C級スポット探索日記

C級スポット探索日記

各地の資料館・博物館・珍スポを回り倒すのが趣味です。転勤族(神奈川→埼玉→長野)

山手111番館

 

 

横浜市イギリス館から、噴水を挟んで向こう側にあるのが

山手111番館だ。

「山手町111」という住所なので、こういう名前になっている。

 

 

 

正面から見た図

 

 

 

 

入り口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替える。

西洋館は観覧無料なのが良いところ。

 

 

 

入場すると、吹き抜けのある開放的なホールがお出迎え。

 

 

 

ホール右手にはオルガンが。

上に飾られているのは図面だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホールを左手に行くとキッチンがある。

 

 

 

 

 

蛇口のレバーが個性的。

 

 

 

 

 

広い食堂の大きな窓からは、ガーデンが見渡せる。

 

 

 

 

 

ホール右奥の部屋は居室だったらしい。

いまはギャラリーとして利用できる。

 

 

 

 

 

 

西欧風のタイル張りなユニットバスは

日本人には慣れないものである気がする。

なんとなく、見た目的に・・

 

 

 

 

 

湯船の蛇口は構造が複雑だ。

 

 

 

 

 

2Fもあるが、通常は立ち入れない。

見学会の際には公開しているようだ。

 

 

 

地下部分は元ガレージであり、今は喫茶室が営業している。

表から建物をみると地下部分は見えないが、

土地に傾斜があるため、背面からは見られる。

おかげで正面からは2F構造、背面からだと3F構造。

 

 

以上

 

【交通手段】元町中華街駅から徒歩10分or桜木町駅からバス15分

【滞在時間】20分

【入場料】なし

【土日の混雑度】★★★(写真を撮ると他人が映り込む)

【URL】

山手111番館公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会

 

横浜市イギリス館

 

「港のみえる丘公園」の中央に佇む横浜市イギリス館。

 

 

 

 

この表札の通り、元はイギリス総領事公邸だったのを、

1969年に横浜市が取得した。

 

 

 

 

この一帯はローズマリーガーデンにもなっており、

白い質素な外装と色とりどりの花がマッチしている気がする。

 

 

 

中に入ってみよう。

入場は無料だ。

 

 

 

1F右手のホールはコンサート会場として利用されている。

利用頻度は高いようで、この日もホールの中から演奏や合唱がきこえた。

 

 

 

 

奥にあるのは給湯室だ。

少し寒々しい感じがする。

 

 

 

コインロッカーもあるよ!

 

 

 

台所

 

 

 

 

現代的な電子レンジ・冷蔵庫が備わっており、

「次の人が気持ちよく利用できるようにしましょう」という張り紙もあったことから、

もしかしたらホールと同様に利用できるのかもしれない。

 

 

 

 

 

2Fへあがる

 

 

 

階段の窓の外からは、公園の景色が見渡せる。

総領事館だけあって、良い立地である。

 

 

 

 

2Fにあるのは、集会所・寝室・小部屋×2・居間・トイレ。

トイレは現代人用。

 

 

 

 

 

 

旧1人用寝室。

現在はホール使用者などの控室として使われている。

 

 

 

 

開放的な窓がある居間は、食事スペースだ。

 

 

 

なぜか食器は和食である。

 

 

 

総領事夫妻用の寝室手前にある小部屋も、いまは控室。

TVが置いてあり、この辺りの西洋館の紹介ビデオを放映している。

 

 

 

こちらが寝室

 

 

ダブルベッドにしては少し小さい?

 

 

寝室向けに、照明も暖かみがある。

 

 

寝室の奥の休憩所。

タイル張りで少し寒い感じがするが。

 

 

 

 

照明も変わっている。

部屋ごとに照明の種類が違うので、それぞれ見比べてみても

面白いかもしれない。

 

 

 以上

 

【交通手段】元町中華街駅から徒歩10分or桜木町駅からバス15分

【滞在時間】30分

【入場料】なし 

【土日の混雑度】★★★(写真を撮ると他人が映り込む)

【URL】

横浜市イギリス館公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会

 

池子の森自然公園と遺跡群資料館

神奈川にある米軍ベースといえば横須賀が思い浮かぶが、横浜市金沢区と逗子市の境目である池子(いけご)にも、米軍関係者が居住する地区がある。

 

 

