神奈川Cスポ探索日記

神奈川Cスポ探索日記

神奈川県内の観光スポット、って言えるかどうか微妙なスポットを巡っています

海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部

 

JAMSTECは海洋に関するあれこれを研究する独立行政法人であり、横須賀市に本部を持っている。

 

 

 

「具体的に何をやってるの?」と言われると、まさに「いろいろ」である。

 

深海探査機の開発、海洋・海底環境や生物に気候の研究など、海洋に関するもの全般が守備範囲(続きは公式HPのwebで)

だから横須賀本部もけっこうな大きさである。

 

見学可能日と時間帯は決まっており、毎回公式HPにて公表されているので、それに申し込む必要がある。

だいたい月1ペースで開催しているようだが、おそらく海洋マニアが集うのであろうか、高確率で満員御礼になっている模様。

 

 

 

 

というわけで予約開始日に速攻で申し込みをしてみたら当選してしまったので、見学ツアーに参戦である。

なおツアーは平日しかやっていないので、普通のサラリーマンは休暇をとって臨む。

 

 

 

追浜駅からバスで20分ほど。

日産や住友の工場をくぐりぬけ、夏島の最奥に本部はある。

 

なおJAMSTECまで行くバスは1時間に一本しかない。

他のバス路線との分岐点になる「日産自動車前」「東京ファイン前」バス停までは本数けっこうあるようだけど、これらのバス停から歩くと30分近くかかる。

 

 

 

本部に到達すると、正門前ですでに結構な数の人が待機していた。

時間になると案内役のJAMSTEC職員が登場し、敷地内へ誘導される。

 

 

 

まずは本館の会議室に通され、そこで機構の概要説明を受ける。

 

 

 

そのときにもらったもの。

中身はパンフレットやらチラシがいくつか。

 

 

 

そしてブタメン

「施設内に深海の高圧力を再現した水槽があるけど、そこにブタメンのカップを突っ込むとこんだけ縮む」ってことらしい。

 

もとのサイズ知らないけど、カップヌードルくらいはあるんでしょ?

こんなストラップサイズにまでなるのねえ

 

 

 

シャーペンももらった。

キャラもいるんだな。

 

 

20分ばかし説明やビデオをみたあと、移動。

 

 

 

 

本館の隣にある、深海総合研究棟へ。

 

 

 

ここでは深海にすむ生物の鑑賞。

この水槽は深海と同じく水温4℃に保たれていて、その深海に生息する貝が入れてある(真ん中のオレンジっぽいやつ)

 

深海には硫化化合物とかしかなくて普通の生物はそんなものから栄養取れないけど、こういう貝は体内にバクテリアを飼っていて、そのバクテリアが硫化化合物を栄養素に変えて貝に摂取させてる。排泄もバクテリアがやるので、貝には排泄器官がない。

 

っていうことを職員さんが言っていた気がする。

はんぱない進化だな。

 

 

 

ライン形式でのご説明である。

 

 

くじらの骨。

深海に沈んでくるので、そのなかに生物が生息する模様。

 

 

 

クジラの骨に生物が住み着いた図。

このモヤシみたいなのがそれらしい。

部分的に青くなってるけど、それはこいつらを水槽に放り込んだ時にわざと青くマーカーしておいて、そこからどれくらい伸びるかを測定しているんだと。

だとすると、めちゃくちゃ伸びてるな。

 

 

 

ロッカーには色紙なんだか子供のお絵かきみたいなもの。

 

 

 

生物コーナーは終わったので、ぞろぞろ移動。

 

この次は、「深海のマグマの状況を機器で再現して何が起こっているかシミュレートする」研究室的なとこに通されたけど、そちらは撮影禁止だったので写真なし。

 

その研究者の職員がけっこう偉い人らしくて、「土星のとある小惑星の中に水があるみたいなので、探査機を突入させて水を採取し、宇宙においてどのように水が生成されたのか調査する」プロジェクトを担当しているとのこと。

 

もはや海洋にとどまらず、宇宙にまで飛び出すJAMSTEC職員である。

 

 

 

 

深海研究棟から出て、次は深海調査船のドックへ。

 

 

 

「しんかい6500」という潜水船が、偶然にもドックにいたので、本物を見学できることに。

名前のまんま、深度6500mまで潜れる潜水艦で、海底の地形や生物の調査に利用されている。

 

 

 

アームがすごいごちゃごちゃしてる。

 

 

 

しっぽ部分。

 

 

 

そのとなりには、「うらしま」という潜水艇も。

こちらは航海ルートを設定しておき、無人で動くらしい。

 

 

 

音響ビームを使って、深海の地形がどのようになっているかマップを作るそうだ。

彼も現役の本物であり、船の左舷部分にいろいろ企業秘密が搭載されているらしいので、部外者が見て良いのは右舷部分だけとなっている。

 

 

 

がやがやとドックも見学が終了。

 

 

 

 

すぐ外は港湾になっており、JAMSTECの船たちはここから出て、調査結果や深海生物を連れて戻ってくるらしい。

ただ持っている区画はこのうちの一部だけであり、右に泊まっている船は日産の関係だと思われる。

きっと予算の都合で狭い区画なのだろう(涙)

 

 

 

 

広い敷地をまわりつつ、本館に戻る。

さきほど見た、しんかい6500のレプリカが放置されている。

ドックにいないときはこれをみて満足しろ、ということだろう。

 

 

もうひとつでかい展示があったけど、なんだったかは忘れた。

 

 

 

ひろい運動場 兼 訓練場 兼 お昼休みのサッカー場

 

 

 

これは食堂で「しんかい亭」というらしい。

たぶん深海魚は出してないと思われるので、食べたければ沼津にでも行くしかない。

 

 

 

本館に戻ったら、ツアーは終了。

帰りのバスまで時間があるので、お土産ショップをみたりする。

 

 

 

 

深海グッズいろいろである。

 

 

とまぁ、こんな感じ。

ツアーの所要時間は2時間で無料なので、なかなか楽しめる企画である。

 

ツアー参加者はだいたい30人くらいで、年配の夫婦や単独参加が多かったけど、学生っぽい人もいたな。

(たぶん私以外は)おそらくみんな海洋に興味があるか、専門にしているかの人で、質疑応答の時間では専門用語的な質問も出てた。

 

 

以上。

 

【交通手段】追浜駅から京急バス「追6 海洋研究開発機構 住友正門(循環)」

      海洋研究開発機構バス停まで20分程度。

      バスは1時間に1本程度。

【入場料】無料

【滞在時間】2時間

【混雑度】★★★★(写真撮るのに苦労する)

【URL】JAMSTEC | 海洋研究開発機構 | ジャムステック