C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

旧吉田茂邸地区と吉田邸

 

 

大磯は、吉田茂の自宅があった土地である。

その屋敷周辺は、旧吉田茂邸地区として公園整備されている。

 

 

 

 

大磯駅から吉田茂邸地区までは歩くと30分程度。

バスは10分単位で出ていて、最寄りの「城山公園」までは5分。

タクシーだらけでバス停の位置が分かりづらいが、道路わたって右手の方である。

 

 

 

 

「城山公園」で下車し国道1号を西へ向かってちょっと歩くと入り口。

 

 

 

 

 

土日はガイドもやっている。

 

 

 

 

公園への入場門。

サンフランシスコ講和条約締結時に、記念として建てられたものだそうだ。

 

 

 

 

入園して最初に見えるのは、日本庭園。

予想以上の規模。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭園から上への階段をのぼり、吉田茂像へ

 

 

 

 

 

鬱蒼とした道を抜けると、開けた道路。

 

右手に太平洋が広がるのだが、潮風を防ぐため松が大量に植えられている。

よって海は見えないが、ところどころ木の間を風がくぐり抜けてきて、それが涼しい。

 

 

 

逆光で見えづらくなっているが、吉田茂像。

 

 

ここからなら海が見渡せる。

 

 

 

さらに奥のほうへ。

 

 

坂を下って、入り口方面に戻っていく。

海側へは松が多かったが、この辺りの樹木は様々で、木かげ木かげ。

 

 

 

入り口の日本庭園の前に戻ってきたら、今度は庭園の向かいにある旧吉田邸へ。

 

 

 

吉田茂の邸宅自体は2009年になんと火災で焼失してしまったのだが、

再築されて2017年から一般公開されるようになった。

 

 

というわけで邸内はやたら新しい。

受付で入場料500円を払って右手に行くと、まずは応接間。

 

 

 

椅子の間隔ちかいな

 

 

 

吉田茂とゆかりのある人々

 

 

階段上がって2階へ

 

 

 

和室になっている。

新築なので、木の香りがすごい。

 

 

うらやましいヒノキ風呂。

 

 

書斎。

和室の片隅に書斎を設けるってなかなか珍しい。

 

 

 

書斎の本棚。

 

 

官邸直通の黒電話があったそうだ。

8年ほども首相をやっていたからこそだが、大磯まで直通電話引いてるってすごいな。

 

 

 

蔵書?

「スポーツ人生万歳」なんてハイテンションだな。

 

2階から降りて1階へ。

 

 

この石あとは、旧邸宅焼失前には建物があった箇所らしいが、

再築はされなかった部分である。

おそらく予算の事情なのだろう。

 

 

 

ただ再築されたおかげでエレベーターが設置されるなど、

バリアフリー吉田茂である。

 

 

 

壮大な食堂部分。

庭園が見えるのがgood。

 

 

高知にルーツを持つ吉田は、その地酒の司牡丹がお気に入りだったようだ。

左のラベルいいな。

 

 

 

食堂からは庭園が見渡せる。

基本どの部屋にも大きな窓があって、外が見えるのが良いところ。

 

 

食堂を出ると、本館はおしまい。

ここからは新館部分である。

 

 

 

これは金の間。室内にいろいろ金が使われているそうなのだが・・

 

 

いまいちよくわからないな。

 

 

 

 

この取っ手の部分がそうなのだろうか。

 

 

 

額縁や襖も、ほんのりゴールドな気がする。

 

 

 

これまたヒノキ風呂。

 

 

 

あと1つあるのが、書斎兼寝室である銀の間。

ベッドと本棚しかない、けっこう侘しい部屋である。

この部屋の銀要素はよくわからなかった。

 

 

吉田邸おしまい。

 

 

 

 

邸宅部分は有料だったけど、庭園部分は無料だし広いから、のんびりするにはいいかも。

案外たのしめる場所でした。

 

以上。

 

 

【交通手段】大磯駅からバス5分、「城山公園」下車

【入場料】500円(吉田邸のみ)

【混雑度】★★★(写真撮ると他人が映り込む)

【URL】大磯町郷土資料館・旧吉田茂邸サイト