横須賀のベースのように、居住者や一部の許可を受けた者のみしか

以前は立ち入りできなかったようだ。

だが現在は、緑地部分を「池子の森自然公園」として開放。

今回は、その自然公園と、公園内にある「遺跡群資料館」に行きました。

 

 

 

 

最寄駅は京急神武寺駅

 

 

なお、この神武寺駅には2つ改札口がある。

1つは一般人向けのもので、新逗子方面のホーム側に存置。

もう1つは八景方面のホーム側にあり、池子ベース居住者や許可を受けた者のみが使えるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

駅を出て、県道205号を南下

 

 

徒歩5分くらいで十字路に。

右折して、踏切を渡ると池子ベースがみえてくる。

 

 

 

英語表記。

基地の前なのだから、当然か。

 

 

 

 

 

 

この道を右折すると住宅地区となり、一般人が入ることはできない。

高速道路の料金所のような作りになっており、そこでは米軍人が検問をしている。

まっすぐいけば、自然公園に向かう。

 

 

 

この左側にある施設が検問所のように最初みえて、

「あれ?開放されているはずなのに検問?」ってすごい慌てたのだけれど、

実はただのトイレ。

開放時間内であれば、自由に出入りできる。

 

 

しかしこの辺で無防備に写真をパシャパシャやっていると、

住宅方面への検問所にいる軍人がこちらをガン見。

撃たれてしまっては困るので、そそくさと立ち去り。

 

 

まっすぐ自然公園内へと進むと、灰色の建物が見えてくる。

これが、遺跡群資料館&公園事務所である。

 

 

 

この一番左側のドアが、遺跡群資料館の入り口。

右は公園事務所となっている。

 

 

 

 

 

資料館は3Fにあるので、エレベーターでのぼる。

 

 

 

 

エレベーターを降りると、広がるのは

 

 

 

 

 

この廊下の先が資料館だ。

 

 

資料館っていうより、資料室というべきか。

閲覧は無料です。

 

ちなみに、資料室の手前に窓口があり、

2人ほど従業員が確認できたが、とくに話しかけられることはなかった。

 

とはいえ私は古代遺跡に関する知識は一切ないので、

話しかけられてもアウアウすること必須だから、

逆にこれで良かったのだろう。

 

 

 

 

資料館内には、池子地区で見つかった土器や陶磁器的なものが。

まぁよくわからないから、ざっくり見させてもらいましたけれども(白目

 

 

地元の子供がつくったのだろうか、ファンシーな展示も。

 

 

 

 

滞在10分()ほどで資料館を出発し、公園の奥へとむかう。

 

 

 

 

以前はここで検問してたのかな?

ゲート。

 

 

 

テニスコート

公園内にはこのようにスポーツ施設もある。

一般人は利用できるのだろうか。

 

 

 

 

 

さらにすすむと、分かれ道に出る。

これをまっすぐ行くと、行き止まりのようだ。

左にまがると、久木中学方面へ抜ける出口となる。

公園の出入口はここと、最初に入ってきたところの2か所。

 

 

この出口への道は舗装されていないので、雨天時は注意。

 

 

 

公園敷地から出て、奥に見える久木中の手前を通り、住宅街に。

 

 

 

これをまっすぐ行けば、逗子駅へ続く道路にでる。

駅までは徒歩20分程度。

 

以上、1時間半程度の行程でした。

散歩がてらにはちょうどいいくらい。

また、公園内の林を散策できるルートもあるので、

ハイキングしたい方はそちらも良いだろう。

 

 

逗子市HPにも記載の通り、公園は土日休日の8:45~17:00のみ開放。

なおwikipediaには「遺跡群資料館ふくめ公園内への立ち入りには事前申し込みが必要」という旨の記載があるが、これは公園一般開放が決まる前のものであり、現在は上記開放時間内であれば事前申し込みは必要ない。

 

住宅地区の方も年に一回の開放日があるようなので、

その時にも訪問したいところ。

 

池子ベースの歴史や詳細、公園開放の経緯などは

ウィキやはまれぽの記事が詳しいので、そちらをご参照いただきたい。

 

以上

 

【交通手段】京急神武寺駅から徒歩10分(池子の森自然公園の入口まで)

      久木側出口(久木中学の南東)から逗子駅までは徒歩20分

【滞在時間】60分(資料館は10分)

【入場料】なし

【混雑度】★(他に誰もいない)

【URL】池子遺跡群資料館 | 逗子市

    

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