龍口山 常立寺
常立寺(じょうりゅうじ)は江の島近くにある日蓮宗の寺である。
鎌倉時代、元から来た降伏勧告の使者を北条時宗が処刑したが、その死者が弔われていると言われている。
江ノ電でも来れるが、地元民が悲鳴を上げるレベルで混みすぎているので、私は毎回モノレールを使っている。
湘南江の島駅の、江の島方面じゃない方の出口から左折。
観光地から離れた、地元民の暮らすエリアへ入っていく。
これが入り口。
なおグーグルマップでみると、常立寺の右側にある大きな道路が接しているように見えるのだけれど、この道路と寺は崖で隔てられている。
寺へは、左にある道路から行く必要がある。
この辺りの「龍ノ口」という場所には処刑場があった。
そこで処刑された人を弔うために寺が建てられたとのこと。
線香を立てるところ。
これを左に曲がると
元の使者を弔っているという塚。
あくまで弔っていると「伝えられている」塚である。
青い何かが巻かれているが、モンゴルで青は英雄を表すらしい。
2005年に朝青龍や白鵬らが参拝に来て以来、モンゴル人力士は毎年参拝にやってくるとのこと。
2007年には当時のモンゴル大統領も来たとか。
刻まれている「誰姿森(たがすのもり)」というのはこの辺の地名のことで、処刑された使者たちが埋葬された場所。
その元使塚、という意であるようだ。
本堂。
右方向にはトイレとか受付とか。
蛇口。
これが受付。
受付むかって右からの光景。
湘南モノレールのレールと、その下にガードレールが見える。
ガードレールがある道路は、↑のグーグルマップで挙げた「右側の道路」。
崖飛び降りない限り、こっちには来られない。
なんかの建物。
さっきの塚の奥の方には、けっこう広そうな墓地があり、墓参りしている人も若干いた。
鐘。
常立寺って書いてある。
駐車場もあったけど、「一般利用お断り」って書いてあった。
寺関係者しか使えないのだろうか。
以上。
【交通手段】江の島駅から徒歩5分
【入場料】無料
【混雑度】★★(墓参客が2~3人)
【滞在時間】15分
【URL】公式HPなし。