C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

かわさき宙と緑の科学館

 

このUFOみたいな建物は、川崎市の生田緑地にある、かわさき宙と緑の科学館である。

 

 

 

向ヶ丘遊園駅から徒歩15分程度。

民家園だったり岡本太郎美術館だったり、生田緑地には大きな施設がいろいろある。

 

 

入場は無料。

プラネタリウムが人気だが、これは有料なので、入り口すぐのカウンターでチケットを買うことになる。

 

 

入口右手の方から。

 

 

まずは生田緑地周辺など、森に関するコーナー。

 

 

2013年にリニューアルされたようで、施設は清潔。

この展示棚も、なんか現代っぽい(中並)

 

 

 

生田緑地にはシダが多いので、その展示。

葉っぱが置いてある。

 

 

めくると、葉の裏側にポツポツが。

これは胞子嚢である。

 

 

上のは普通な感じだったが、気味悪い胞子嚢もあるようです。

 

 

 

もちろんシダだけでなく、様々な木々があります。

 

 

木の幹にはおさわりもできます。

 

 

やたら長い筒。

 

 

 

下にゴミがたまっているなあと思ったら、ゴミでなくて展示品だった。

筒のとこにあるボタンを押すと、下から風が吹いて、この葉っぱや種を上に巻き上げるというもの。

 

だからボタン押してみたんだけど、装置が正常でないのか、風がぜんぜん吹いてくれなくて、葉っぱも舞い上がってくれなかった。

やっぱりゴミじゃん(ゲス顔)

 

 

 

そんな感じで調整中の機械もいろいろあるのだが、まぁ入場料無料だし、予算の都合もあるからね仕方ないね。

 

 

 

森ということで、地面の中にはいろいろ埋まっています。

 

 

こういうのとか。

 

 

こういうのとか。

 

地面は軽い気持ちで掘ってはいけないのだろう(戒め)

 

 

 

ここは学習施設なので、こちらになぞなぞを出してくる展示もあります。

ぼんやり見てないでちゃんと考えろ、という科学館側の親心であろう。

 

小枝に刺さっているこのカエルは、モズという鳥が捕らえたもの。

モズはエサを捕らえると、あとで食べるために獲物を枝に突き刺して取っておくけれど、たまに取っておいたの忘れてしまうことがあるらしい。

なので、このカエルは枝に刺されたまま放置されているんだと。悲しいなあ

 

 

 

ボールペンの上に、なんかヤバそうな虫が動いている。

 

 

ヒルだった。

こんなのに襲われたらたまったもんじゃない。

 

 

こちらはカマキリの尻からなにか出ているが、超ロングな糞ではなく、寄生虫である。

 

 

虫の展示には力を入れているようなので、虫大好きな皆さんにはたまらない。

虫大嫌いな皆さんにも、違う意味でたまらない内容となっております。

 

 

ここらで趣向を変えて、木の実ゾーン。

 

 

自由に触れます。

懐かしい感じである。

 

 

生田緑地には狸がいるらしい。

 

 

タヌキ注意のマークも。

近くにドラえもんミュージアムがあるが、タヌキ繋がりだろうか(すっとぼけ)

 

 

 

こちらは標本コーナー。

 

 

鳥たち。和やかですねえ。

 

 

君は、目とくちばしが離れすぎている感じがするね。

 

 

油断していると、また昆虫ゾーンになります。

 

 

しっぽがやたら長いが、ハチさん的には需要があったのだろうか。

 

 

蛇のホルマリン漬け。

やばそう(直観)

 

 

普段なかなか見ないコウモリ君。

 

 

 

続いて、街の中にある自然のコーナー。

 

 

セミたち。

ボタンを押すと、それぞれの声が聴けます。

 

 

 

街に居るカラス達を愛でようという、たいへん珍しい趣旨の映像資料。

確かに見方を変えれば、彼らは我々とともに街中に共生しているのである。

 

でも絶対に越えられない壁ってあるよね(直球)

 

 

 

日本にいるカラスは、嘴の細いハシボソと、太いハシブトが多い。

ハシブトは肉食系で攻撃性が強く、ゴミ置き場を漁っているのは主にこいつらである。

 

一方でハシボソは草食系であり、もともと人里に居たのは彼らだったが、山里に居たハシブトが都市化の影響で人里にも進出して規模を拡大したせいで、劣勢になっている。

ハシブトによる風評被害を受けていると言えよう。

 

 

 

今度は、多摩川のコーナー。

 

 

都市河川である多摩川には全く良いイメージがわかないのだが、実際1980年代までは排水などでごった返して酷い状態だったらしい。

しかしそのあと整備が進んで、アユも帰ってくるようになったんだと。

 

 

 

というわけでごみを捨てるのはやめましょう。

 

 

引出しをあけると、そこにも展示がありますカニ(雑)

 

 

平塚市博物館でもそうだったが、川には石がつきものである。

 

1Fはこんなところ。

 

 

2Fに上がってみました。

 

 

スペース的なスペース()

 

 

隕石持ち上げられますゾーン。

かなり重いが、持ち上げられはする。

平塚市博物館にあった隕石よりは弱い(決めつけ) 

 

 

2Fには展示は殆ど無く、イベント用スペースとなっている模様。

 

 

外には休憩スペース。

 

 

(科学館HPから) 

 

天体観測スペースもあるらしい。

時間限定での公開なので、この日は見れなかったが、天体観測会もやっている様子。

 

以上で2Fもおしまい。

 

 

 

プラネタリウムはこの通り大盛況っぷりなので、館内もけっこうな賑わいであった。

 

 

以上。

 

 

【交通手段】向ヶ丘遊園駅から徒歩15分

【入館料】無料

【滞在時間】60分

【混雑度】★★★★(すぐ横に人)

【URL】

www.nature-kawasaki.jp