横浜市技能文化会館 匠プラザ
横浜市技能文化会館には、職人たちの技能や道具を展示する匠プラザがある。
技能文化会館は地下鉄の伊勢崎長者町駅すぐにあり、ここの1Fが匠プラザである。
建物自体には技能体験セミナーや就労支援・会議室など様々な機能があり、普通のビルである。
入口くぐって目の前にあるのが、これ。
中はこんな感じ。
裁縫セミナーとか職人の技実演会とかたまにやってるらしい。
開港後の横浜には多くの技能職人が集まったので、それら職種について説明し、その道具を所狭しと並べまくっている。
入口右手から回ると、最初は大工コーナー。
こんな風に、それぞれの道具について説明書きがある。
ショーウインドーの中に展示がされていて、手前側にある説明書きは読めるんだけど、奥の方に置いてあるやつ見えないんだよなぁ(老眼)。
カンナ。
ミスチルの曲と、ポケモンの四天王で名前は知ってたけど、実物を知ってる人って多いのかしら。
技能職人たちの像。
左の会議机といい、ほんとうに敷き詰められている感である。
石工。
石ばっかり(当然)
白いのは花崗岩と思われる。
固いので明治初期には扱えなかったが、明治30年代頃に技術発展で使用され始めた。
竹で壁の下地(木舞)を作る、木舞屋という職業があるらしい。
その肝心な木舞が奥に置いてあるが、手前の絵のせいでよく見えない。
左官屋さんがペタペタ塗るやつ。
畳屋さん。
畳屋さんの神様は、浦島太郎のモデルこと彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)らしい。
この人が竜宮城みたいなところへ行ったところ、そこのボスの海神が八重の畳を用意して出迎えたと日本書紀にあるので、きっと畳で迎えられた史上初の人なのだろう。
八重であって、八畳では無いので注意。
「生活関連コーナー」。
だが最初に錨が展示してあるんですが、それは。
印鑑職人は手彫りの高難易度。
見えづらくてすまんが、印鑑はこんな器具に固定して彫る模様。
時計屋さんと眼鏡屋さん。
時計の道具。
置き方にセンスを感じる。
こんな道具もあるんだな。
かみそり。
職人の手にかかれば、これくらい速攻である。
しかし今の子供たちはウルトラマンどれくらい知ってるんだろうか。
最後に、アイロン。
石炭アイロン見るたびに、煙やばくないか心配になる。
あと下手に触ったら超絶やけどしそう。
以上。
【交通手段】伊勢崎長者町駅から徒歩5分
【入館料】無料
【混雑度】★★(他に2~3人)
【滞在時間】20分
【URL】