C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

神奈川県

龍寶山 興全寺(とんがらし地蔵)

龍寶山 興全寺(りゅうほうざん こうぜんじ)は、寒川神社の隣にある曹洞宗の寺院である。 お隣の寒川神社とは関係が深く、この寺院の守護神が寒川神社の寒川大明神であり、また寒川神社神官の菩提寺がこの興全寺。 なんだか互いに持ち株会社みたいになって…

横浜人形の家

【長文注意】 横浜人形の家は、大量の人形を展示する家、もとい4F建てのビルである。 笛長いなー もともとは大野英子さんの人形コレクションを展示する施設だった。 元町で真珠店を経営していた大野さんは、世界各国に営業にいく度に現地の人形を購入し、そ…

横浜検疫所 旧細菌検査室

横浜検疫所の旧細菌検査室は、野口英世が検疫業務を行っていた施設である。 明治時代に海外との人・モノのやり取りが増えるにあたって、病気も持ち込まれてしまうので、横浜市金沢区長浜に検疫所が設けられ、渡航者が伝染病に感染していないか検査を行ってい…

茅ヶ崎市文化資料館

茅ヶ崎市文化資料館は、茅ヶ崎の郷土資料館である。 もう外観から悟れる昭和建築。 たまげたなぁ。 この資料館は常設展が1F、企画展が2F。 残念ながら常設展では撮影禁止であるので、写真なし。 入場無料なんだから撮影禁止にする意味がよく分らんのだが、…

氷室椿庭園

氷室椿庭園は、茅ヶ崎にある椿の庭園である。 氷室と言ってもマリオネットの方ではなく、三井不動産の元副社長である氷室 捷爾(しょうじ)さんの庭園を遺族が茅ヶ崎市に寄付して、一般公開されている。 庭園は思いっきり住宅街の中にあるので、自転車でも来…

南湖院記念 太陽の郷庭園

老人ホームです。 いや親族の見舞いに来たわけではなく、かつて存在した巨大な結核療養施設「南湖院」の旧病棟を見に来たのだ。 日本における結核治療の第一人者 高田畊安が1899年に開設し、有名無名の数多くの結核患者を治療・療養させ、茅ヶ崎を一大医療タ…

茅ヶ崎ゆかりの人物館

茅ヶ崎にゆかっている人物を知るための資料館です。 入場料は200円。すぐとなりの開高健記念館と合わせると300円なのでセットでどうぞ。 2棟からなっており、正面にあるのが展示室。 左側のがイベント用の多目的館である。 開館は2015年2月と、ずいぶん新し…

泉橋酒造

泉橋酒造は、海老名にある日本酒の酒蔵である。 農業的には結構残念な土地である神奈川県において、海老名は貴重な米どころであり、また名水である丹沢山系の相模川が通る地域でもある。 泉橋酒造はこの地で1857年から営業している。 その泉橋酒造は、毎…

大和市郷土民家園

大和市郷土民家園は、江戸時代に大和市域にあった民家を飾っているところである。 民家園と言えば川崎の日本民家園が圧倒的すぎるのだが、なんと大和市にもある。 川崎の民家園が25棟もの古民家を並べているのに対し、こちらは2棟ではあるが。 まぁ川崎が異…

時宗 当麻山 無量光寺

無量光寺は、時宗教団発祥の寺である。 寺門まわりの風景。 神奈川県民でも存在を知らないという、JR相模線の原当麻駅から徒歩15分。 ここはもともと一遍上人が草庵として利用していた土地。 一遍の死後に、弟子であった他阿(たあ)が信徒を教団としてま…

横浜市技能文化会館 匠プラザ

横浜市技能文化会館には、職人たちの技能や道具を展示する匠プラザがある。 技能文化会館は地下鉄の伊勢崎長者町駅すぐにあり、ここの1Fが匠プラザである。 建物自体には技能体験セミナーや就労支援・会議室など様々な機能があり、普通のビルである。 入口…

横浜山手・テニス発祥記念館

ここは日本におけるテニス発祥について語る記念館である。 中はログハウスな感じ。 外は現役のテニス場。 入口正面にあるのが、この展示。 右側は昔のテニスボール。 石を芯にして、布で包んで糸で巻いているらしい。 なにそれ痛そう。 15世紀頃のラケット…

神奈川県埋蔵文化財センター

埋蔵文化財センターは、神奈川県で発掘された埋蔵文化財を飾っているところである。 開館時間は主に平日だが、第二土曜日も開いている。 殆どの利用者は研究者か学校教育と思われるので、この開館日時は一般利用者には厳しい仕打ちかもしれない。 エントラン…

旧英国七番館

旧英国七番館は、山下公園近くにある西洋館である。 1922年、イギリスの貿易会社であるバターフィールド&スワイヤ商会の横浜支社として建築された。 「山下町7番地」に建てられたので、7番館である。 スワイヤグループは、現在も世界中で13万人以上…

藤澤浮世絵館

藤澤浮世絵館は、辻堂駅近くにある浮世絵専門美術館である。 ココテラスというビルの7Fにある。 このビルにはアトリエや書道教室、サッカー教室や塾など様々な学芸施設が入っている。 一方で藤沢市の下水道や建設部局など、思いっきり相反する部署も入居し…

