町立湯河原美術館・平松礼二館
これは湯河原の温泉街にある美術館である。
この地を気に入った画家 平松礼二を記念する館が併設されている。
エントランス。
青いビニールシートがあるのは、このとき工事中だったから。
エントランス部分には、お土産屋のほか、奥に小さなカフェっぽいのもある。
この辺の地形ジオラマ。
緑ばっかですねぇ(山里並感)
受付で料金を払い、2Fへ進んで常設展。
常設展では、湯河原ゆかりの画家たちの作品が展示されていた。
多くの文豪がこの地に来ていたわけだから、画家もぞろぞろ来ているのである。
まぁ絵画については当然撮影禁止なので、特に写真とか無いですが(遠い目)。
常設展のすぐ隣に、企画展がある。
このときは平松礼二という画家について。
フランス絵画の大家クロード・モネの影響を受け、印象派の画風を日本画と組み合わせ、独自のスタイルを築き上げた人である。
何を言っているのかわからねーと思うが、それは私もである。
確かに、この絵のような日本画的なものや、風景画的なものがおおい。
屏風に描かれた作品もある。
モネ要素についてはよく分からないが、それは私の芸術センスが足りてないからということにしておこう。
安定の風景画ばかりと思いきや、とつぜん前衛的な作品も出てきたりする。
真ん中にあるのは富士山とのことだが、それはそれとして周りにいるやつらは何だ。
なお平松礼二の作品については、本人の公式サイトで見ることができる。
で、平松礼二館であるが、なんと本人がこの美術館内にアトリエを作ってしまったという。
たまげたなぁ
アトリエは一般公開されている。
このアトリエ部分と、他の平松礼二作品を展示している部分が平松礼二館である。
10月5日に公開開始されたばかりであり、オープン記念の花束も。
アトリエの中は撮影可能なので、これまで撮れなかった分ばしばし撮る。
作業机。
絵具だらけ。
作成途中の作品だろうか。
右下のは不動滝だな、きっと。
棚にも絵具や道具がぎっしりである。
奥にもう一部屋あるが、こっちはがらんとしているので、打ち合わせスペースだろうか。
これまでの展覧会のポスターっぽいのも貼ってある。
作業机に置ききれなかったから、こっちにも絵具が来ているんだろうか。
墨っぽいのもあった。
アトリエおしまい。
それとこの美術館には庭園がある。
クロード・モネが自身の日本庭園に睡蓮を持っていて、平松礼二がその睡蓮を株分けしてもらい、さらにそれを株分けしたものをここに植えてるんだと。
話が長いなぁ。
ただこの庭園、けっこう鬱蒼としているので、写真の角度によってはただの山林にしか見えないので注意が必要である。
以上。
【交通手段】湯河原駅からバス15分「美術館前」下車
【入館料】600円
【混雑度】★★★(写真撮ると他人が映り込む)
【滞在時間】40分
【URL】湯河原町 | 美術館