C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

JICA海外移住資料館

 

JICA横浜のビルの中に、海外移住資料館なるものがある。

 

 

 

 

みなとみらいにあるJICA横浜の施設は8階建てであり、

 

1F ギャラリー&会議室

2F 図書館&海外移住資料館

3F レストラン

4F以上 会議室とか関係者宿泊施設

 

 

 

 

1F部分のギャラリーはこちら。

展示物は時期によって変わるらしい。

このときは、途上国で使用されている、ちょっと奇抜な道具について。

 

 

 

 

ラオスで使われているとかいう、電動バス。

バイクじゃなくて、バス。

充電バッテリーで動くので環境にやさしい。

 

 

 

上を歩くことで発生する振動だけで、発電ができる床。

実際に歩いてみると、床についてるライトがピカピカする。

 

 

日光に当てると周りの鏡が反射して、真ん中のフライパンに熱を集める。

晴れの日はこれで料理できます。

雨の日は残念。

 

 

 

木のラジオ。現地の木材を使います。

ラジオだから燃えるほどの熱は発さないか。

 

 

 

 

そうとう強引なサッカーボール。

キャプテン翼で、こんなボールで練習してた人いた気がする。

 

 

 

段数が多いほど、読み書きできない人が多いという意味。

ニジェール圧勝。

 

 

 

 

けっこうボリュームのあるギャラリーを見終わったら、こんどは2階へ。

海外移住資料館はここ。

 

 

 

入場無料だけど、写真撮影できる場所が限られているのが残念。

これは撮影できるうちの一つ。

アメリカのローズ・フェスティバルとかいう祭りに、日系人が出した山車。

祖国のそれの原型留めないくらいトロピカルになっている。

 

 

 

現物の山車の写真はこちら。

 

 

 

展示品は、日本人が海外へ移住する歴史と、現地で日系人が使っていたグッズなど。

 

歴史については、早い話が

 

1.明治時代から移住者あらわる。貧困に陥った出稼ぎ人間か、出世を目論んで海外で経験を積もうとした書生の2パターンが多数。出稼ぎ日本人は、海外で成功すると家族を呼び寄せて完全に移民となる。

 

2.ハワイでプランテーションやるから大勢の出稼ぎ日本人が渡ったが、労働条件酷すぎてすったもんだの末、改善したりする。南米とくにブラジルでは、農機具に慣れた日本人の活躍で生産性が飛躍する。

 

3.日本人移民が増えすぎて、20世紀初頭にアメリカで禁止令。そのあと大戦となり、各国の日系人は収容されたり疎開させられたり、厳しい待遇となる。

 

なんかそんなかんじ。

 

 

 

 

写真が許されるゾーン その2

 

明治時代に日本人が渡航する際に持ってた旅行かばんなど。

田舎の出稼ぎ農民は海外渡航のやり方なんか知らなかったから、港町には道具を整えてくれる商売人がいたらしい。

 

あと当時はパスポート取得するのに、村→郡→県という順に許可を得ないといけないので時間かかったりとか、パスポート発行できる県と出来ない県があって、出来ない県の人は出来る県まで遠路はるばる取りに行かないといけなかったとか。

いろいろ面倒なので、手続き代行屋がけっこう出現した模様。

 

 

 

 

 

写真が許されるゾーン その3

 

アメリカでの日本人による、よろずや

カウンターとか海外チックだが、日本特有のものも置いてある。

 

 

 

しかし「日本」って名前の酒は、そのまんま過ぎるよなあ

 

こんな感じで、おしまい。

 

あと企画展もやっているけど、そっちは撮影可能だった。

普通は常設展が撮影可能で、企画展はダメなのにね。

 

 

なお3Fのレストランは海外フードがお安く食べられるとかで、土日の昼はかなり混みあうらしい。

私はあきらめて、空いてる中華街の店で終わらせました。

 

 

以上

 

 

【交通手段】桜木町馬車道駅から徒歩10分

【入館料】ギャラリー含めて無料

【滞在時間】40分

【土日の混雑度】★★(他に2~3人)

【URL】

www.jomm.jp