ふじさわ宿交流館

ふじさわ宿交流館は、藤沢宿の様子の展示&公民館的なやつである。 藤沢は東海道のほか、大山街道・江の島道など大規模中規模の街道がわらわら集まってくるところであり、自然と人も集まるところであった。 さらに遊行寺も隆盛したので門前町として栄え、江…

時宗総本山 遊行寺(清浄光寺)

藤沢にある遊行寺は、時宗(じしゅう)の総本山である。 正式名称は「清浄光寺」であるが、遊行上人と藤沢上人が同じであるため、この藤沢の寺が遊行寺と呼ばれるようになったらしい。 何を言っているのかわからねーと思うが(以下略) 寺に向かってのぼって…

城願寺 ビャクシンと土肥一族の墓所

城願寺には、源頼朝の武将であった土肥実平一族の墓所と、巨大なビャクシンがある。 位置的には湯河原駅のすぐ北側なのだが、湯河原駅には南側にしか改札が無いので、ぐるーっと回って行くことになる。 まあ10分もあれば着くが。 民家が並ぶ中、とつぜん鬱…

木村美術館

木村美術館は、日本刀を展示する美術館である。 湯河原駅から、鍛冶屋行きバスで10分程度。 「宮渡橋」バス停で降り、この地蔵の大群がいるところを右方向へ。 この方面のバスは30分に1本ペースである。 目の前に見える高架は、東海道新幹線。 農村地帯…

町立湯河原美術館・平松礼二館

これは湯河原の温泉街にある美術館である。 この地を気に入った画家 平松礼二を記念する館が併設されている。 エントランス。 青いビニールシートがあるのは、このとき工事中だったから。 エントランス部分には、お土産屋のほか、奥に小さなカフェっぽいのも…

不動滝

不動滝は、湯河原の奥の方にある滝である。 奥湯河原方面に向かっていく坂の途中で出くわす。 温泉街から歩いてこれる距離であり、バスも1時間に4本は走っているので、案外アクセスは楽。 階段を上っていく。 階段を少し登って振り返って見た図。 いちおう…

人間国宝美術館

人間国宝美術館は、人間国宝の作品を展示する美術館である。 人間国宝とは、正式な用語でいえば「重要無形文化財保持者」。 工芸技術・演芸技術のうち、非常に高度で重要だと文部科学省により認定されるものであり、後継者を育成するよう年に200万円の補…

【閉館】かぼちゃ美術館

※ 2019.10月現在 公式HPが無くなってしまいました。閉館したのかもしれません。以下は開館していた時に訪問した内容です。 湯河原にあるかぼちゃ美術館。ファンシーで可愛らしい名前ですね。カップルとか女子とか結構くるのでしょうか。カフェも併設されて…

西村京太郎記念館

人が死んでますけど大丈夫でしょうか。ミステリーサスペンスの巨匠 西村京太郎の記念館では、館内でも殺人事件が起こっているようです。 概要 アクセス 駐車場 料金 展示1 鉄道模型にアシモ 展示2 死体を探そうクイズ(不穏) 展示3 本人のサイン会やって…

福泉寺 首大仏

福泉寺は、首大仏でおなじみである。 湯河原駅から奥湯河原に向かうメインストリートを左に曲がり、川を渡るとこの盛大なネタバレ看板が出てくる。 これは迷いようがないね(ニッコリ) ちなみに川を渡ると熱海市なので、もはや神奈川じゃないが、まあ多少は…

湯河原町郷土資料館

湯河原町郷土資料館は、湯河原に関する郷土資料館である。 バス停「落合橋」からすぐ、湯河原温泉観光協会の建物があるが、この館内にある。 2階にあがり、公民館的な廊下を奥の方へ。 これ。 見るのにあまり時間は掛からなさそうだね(老並感) まずは春夏…

光風荘(湯河原の2.26事件現場)

歴史の授業でお馴染み「2.26事件」は、右翼の軍人が高橋是清 大蔵大臣をはじめ政府重鎮を殺害したクーデターです。あれ東京の話なんですけど、実は湯河原の温泉旅館でも襲撃事件が起こっていたのだ。その現場である光風荘が現存しているのです。 概要 何で2.…

二ヵ領せせらぎ館

二ヵ領せせらぎ館は、登戸にある多摩川に関する資料館である。 この資料館は、国交省の二ヵ領用水 宿河原堰管理所の建物内にある。 二ヵ領用水とは? 地図の通り、せせらぎ館の上に多摩川があるが、左側にも小さい川(宿河原用水)が流れている。 これを辿っ…

宮川香山 眞葛ミュージアム

眞葛ミュージアムという陶磁器美術館が横浜駅近くにあると言うので、行ってみる。 きた東口を出て、ベイクォーターのショッピングモールを抜けてポートサイド方面へ徒歩10分。 この通りは薬局やショップが並んでいるから、THE美術館みたいな建物を探してい…

海老名温故館

海老名温故館は、海老名の郷土資料館である。 もとは1918年に建築された海老名村役場の旧庁舎である。 もっとも老朽化のため解体移築して2011年に復活させているので、当時の建物そのまんまではないようだ。 そして温故館自体は1921年から存在し…