝手に見てっていいであろう。

 

 

展示室に進みます。

両脇では企画展をやっているよ。

 

(1950年代の蕨駅西口)

 

このときは昭和頃の街並み写真を展示していた。

とりあえず駅の写真を飾っておけば鉄オタが釣れるだろう、という思惑はどの資料館にもある気がする。

 

 

常設展示はこちらです。

内容は江戸時代オンリーとなっており、資料館あるあるの縄文土器とかはありません。

 

他の資料館との区別化という狙いですかね。

まさか江戸時代のもの以外、何も発掘されていないってわけじゃ・・

 

 

最初にあるのが庚申塔

 

人間の体に住んでいる三尸虫(さんしちゅう)という虫が、庚申の日の夜に宿主たる人間の所業を閻魔様に報告し、内容次第で閻魔様がその人の寿命を変える。

ただ宿主が起きていると三尸虫は閻魔様のところに行けないので、庚申の日は徹夜で騒いで夜を乗り越えようというというのが、庚申講。

 

(見ざる聞かざる言わざる、が彫刻されている)

 

地獄の沙汰をどんちゃん騒ぎでうやむやにしよう、というたいへん意識低い系のイベントであり、とてもよろしい。

庚申の「申」繋がりでサルがイメージキャラクター化されております。

 

 

展示室の全景。

 

 

宿場町らしく、旅籠がありまっせ。

 

 

 宿先に掲げられている「浪花講」というのは、旅館の組合である。

 

この時代は怪しい宿が多かったので、真っ当な旅籠たちは逆に組合に加入し、ウチはまともな宿でっせというアピールをした。

旅人もこの旅籠なら安心というわけ。

 

宿場町によっては強引な客引きをするところもあったらしいけど、ちゃんと取り締まりましょうね(大宮駅東口の南方を見ながら)

 

 

旅籠のごはん。

おいしそう。

左側のやけにバカでかい食べ物は、揚げ豆腐です。

 

 

こちらは商家ですね。

 

ちなみに蕨という地名の由来は「藁火」から。

在原業平が蕨に来て、とある家に泊めてもらったとき、その家が貧乏なので「藁で焚き火をして暖めることしかおもてなしが出来ません」と言われた。

 

(お店の感じ)

 

その家唯一の財である藁を客人のために焚き火に使ってくれたといういじらしさに対し、金持ちである在原業平は風流を感じたのかツボにハマったのか、「このあたりを藁火の村と呼べ」と言ったんだとか。

 

しかし何をどう間違えて藁火が、シダ植物である蕨になってしまったのか。

 

 

宿場町の模型です。

 

蕨では用水のため、町の周囲に水堀を設けていた。

家が密集しているので、火事が発生してあっという間に燃え広がる事件が多発しており、その対策も兼ねている。

 

地名の由来である藁火で燃えてしまうとは、なんとも皮肉である(憐憫)

 

 

模型だけだったらどこの資料館でも見るが、ここでは何処に誰が住んでいたかまで記録に残している。

warabyは几帳面ですねえ。

 

 

 

ここは本陣の中にある、大名用の部屋。

他の部屋より、1段高い位置に設けてあるそうな。

 

 

(ご飯はこんな感じ)

 

しかし大名であっても、宿泊日が将軍の勅使と被ってしまう際は本陣を勅使に譲り、自身は脇本陣に移らないといけなかった。

肩身が狭いねぇ。

 

 

雛人形

べつに3月3日が近いわけじゃないけど、これも常設なのかしら。

 

 

家康くんの朱印状です。

寺社に土地を寄進するってさ。

 

 

重要な書類を入れる御用箱。

大事なものをこんな大々的な箱に入れておいて良いんですかね。

 

 

右側の「御門札」は幕府役人の身分証。

左は、蕨の人間が公用で出張するときに使う身分証。

 

蕨オリジナルのはちょっと簡易的すぎやしないか。

風で飛んで無くしそうである。

 

 

この辺は地域の寺院の宝物。

特別オープン!だそうです。

 

 

薬師如来様はゴールドなお体。

青いニット帽かぶってますね。

 

 

こちらは「木造十二神将立像」といい、薬師如来のもとで働く12人を紹介しているよ。

 

 

この12レンジャーじゃなくて12神将、干支をテーマにしている。

頭に干支の動物たちを載せているのである、メルヘンだな。

 

この人はウサギです。

犬に見える人はきっと修行が足りないのでしょう(適当)

 

 

この人は羊の担当です。

 

 

羊?

いやいやどう見てもブタかイノ(天誅

 

 

「向かいめ」という絵馬です。

名の通り、「め」の字が向かい合って並んでいます。

 

眼の病気に効く祈祷なんだってさ。

そのまんまだね。

 

 

最後に、蕨は織物の町だったと言うことで、その民具。

 

 

ボロイ本だなと思ったら、これが当時のカタログだそうな。

 

 

本に布の切れ端を貼っており、これを客に見せたり触れたりさせて、注文を取るときの参考にしていた。

 

あと展示室は2Fにもあって企画展会場となっているのだが、このときは何もやってませんでしたコナミ

 

 

以上

 

【交通手段】蕨駅から徒歩10分、戸田駅から徒歩15分

【入館料】無料

【滞在時間】40分

【混雑度】★(だれもいない)

【URL】

www.city.warabi.saitama.jp