神奈川Cスポ探索日記

Cスポット探索日記

観光地って言えるかどうか微妙なスポットを主に巡っています。市町村別カテゴリは最下段から。

開高健記念館

 

茅ヶ崎開高健記念館は、作家 開高健を記念する館である。

金・土・日のみ営業。

 

 

 

開高健は1950年代~1980年代に活躍した作家である。

28歳の時に芥川賞を受賞したことに始まり、ベトナム戦争の激戦地に取材に行ったり、アマゾンの奥地で釣りをしたりと、尋常じゃないレベルの活動をしている。

 

 

 

大阪出身であるが、東京都に移り、そのあと1974年に茅ヶ崎に来て1989年に没するまで住んでいた。

その邸宅を遺族が茅ヶ崎市に寄贈して、記念館となっている。

 

こういうパターンおおいな、茅ヶ崎は。

 

 

 

表札は当時のままなのだろうか。

開高健と、妻の牧羊子の名前になっている。

 

 

 

玄関。

 

 

 

玄関の対面にはベンチと彫像があるが、真意は不明。

 

 

 

入口にはインターホンがあるが、とくに押さずにそのまま玄関を開けてよい。

 

受付で入館料を払う。

となりの、茅ヶ崎市ゆかりの人物館とセット券で300円。

 

 

 

館内は茅ヶ崎市お得意の撮影禁止(静かなる怒り)。

というわけで画像は神奈川県のHPから拝借。

 

 

 

 

まず入館すると、NHK開高健のインタビューをした10分間のビデオを見る。

これで開高健の基本的な思想を知るわけである。

 

 

要約すると、「危険と遊びは男に必須」だったと思う。

まぁだいたいどういう人かは分かりました(察し)。

 

 

 

館内の展示品は「開高健がどんな人物だったか」を把握させることを目的としている。

右にあるのは、バカでかい魚を釣った写真。

動物の剥製が幾つかあったが、狩猟で仕留めたものなんだろうか。

 

 

 

相当な釣りキチであったようで、上述のようにアマゾンにまで釣りに行っている。

キャッチアンドリリース」という言葉を定着させたのは、開高であるという説がある。

同じく釣りキチで、ペンネームに魚の名前まで入れてしまった井伏鱒二とは釣り仲間であった。

 

 

 

「本当の戦場を見に行きたい」という別のキチ〇〇的発想で、ベトナム戦争において政府軍側に戦場ジャーナリストとして随行

最前線まで行ったら反政府ゲリラの猛攻撃にあい、危うく死にかける。

 

なおその戦闘では、200名の従軍者のうち17名しか生存しなかったという。

そのときに被っていたヘルメットが、記念館内に保管されている。

 

 

また相当のお酒愛好家であり、館内の展示室の一つは酒瓶だらけである。

NHKインタビューの時も、昼間からワインを飲みつつ質問に答えていた。

 

 

 

なお作家としてデビューする前は、サントリーの宣伝部署におり、上掲のトリスのキャッチコピーを書いている。

 

 

(お酒に囲まれて上機嫌の開高氏)

 

酒豪なうえに美食家でもあり、飲食に関するエッセイや、ワインをネタにした小説も書いている。

そういう人の宿命か、享年58歳と亡くなるには若い年齢である。

 

 

 

建物の奥の方には、開高健の書斎が没後そのまま残されている。

この神奈川県HPの画像だと見えないが、ウイスキーグラスも置いてあった。

 

 

飾ってある品も釣り関係。

 

 

 

 

以上。

 

 

【交通手段】茅ヶ崎駅から徒歩15分

【入館料】200円(ゆかりの人物館とセットで300円)

【混雑度】★★(他に2~3人)

【滞在時間】30分

【URL】開高健記念館