神奈川Cスポ探索日記

C級スポット探索日記

C級スポットを主に巡るブログです。C級スポットとは、「メジャーな観光地(A級スポット)・ちょっと変わった観光地(B級・珍スポ)ですらない、楽しめるかはその人次第の場所」という意味です。地域別カテゴリは最下段から。

河鍋暁斎記念美術館

 

河鍋暁斎記念美術館は、画家である河鍋暁斎を記念する美術館である。

 

 

河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)は1831年~1889年、江戸時代末期から明治初頭にかけて活動した日本画家・浮世絵師である。

その画力は凄まじいものがあり、自ら「画鬼」と称している。

 

たしかに、鬼っぽい顔してるね(適当)

 

 

 

暁斎自身と蕨には別に繋がりは無いのだが、子孫の方が大戦中に蕨へ疎開して以降在住しており、美術館もここに建てられた。

 

 

 

 

しかし角度を変えると、どうみても団地である。

最初わからずに通り過ぎてしまった。

 

 

内部は当然撮影禁止なので、画像は美術館のtwitterとかから拾っています。

 

展示室は3つあり、まずこの第1展示室。

なおどの展示室も2か月単位で内容は変わるらしく、常設展示はしていない。

 

 

このときは子供用の戯画がメイン。

この美術館では、河鍋家に伝わる暁斎の下絵などがメインになっており、完成型の絵はあまり無い模様。

まぁそれはそれで貴重である。

 

 

「画鬼」という割には、可愛らしい絵である。

これだったら、特段珍しくないような気もする。

 

第1展示室だけは、展示絵画についての解説チラシが置いてあって、私のような絵画オンチには有りがたい感じ。

 

 

 

続いて第2展示室だが、ここは画像すらありませんメンゴメンゴ。

代わりに、撮影可能な中庭の写真を貼ります。

 

第2展示室には、双六や絵札が幾つか。

暁斎は様々な仕事を手掛けており、そういった(本格的な絵画以外の)こともやられてみたようである。

 

 

 

第3展示室は、隣の建物になります。

 

 

 

比較的新しめなスペース。もとい会議室チック。

ここでは、暁斎の完成品を見ることができる。

ただ美術館が持っているのは下絵がメインなので、ここに展示されている完成品は他の美術館が所蔵しているものの写真なんだってさ(哀愁)

 

下記には暁斎の作品を貼りますが、この美術館に(写真としても)展示されていないものも含まれていますので、なに気にすることは無い

 

 

 

あれ、さっきの展示室にあったやつと画風違くない?

こんな鬼気迫る感じだったっけ(焦り)

 

 

閻魔様がすごい顔つきで書類仕事をしており、死人が地獄経由で左上の地蔵に救われる展開。

 

 

今さらながら暁斎の歴史について書いておくと、

まず6歳の時に浮世絵師である歌川国芳に師事している。

 

歌川国芳は弟子たちにデッサンの重要性を説いていた。

その教示をしっかり受け止めた暁斎くんは、8歳の時に神田川で見つけた生首を拾ってきて、それをデッサンした。

 

ということがあったので、翌年には父により歌川国芳の元から離され、狩野派の絵師に師事させられることとなる。

 

 

 

しかし突き抜けているのは歌川国芳ではなく暁斎の方だったようで、このあとも自宅が火事で焼けているのに火事の様子をデッサンを行ったり、川遊びで鯉を捕まえて料理しようとする仲間たちを尻目にその鯉のデッサンをした上に鯉をリリースしたりしている。

つよい(確信)

 

 

 

そういうことがあったので、鯉の絵に自信ニキである模様。

上掲の妖怪大戦争のような絵も描ければ、鯉の絵のような流麗なのもありと、確かに「画鬼」と言うわけである(納得)

 

画才がある上に多様なジャンルを扱ったので、暁斎は国内外で評判が高い。

当時は書画の会に画家が参席して、即興で絵を描いて売るというイベントがあった。

暁斎がイベントを主催すると人が来すぎて1日200枚もの絵を描く羽目になり、それ以来会の主催はやらなくなったという。

 

 

 

暁斎の息子と娘も画家になっており、これは娘の暁翠の絵。

親ほどの狂気は感じないが、「もう少し落ち着け」と言いたくなる感じは一緒である。

 

その息子は暁斎の2番目の妻との子であり、娘の方は暁斎の3番目の妻との子なんだと(想定の範囲内

 

 

以上

 

【交通手段】蕨駅西川口駅戸田公園駅からバス

【入館料】500円

【滞在時間】40分

【混雑度】★★(他に2~3人)

【URL】

kyosai-museum.jp