横浜開港資料館
横浜開港資料館は、横浜開港に関する資料を展示する館である。
みなとみらい方面に向かう日本大通りの道中にあるので、通行人は多め。
心惹かれるレトロ西洋建築だが、この正面にもっと巨大なレトロ構造物である神奈川県庁があるので、通行人の目はそっちに行く気がする。
敷地内は旧館・新館・講堂でなっており、奥に喫茶室もある。
県庁側から門をくぐると、最初に入るのは旧館である。
この建物は、もともと英国総領事館として1931年に建てられたらしい。
この館内は無料で立ち入ることができ、休憩所になっている。
実際、家族連れの母と子が館内を動いてまわる一方で、父親たちがこの部屋の椅子に座って睡眠中であった。
関東大震災で亡くなった英国人を祈念する碑文。
開港当時の横浜。
長屋っぽいのがたくさん並んでいる。
守衛室とおぼしき部屋。
右側の窓は、建物の入り口に向いている。
旧館は1階部分の一部しかみれないので、次は中庭へ。
さっきの館内図にも書いてあったが、旧館・新館・講堂に囲まれる形でこの中庭が存在する。
そして真ん中に巨大な木が植えてある。
この木は江戸時代からあるという。
そしてこの資料館が建っている場所は、日米和親条約の締結地であった。
明治期に街中にあったという水栓柱。
ライオンの口から水が出るようだ。
木の左側にみえるのが講堂。
イベント時でないと入れないようだが、トイレは使用できる模様。
木に向かって右奥にあるのが、新館であり、これが資料館である。
この中だけは200円の入館料がかかる。
そういうわけで人々は、この中庭の無料ゾーンで休憩してたり読書してたりする。
新館内は撮影禁止なので、写真は公式HPから。
常設展で1F+2Fの一部、企画展で2Fの一部を占めている。
常設展は文字通り、開港当時の横浜の様子だったり、発展の様子についてである。
まあ他の資料館でもこういうのあったから飽(以下略
あとけっこう広い資料閲覧室もあったりする。
という感じ。
やっぱレトロな西洋建築っていいよね。
以上
【交通手段】日本大通り駅から徒歩5分
【入館料】資料館のみ200円
【滞在時間】30分
【混雑度】★★(他に2~3名)
【URL】